慢性扁桃炎になった話②
慢性扁桃炎になった話①では、久しぶりに熱が出たが病院で診てもらわずに治したということでしたが、②ではちょうどその1ヶ月後にまた熱を出した時のことを書きたいと思います。
2月、2回目の熱
1回目の熱が出てちょうど1ヶ月たったとき、私はまた38度台の高熱を出した。
さすがに1ヶ月おきの高熱は何か病気じゃないか、と不安がよぎったと同時に首に小さいしこりがあることに気がついて、なんだか怖くなった。
この時もまだ、のどの痛みは全くなかった。
前回のことがあったので、ちゃんと予約して内科に行ってみた。病院の外から電話すると、外のベンチで座っててくださいと言われた。
コロナ対策万全なのはわかるけど、熱があって冬に外で待たされるのもなかなか酷な話。
すると、看護師さんがやってきて問診と体温計、コロナ&インフルの検査しますか?ということを聞かれた。
「え、検査って患者がやるか選択するんだ、、」と内心思いながら、お願いします、とにこやかに言った。
検査結果はどちらも陰性。インフル常習者のわたしは、やっぱり!!と思って少し安心した。人に移すやつじゃなくてよかった。
半室内に入り待っていると、カーテンの向こうからバサッッと先生が出てきた。
問診をもう一回読んで、のどを見るなり「あー、これはのどだね!」と言われた。
はっきりとは扁桃炎と言われなかったけど、抗生物質を出してもらった。
この抗生物質が強くて、熱が下がってから下痢が2日間続いたせいで仕事に復帰するまで10日間くらい休んだ。
「のど、毎月の熱」で検索したら慢性扁桃炎が出てきた。首のしこりも、リンパ腺の腫れでできるみたい。
のどを見ると扁桃腺に白い膜のようなのがびっしり付いていた。病み上がりも1週間くらいずっと白いのが付いていて、仕事中もそのせいか、体力が落ちたせいか身体がだるくてしんどかった。
仕事の人たちもこのときはまだ、だいじょうぶ〜?辞めるんじゃないかって噂になってたよ!とにこやかに会話してくれた。
3月はハリーポッターの舞台を見に行く予定だったので、どうしても熱を出したくない。
次回は3回目の熱、について書きたいと思います。
病院の先生ってなんでみんな独特なんだろう。
この内科の先生は謎に明るいし、いつも秋に行ってる耳鼻科の先生は鼻詰まりのことを「クローズしてますね」って言う。
皮膚科の先生は私が何か話すたび、重めのキーボードでカシャカシャ入力する。
最後に紹介状をもらいに行った耳鼻咽喉科のおじいちゃん先生は、私の喉の絵を赤えんぴつでカルテに描いて扁桃腺を赤く塗った。少し考えて全体的に赤く塗った。
気づけば病院ばかり行っていて、お薬手帳がシールだらけだ。
これからはもっと健康に気をつけよう。それともこれが30代の厄なのかな。後厄だし。
健康って大事。