【子ども食堂レポその2】 つくば市「竹園土曜ひろば・ランチ交流会」
子ども食堂サポートセンターいばらきの伊東です。
少しずつ暖かい陽気になってきました。皆さん、体調はいかがですか?
体調を崩されないようお気をつけください!
早速ですが、県内の子ども食堂の調査報告をしていきます!
10月に訪れたのは、「竹園土曜ひろば」
毎月第1土曜は「竹園だれでもカフェ」、第3土曜は「ランチ交流会」を竹園交流センター(つくば市)で実施しています。
早速、代表の毛利さん、副代表の山内さんにご案内いただき調理室へ。
次回来るときは、お重箱を持参!?
ランチ交流会では、プラスチックのお弁当箱、またはマイお弁当箱を参加者が持参するスタイル。持参しなかった場合は、プラスチックのお弁当箱を渡しますが、各々自宅に持ち帰り洗って返却するそうです。マイお弁当箱に美味しそうなおかずをつめてもらえるなんて、夢のよう!次回、行くときはお重…お弁当箱を持参しようと思います!
~今日の献立~
・常陸牛ロース肉のビビンバ風
・ナムル(パパイヤ、ニンジン、小松菜、もやし)
・わかめと長ねぎのごま油炒め
・酢レンコン
・粉ふき芋の青のり風
・芋ようかん
バラエティーに富んだラインナップ♪
ランチタイムまでに着々と準備が進められていきます。
調理スタッフは15人。現在、コロナの影響もあり、人数制限がされているとのことで野菜・お肉の調理などそれぞれの調理台に分かれて、作業をしています。今回使用したわかめも、水で戻すだけでなく湯切りをする徹底ぶり。衛生管理にも注意を払います。「子どもたちに食べてもらうものだからね」と素敵な笑顔で語ってくれた調理スタッフの皆さん。
季節に合わせた絵本の数々、高校生との交流
調理室を後にして、受付のある2階の大会議室へ。黒板の前にたくさんの絵本、おりがみや紙芝居、みんなで楽しめるおもちゃなどなど。絵本は、季節に合わせたものをセレクトされているとか。
当日は、高校生のボランティアの皆さんも。集まってきた子どもたちに、絵本の読み聞かせしたり、ボードゲームなどで遊んだりしながら、ランチタイムを待ちわびます!
そのころ、調理室ではランチタイムの準備が佳境を迎えます。調理ができたおかずを配膳スペースに移動させ、土足でも入れるようブルーシートを床に貼付け、テーブルを運び込みます。見本の入れ方をみんなで確認し合いながら準備完了!!
世界に一つだけのオリジナルお弁当
ランチタイムが始まると、マイお弁当箱をしっかりと抱えた子どもたちの列ができます。お弁当箱は、大きさやかたちが違うので丁寧につめていきます。おかずとご飯のバランスが絶妙!世界に一つだけのお弁当が出来上がり!
私もお弁当いただきました♪
最初は「粉ふき芋」。青のりの香りが口の中いっぱいに広がります。メインのビビンバは、お肉と野菜を一緒に。青パパイヤがいいアクセントになってごはんが進むススム!わかめとレンコンの炒め物は箸休めにGOOD。あっという間に完食してしまいました笑。
みんなで同じ釜の飯を食う。距離を取りながらですが、みんなで一緒にご飯が食べられることがこんなにあったかいとは…。ずっとコロナで自粛期間が続いているので、コロナ前は当たり前だったことが、こんなに大切な時間になっていることを実感しました。
食後はのんびりタイム♪
食後は、ジェンガで遊んだり、ボードゲームをしたり、のんびりと過ごします。毎回、活動する日は、テーマを決めて楽しんでいるそうです。
今日のテーマは「地域の高齢者の方へお手紙をプレゼントしよう」。お手紙と一緒に絵を描く子どもたちやママさんたち。お手紙を通じて、多世代が交流を深める、地域とつながり、人と人とがつながるって素敵だ~。
「竹園土曜ひろば」は、2018年に「食を通じた居場所づくり」として始められたそうです。「子どもの貧困」だけではない市内の様々な課題への取り組みとして、だれもが集える「地域の居場所」として活動を続けています。「継続することが大切です」と代表の毛利さん。私たちの活動も同じく、「サポートし続ける」ことを大切にこれからも精進していきます。
子ども食堂調査まだまだ続く!
次回も乞うご期待!
団体名:竹園土曜ひろば
開催日: 毎月第1土曜「竹園だれでもカフェ」、第3土曜「ランチ交流会」
開催場所:竹園交流センター
URL:https://takezono-hiroba.amebaownd.com/
Facebook:https://www.facebook.com/takezono.doyo.hiroba
※詳しくはお問い合わせください。
※新型コロナウイルスの感染拡大状況等により、活動内容が変更となる場合があります。