幅の科学② 未来成功するためには今苦しみを取る必要がある。
探索期間 ベストポジションを見つける
先ほど早いほうがいいは幻想。という内容について書きましたが、じゃあ若い時期、新しいことに挑戦する際に何に意識をすればいいかと言いますとそれが『探索』です。
なぜ探索が必要なのか?
なぜ探索期間が必要なのかというと自分と仕事の相性を高めるからです。自分と仕事の相性が良いほど成果が出やすいのは当然のこと
探索なしのロケットスタートは意味がない
先のドイツ代表に似た事例は仕事でも出ています。例えば大学で自分の専攻を早く決めた人たちは大学卒業後専攻とは全く違う職に就いたり、探索期間を設けずにロケットスタートを切った人たちは始めはモチベが高く働くが、やがてモチベは下がっていきます。
そして探索期間を設けて自分と仕事の相性を見極めた人に追い抜かれてしまうのがオチ。
業界のダークホースも探索をしている
業界のダークホースと呼ばれている人たちも探索期間を自然と設けていまして9割以上が一貫性のないキャリアを歩んでいるのです。
ここでダークホース…『型破りな成功をした人』はただ成功しているわけではないということがポイント。 この成功法には幾つかの業種を経験しているからこその結果。
『Aという業界の知識を今の仕事に活かそうとする。』『色んな業種を経験して分かったのは自分の強みは〇〇。だからその強みを起点に考えよう。』と今いる業界の常識に縛られていないわけですね。
探索期間は模索期間
探索は自分で模索して右往左往しなければいけません。どういうことかというと、自分で考えずに人に答えを求めてしまうと『ただ後発で参入した人」になってしまうからです。
なので手探りで考える必要があります。
望ましい困難
この望ましい困難とは簡単にいうと短期視点(すぐ答えを求めてしまったり、負荷が少ない)ではなく長期の成果を向けることです。例えば数学を勉強する際に2次方程式を一点集中やるよりも2次方程式・三平方の定理・連立方程式・確率と混ぜて勉強するほうが負荷は大きく短期で成果は得られにくいですが、長期でみると大きな成果が得られます。
『望ましい困難』というように探索期間・練習の時に「上手くいかない」と大変な思いをした方が未来の成功を手にしやすく、応用のきく人材になれるのです。
少しでも面白い、ためになったと思った方はスキ、フォローよろしくお願いします。