11月NPO活発表会~NPO法人日本アニマルケースワーカー協会~
昨年の11月22日(木)NPO活動発表会を開催しました。
ワンワン ニャンンニャン♪ 語呂がぴったり!!
発表団体は、犬猫の保護活動や啓発を行っている「NPO法人日本アニマルケースワーカー協会」さんです。
団体の紹介
団体の紹介
2017年に法人化。活動理念は、
①犬も猫も人と同じ命
②家族だもんずっと一緒に
③殺処分ゼロではなく不幸な命ゼロ
④高齢者社会への柔軟なサポートが出来る仲間を増やそう。
このような思いで活動をしている「動物愛護福祉団体」です。
助けを求める声が沢山届きます
最初は動物行政収容犬猫をメインにレスキューしていましたが、地域や電話などの相談が絶え間なく続き. . .
「行政が介入できずに困っている命が沢山ある!私たちがどうにかしなければ!!」との思いで現在の活動へと繋がっていきました。
早朝、夜中関係なく鳴る電話. . .そのなかでも特に多い相談内容をご紹介。
【飼い主からのペット引き取り相談】
飼い主の病気や高齢、多頭飼育崩壊など自身の事情に伴い飼えなくなった引き取り相談。
【保護された猫の引き取り相談】
事故に合った猫や助けた猫など一時保護した猫を引き取ってほしい相談。
【苦情や虐待相談】
野良猫の糞尿や鳴き声などの苦情やペットの虐待相談。
このような相談を受けるなかで、
不幸な命を未然に防ぐ為には一人一人の意識を変えないと終わらず、このままでは猫好きが猫嫌いになってしまうかもしれない。
だからこそ「啓発や寄り添い活動が大事なんだ!」と強い思いで活動に取り組んでいるそうです。
ボランティアさんとの協力
ボランティアさんの協力はとても重要な存在となっており、保護された猫は現在43名の実働ボランティア協力のもと家族探しを行っています。
主な取り組みは、保護猫シェルターでのお世話、譲渡会の開催、啓発資料の作成や配布など。
ホームページでも随時更新されていますので、是非ご覧になってください。
保護猫にはお金がかかります. . .
相談を受け引き取った猫は、初期観察が必要で検査やワクチン、不妊手術などに1匹当たり初期費用だけでも3万円以上かかります。
また団体で保護している100匹以上の保護猫のお世話には年間約1070万円(人件費なし)かかり、これらの費用は皆様からの寄付や助成金を活用していますが、まだまだ足りない状況です。
このままでは資金が足りず、相談を受けても保護できなくなる可能性も. . .
海外のように日本でも寄附文化が浸透してもらえたらと願っています。
グループワークから学んだこと
発表後は、「人にも動物にも思いやりのあるまちを仮想して作ろう」と題したグループワークを開催しました。
様々な意見が飛び交い話しがまとまらない場面もありましたが、
西原理事長は、「猫好きとそうではない人の考え方が違う為、出来る事の幅も違ってくる。そのなかで理解し合う事が難しいのは当然です。ただ、猫の問題は人間の身勝手な行動が原因で起こっているかもしれません。その事を理解した上で一人でも多くの人が猫への関心を持ち、思いやりをもって助けようという気持ちが生まれてくれたらと思います」
とまとめ、拍手で活動発表会を終えました。
最後に
活動発表の内容は、市民活動サポートセンターが年4回発行している「キラキラ」という広報誌に掲載しています。
最新号「令和6年キラキラ冬号」をぜひチェックしてみてくださいね!
https://www.kirakirakitaq.jp/upload/newsletter/キラキラ冬号.pdf
ドキドキの初投稿、さぽせんスタッフむーからでした (>_<)
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日本アニマルケースワーカー協会は本市が募集したふるさと納税を活用した協働のまちづくり事業(企業版ふるさと納税型)に採択されました。
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