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マーケティングトレースvol1 ローソンローソン♪でおなじみ。ローソン

おはようございます。サピエんス飯田と申します。
本日からマケトレやっていきます。前々から興味あったのですがやっと手が出せそうです。

誰のためにやるのか

どうせなら誰かの役に立つ記事になればと思います。
以下のような人たちをイメージしています。

  • 暇な時にマーケティングコンテンツを読み漁っている人

  • 企業施策の節々に触れてマーケ戦略に思いを馳せたい人

  • 引き出しを増やしたい自分

備考:

  • 30分程度で書きます。内容がひどいことは多々あるはずなのでご指摘いただけると大変嬉しいです。最高です

  • フレームワークとか普段使って生きていません。使い方誤ってるぞ!のような不快な思いをさせてしまったらすみません。こちらもご指摘お待ちしています。

それではやていきます。

家の近くにいたあいつ ローソン

ついつい口ずさんでしまう歌があります。
「ローソンローソン♪」
かなり刷り込まれているのもあり、私は決まってローソンに行くようになっていますね。

今回はそんな大人気コンビニのローソンのマケトレをしていきます。

フレームワークを用いた分析

PEST分析:
全社的に節電を求められたり、戦争などの社会情勢により原材料費や物流費の高騰が見らますね。そんななかでも各社競合との差別化を図るために面白い戦略が展開されています。特に技術面ではAI値引きが面白いです。

各店舗の人員の判断にて行われていた値引き判断をAIが引き受け、ばらつきのあった対応をより平くしています。人員の労働時間も削減が可能で、結果として以下のようになっているらしいです。

廃棄金額の約2.5%削減、荒利額の約0.6%増加

「ローソン、“AI値引き”を全国へ。都内162店舗から開始」Impress Watchhttps://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1434746.html

4P分析:
「コンビニのご飯は健康に良くない」
そう思っている人も多いとされる中、ローソンには健康志向の人向けの商品が多く見られます。その一方で何かのご褒美としても食べられる甘いスイーツなども豊富に取り揃えられているし、上質な生活を求める人に向けたかのような質の高い生活雑貨なども低価格〜中価格帯にて配置されています。
棚に並んでいる商品の更新頻度も観測範囲では毎週のようにされているのではないかと思うほど。

フレームワーク分析からの成功要因の考察

他コンビニとの別ベクトルでの差別化戦略

業界一位であるコンビニのPBブランドの強化戦略などを追うのではなく、各社・各インフルエンサー、各商品とのコラボレーションや、各社戦略に対して逆張り戦略を張るなどして、きちんとした差別化戦略が働いているから成功したのではないかと考えました。結果として新しい顧客層へのリーチが見込めているように感じます。

●コンビニ業界で長年議論されてきた”できたて”弁当の好調
 長い間コンビニ業界にで議論されてきたできたて商品を店舗にて提供する話に決着の兆しが見えたのでないでしょうか。昨今のコロナウイルスの流行に伴いデリバリーの盛況は止まるところを知りませんが、その波にうまく乗った形です。ローソンはこういった各社が手を出していないものに力強く参入していくことで確実に差別化を成功させていますね。

実際に食べたことあるんですが、本当にホカホカ出来立てのように提供されますし、ご飯も好きな量に変更できる。(大盛り無料が嬉しい)家の近くの店舗ではおじいちゃんが提供してくれることが多いからか、なぜかほっこりすることも多いです。おじいちゃんに会いたい。

あるといいなと思ったのは店舗内の飲食スペースでした。他の店舗ならあるのかもしれないですが、うちの近くの店舗には無く、飲食スペースにて出来立てのご飯が食べられるなら適当な飲食店よりも優先して喜んでコンビニ行っちゃいます。

●大手雑貨「無印良品」の商品を展開
無印良品の生活雑貨を配置することで上質な生活を求めるお客様の店舗来店促進と一人当たりの単価向上につなげていると感じました。

実際に自分も見てみましたが、割と大きな棚を占める見た目をしていて、普段無印良品で生活雑貨を定期的に買っていた人たちを全力で獲りにきたなと思いました。
実際にその効果は出ているようで、「泡立てネット」が予想外の売れ行きのようですね。

マーケティング面だけでなく、技術的にも独自の戦略を展開し、実際に成果も出始めているのではないでしょうか。販売増にも繋がっているもようです。


価値ごとのターゲットのセグメンテーション戦略

この辺はすぐに真似できそうに感じました。最近はクッキー問題でデジタル広告の効果が不安になるレベルで下がってきており、優秀な機械学習でターゲティングをサボっていた各社が痛い目を見ている中、このようにちゃんとお客様と対話を続け、セグメントを定義し、お客様の価値観ごとに商品や店舗まで創造、提供していく姿はすべての会社が真似すべき点だと感じました。

●時短したい人むけの取り組み

●健康志向の人向けの取り組み


●キャンパー向けの商品


自分がもしローソンのマーケティング責任者だったら

少し個別具体な話になってしまいますが、差別化を全社的に戦略としてく場合はコンビニ各社が取り組んでいないであろう(主観です。調査不足すみません。)地方別の産業との提携を強化すると思います。
たとえばクラフトビールなどは各地方に何十、何百とブルワリーがいるため、別の地方から別の地方へ商品を展開するだけで喜ぶ人は多いのではないかと思います。
すでにそういったサブスクも多いですが、サブスクは家に自動で届くので便利な反面、残してしまうのではないか、勝手に配送されてきてしまうのではないか、場所を取るのではないか等の心理的なペインが大きいです。全体的に社会性を売りにしているサブスクが多い反面実はそこまでサステナブルではない側面があるため、企業的には嬉しいかもしれませんが消費者的には息苦しさを感じるモデルだと個人的に感じています。そのあたりをコンビニで解消したいと考えました。


最後まで読んでくださりありがとうございました!

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