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これから自分のコト「好きだ」って言えるから -LIVE JUNGLE感想-

『NANA MIZUKI LIVE JUNGLE 2024』完走お疲れさまでした!!

今年も無事夏が始まって夏が終わったのだと、7月8日の朝、まるで昨日までのことが嘘だったかのように始まった通勤の道のりで実感しました。
まだまだ世間はこれから夏だとしても、私の中ではいつでも水樹奈々さんが季節を、特に夏を運んできてくれて、ツアーが終わると次の季節に向かっていく、そんな感覚を千秋楽の次の日は感じられるので大好きです。

まさに千秋楽のMCでも、そんな話があって、奈々さんにとってもツアーがそういう存在になっていたんだと嬉しくなりました。

本当は初日終わりに感想を書き始めていたけど、結局まとめ上げられないままここまできてしまい、でも最後のピースが昨日ぴたりとハマったので、千秋楽一本勝負で行きたいと思います。(と言いながら書き終えるまで1週間)

1.Turn the World

奈々さんの言葉選びが好きな曲。

あまりに情弱で、というよりここ半年くらい奈々さんの情報をほとんど絶っていたせいで、ADRENALIZEDの発売日まで、Turn the WorldとADRENALIZEDを同じ曲だと思っていたし、開幕した瞬間もずっとADRENALIZEDだと思って聴いていた。たのしいけど、キンスパの時と印象違うなぁ…って、そりゃ違う曲なんだから当たり前だろという話。

曲の聴き込み、歌詞の読み込みは大切だなぁと、ツアーを通して再認識した。めっちゃいい曲やん!私が好きなタイプの言葉選びだなぁって作詞見て、これまたそりゃそうかとなった。
奈々さんの選ぶ言葉が大好きなんだなぁ。
このツアーの開幕に相応しいと強く思う歌詞で、今回私がこのツアーから得た強い気持ちもまさにこの歌詞の中にたくさん詰まっていて、この曲との思い出がまたひとつ増えて、絆レベルが上がった。

「何が正しくて何が間違いかなんてどうでもいい」ほんとにそういうことだよ!って過去の自分に伝えたい!!

「あっ‼︎」のところ、千秋楽のがとっても息たっぷりで大好きだった!これぞライブだなぁ!またいつか出会えるかな?ってなった。

この曲、FCイベの時は意識していなかったけれど、声も出せて、跳べて、歌詞対面もできて、モリモリ盛りだくさんでいいね。

2.囚われのBabel

これ以上高まるイントロある???
疾走感のあるイントロにそのまま飲み込まれて、気づいたらVoiしてた。

ISLANDの思い出が強い曲で、大阪公演で前のオタクが🙅‍♂️🙅‍♂️🙅‍♂️やってたのを見て、ナニソレ永寧!!ってなってから、自分のオタクスタイルが変わったから、今回🙅‍♂️🙅‍♂️🙅‍♂️最後の最後でキメられて最高だった!
またひとつ伸びた曲になったというか、今までの自分だったらこういうことやれなかったから、1曲目にも書いたけど、何が正しくて何が間違いかなんてどうでもいいんだよね。自分らしくいられるようになった!

バベルってバベルの塔のそれなの?って当たり前のことに気づけてなかったんだけど、数日前に急に気づいて、ウォーター!!ってなった。笑
人間は通じ合えないからこそ素晴らしいのかもね。同じ人ばかりじゃつまらないからね。

2番の歌詞、まさに今の私たちのことで、ライブ中にはほとんど気付けなかったの悔しい。
「あたたかい声を僕は抱きしめてるよ」って歌う時の奈々さん、すごくあったかい表情をしていて、いつも抱きしめられた気持ちになっていたんだけど、奈々さんも私たちの声を抱きしめたくても、声が囚われていて、それでも限界決めずに諦めずにここまできて、今日ここから始まるって話だったの今更気づいて、次こそは!ってなってる。

3.禁断のレジスタンス

これを待ってた!!声が出したかったし、今の自分なら全力全開で行ける気しかしなかった!

普段歌詞が!歌詞が!って言ってるけど、この曲はライブで奈々さんと一緒にfly!できるから大好き!いつも楽しい!!ってなってる間に終わってる。
この曲を歌う時はステサイまで走ってきてくれて、みんなで一緒に跳ぼうよ!跳ぶの楽しいよ!って奈々さんがライブの楽しさを教えてくれる曲ってずっと思っているから、今回もステサイで楽しそうにピョンピョンしてから、ゼロポジに戻って行くのを見て、やっとこういう当たり前が戻ってきたんだなって嬉しくて仕方なかった。

GATEの時に、サビでフッフー入れるか否かで学級会が開かれた記憶があったけど、すっかり定着していて笑った。

「呆れるほど信じ抜いて無様に笑いたい」と思ってオタクしているから、ライブ中どんなにしんどくても、奈々さんのことだけをまっすぐ見つめて無様に汗だくで笑うオタクになってたなぁと、帰ってきた今思う。

2番の歌詞が今回のテーマ的に刺さるね。
「儚くも美しい絶望の世界」っていい歌詞だなぁって改めて思うんだけど、絶望かは置いておいて、儚くも美しいはまさにライブだよね〜ってなってた。

4.ETERNAL BLAZE

初日は1番イントロドンの声出た気がする。
前もZipanguの時、このくらいの位置で出てきたことあったけど、その時以上に意表を付かれたんだと思う。
結局最後の最後までウォーターカーテン?に意表をつかれ続けてしまったわけだけど、JUNGLEロゴ出てくるのかっこよすぎるでしょ!!

初日のが1番好きで、というのも今まで聴いたいろんなエタブレを思い出してしまって、この曲を歌う奈々さんの表情が大好きなんだって改めて思い出してしまって泣いてしまった。

「そう、きっとここから始まる…」
まさに私はこの曲から始まったし、また今日から始めてもいいというふうにも聞こえて、訳あって奈々さんから離れていた自分を救ってくれたから、まさに光の女神だった。

5.沈黙の果実(三重①/和歌山①/神奈川②)

やっぱり浮かぶのはISLANDのことで、あの時感じた爽やかな疾風をまた感じられて嬉しかったなぁ…自分の中ではバベルとセットの曲。

初日エタブレで感情が昂りすぎた挙句、この曲のイントロで完全にISLANDの時の気持ちを思い出してしまって、エタブレで使っていたペンラUOをそのままブンブン振ってて、2番入ったところでふと我に帰って青に戻したんだけど、連番していたオタクもまったく同じ挙動していて、高まり合いにニッコリ。

5.NEVER SURRENDER(三重②)

熱くあたたかい曲。
三重②だけしか聴けなかったけれど、歌詞読んで今更もっと聞きたかった〜ってなった。
公演終わりは「願うは」のところがあっさりしていて、なんか違うなぁとなっていたのだけど、ほんとに惜しいことをした!歌詞対面のチャンスだったのに!

奈々さんの願いが込められた曲だったんだと思って今聴くと、相応しすぎる選曲だったなぁ…って、家に帰ってきてから涙してる。
太陽のように照らしたい、そう思う奈々さんでも今日という真実に向き合うことは怖いってことを最近まで全然気付けなかった。強くて強い人だって、人知れず涙を流すんだね。
ただ一つの居場所-歌う場所-を守らなくてはと思うのは、奈々さんもオタクも一緒だと思うし、目指したこの道の果てに何が待っていても目を逸らさないのだって一緒。コロナを経て、みんな多かれ少なかれ抱いた危機感みたいなものを感じさせる歌詞だった。
必ず私のことを迎えにきてくれる奈々さん大好き。

6.Link or Chains

こういう曲好き。
奈々さんの声がすごく似合う曲。
こういうたとえ自分が犠牲になっても君を守る!みたいな強すぎる愛の曲大好き。LINKAGEと同じタイプの愛だよね。好き。
赤い月を照らす奈々さんの指がとっても綺麗!

この曲ですらも、選曲が一貫していてすごいなと思う。新曲だから入れるとかやっても統一された世界観出せるのすごいと思う。
そう感じるだけかもしれないけど、歌詞が奈々さんとファンの関係に思えて仕方ない。
だからこそ「痛いままでいい」とか「命の限り美しく燃え尽きよう」とかの歌詞はドキッとする。

音楽的にも素敵な曲なんだと思うんだけど、私は感覚的にしかわからず、こういう曲が好きですとしか言えない。

7.sympathy

音源で聴いた時から耳に残る感じが好きだった。
タイトルが何度も歌詞の中に出てくる曲は奈々ソンでは珍しいんじゃないかな?知らんけど。
サビの軽快な?メロディがライブ映えして好きだったなぁ…

思い出としては、和歌山①の時スタンド最前で全力で「き!み!に!」って指さしてたら、それまで反対側スタンドを見ていた奈々さんが、最後の「いつも不意に👉🏻目と目が合うんだ」ってスパーンってこっちを指さしていて、いつも不意打ちだ〜!!!ってテンションが爆上がりした。
当然私のためだけではないんだけど、連番者3人ともずっと全力で指さしてたから、熱い気持ち伝わった!?となって、そういう不意に目と目が合う瞬間が今までも大好きだったなぁ…って思い出しちゃった。思い出たくさんだね。

8.Hungry Hungry

奈々さんかわいいから好きな曲。
やっぱりISLANDだ〜!!ってなったけど、あの時一生懸命覚えた振りを半分くらい忘れていて、体に覚えさせるにはたりなかったんだな〜と。

なか卯コール、最近は学級会も開かれなくなったし定着したのかなー?私はやらないけど、やるならちゃんと聞こえるくらいの音量は欲しいタイプだし、なくなったらなくなったで寂しいタイプ。自分はやらないけど。
スポンサー復活したらやるかもしれない。たぶんヘタレだからやらないけど。

女豹イメージみたいな話していた気がするけど、個人的にはそこまでガツガツした女の子には感じなくて、ポジティブな女の子の曲って思ってる。

「命短し恋するふたり」のところ、ちょっと得意げにピースする奈々さんが好きだし、チョン(ふた)チョン(り)ってやるの好きだし、いつも私もピースするけど、奈々さんみたいなピースいつまで経っても習得できなくて、なんだかそれすらも愛おしいなぁ〜やっぱり憧れの人だなぁ〜みたいな時間を過ごしてた。

三重初日、たしかこのあたりのダンスゾーンで奈々さんとたまたま見つめ合う瞬間があって、たぶんほんの一瞬だったんだろうけど、私にとっては時が止まったような感覚だった。

本当は自分のことなんて見てないのに見てたみたいに言うの恥ずかしいし、曲中パフォーマンス以外の部分に奈々さんの集中力を割きたくないし、レス乞食は今でも好きじゃないし、とにかくめんどくさいオタクなんだけど、みんなが言ってたレスを貰うってこういう感覚なのかな?ってのをやっと私も味わえて素直に嬉しかった。

センステから1ブロック離れたところだったから、めちゃくちゃ近いというわけじゃなかったんだけど、たまたま視界が開けていて、奈々さんがこっちを見ているのがよくわかった。周りのオタクがわりと静かで、自分だけキモい動きしていたからかな。
目が合ってるのに真顔なのもつまらなそうなのもよくない気がして、徐に笑顔当社比200%にして手を振ってみたら、笑顔700%が返ってきてひっくり返った。自分やればできるやん!

昔まだまだオタクひよこレベルの自分も同じ展開になったことがあって、あの日は奈々さんの方から手を差し伸べてくれたけど、やっと自分から手を振れた!やっとやっと恥ずかしいよりも好きが勝ったんだ!大人になったねさぴまる!!

笑顔って表現したけど、厳密には笑顔じゃなくて、なんていうか私にしか分からないけど、女王様の顔つきなんだよね。
私を前にして喜ばないなんてないよね?楽しいよね?って言わんばかりの王者の顔つき。あの日と変わらなくて泣いちゃった。ほんとはそんなふうに思っているような人じゃないと思うけど、なんていうか威厳を感じるんだ〜それが好きだし、そんな人が謙虚なのも好きなんだ〜
あの日跳ぶことが恥ずかしくないと教えてくれた女王は、今度は手を振ること、目が合うことだって恥ずかしいことじゃないって教えてくれた。
やっぱり私にとって奈々さんはいつまでも女王なんだな〜
もはや曲とは関係ないけど、大切な思い出だから残しておくんだ!

9.Sugar Doughnuts(三重①/三重②)

大好きな曲。2024年の私のテーマソング。

誕生日にオタクからこの歌が送られてきた時、まさに世界はシュガーコートのDoughnutsで、この愛が私の周りの人にもたくさん届いたらいいなって思った。
無垢な目で眺めてみたら、世界は愛でいっぱいだし、変なGossipを捨てちゃえば優しくいられる。愛を渡して受け取るだけの循環を作ることがこんなにも難しいことなのかと去年は思ったけど、2024年はこの曲を意識していると、自分に優しくなれたし、周りの人にも優しくなれた。
なりたい私に少しはなれた気もするし、でもそうさせてくれた周りの人にも感謝だな〜って思う曲。

昨年同様ほとんど聴くことができないままツアーが終わってしまったから、また固定で歌われる日を待ってます。
振りも覚えられなかったから、映像化も早めにお願いします。
この曲のおかげでシュガードーナツを初めて食べて美味しいと思ったし、ツアー中はたくさん聴けるように願掛けで週3ドーナツ食べてたけど、あんまり聴けないということは、もっと食べなきゃなのかもしれない。知らんけど。
そして今日もドーナツを食べてみた。

9.ドラマティックラブ(和歌山①/神奈川②)

前述の通り、私は世界をシュガーコートのDoughnutsにするべく励んでいたわけだけど、それでもこの曲のイントロクラップは高まるよね。
歌詞も振り付けもかわいい。

久しぶりに歌うから千秋楽で映像化かもねってオタクに言われて、最近歌ってるじゃん!ってキレてたけど、オンライン除けばZipanguが最後だし、オンラインですら2020年だったのを今知って震えてる。時の流れ早すぎ。
私はオンラインの時のこの曲が好きで、配信音源を何度も聴いていたんだけど、やっぱ生で聴くのはいいねって改めて思った。単純に楽しいもんね。あと奈々さんの笑顔が、目の前にオタクがいる方がキラキラしている気がする。ライブっていいなって思うんだ。

10.Level Hi!

待っていた人が多かった曲なのかな?
個人的には音源だけだとあまり良さがわかっていなかったというなんとも勿体無い感じだったんだけど、今回のツアーを通して一気に身近な曲になった。

私は女の子なので、女の子って感じの曲が好きで、聴くと頑張ろうって思えるんだけど、この曲もそういう曲だった。
「私らしく生きようと そう決めた日からレベルアップしてる」
まさに今回のツアーを通して得たことそのものだった。
自分らしさになんとなく気づいていても、それを貫くのってすごく勇気がいるし、強さが必要だけど、私らしく生きようと思ったこと自体がすでにレベルアップだし、そうやって日々少しずつレベルアップしていって、いつか実る日がやってくるといいな!
そういう気持ちを持った人になりたいし、そういう人を応援できる人になりたいな。

タオルの振りが結構好きで、タオル曲っていいなと思える曲。ふだんはタオル回されるとホコリ飛ぶから苦手だったりする。

オタクがウェーブ苦手なんじゃなくて、ウェーブさせる指示って結構難しいよねって思った。アリーナで埋もれていると、いまウェーブがどこにいるかわからないし、ウェーブの正解がわからないまま苦手意識を持ってツアーが終わることになったの私だけじゃないよね?笑

11.企画曲
三重① 天空のカナリア

これかなり嬉しかった。

「荒れ果てた大地に」から始まる歌詞が、PARADEの荒廃した世界線にぴったり!!って去年は思っていて、結局歌われなくてまあそだよね〜くらいに思って自分の中ではお預けされていた曲。
特に縁はないけど好きな曲。
今回もティザームービーが出た時に、このツアーの世界線がわりと荒れているんじゃないかって思っていたし、JUNGLEにはカナリアがいるって思っていたから、三重行きの車内で歌われるよ!って言ってたのが、全然別の文脈で来てひっくり返った。
私の中のジャングルはカナリアが住んでるような場所を想像していたんだけど、カナリアは名前の通りカナリア諸島に生息しているらしいし、カナリア諸島はわりとジャングルもあるらしくて、あながち間違ってなかったじゃん!!ってなってる。荒れ果てた大地ではなさそうだけど。

マーティンの選曲理由にもグッと来た。グッとくるってところにグッと来た。私もグッと来るし、なんか涙出る曲。

「次の世界で出会うその日はキスをしよう」と言ってくれたので、個人的ニューワールドに辿り着いた次のライブ以降いつ歌われるのか楽しみだなぁ…

三重② It's in the bag

初日を終えて、ケニーが選びそうな曲を考えた時に、この曲を浮かべたオタクは多いんじゃないかと思う。私もその1人だった。

だから実際歌われるとなっても、うんうんそうだよね、となってしまって、高まりきれなかったのもったいなかった。たぶん後半戦で来てたらビッグエモだったんだと思う。まだこの企画の方向性を掴めてなかった無念。横でオタクが嬉しそうにしているのを眺めているオタクになっていた。

聴いたことある気がしていたけど、EXPRESS京都が前回だから聴くの初めてだったらしい。

ケニーのギターはやっぱりかっこいいなぁって改めて思った。技術とかは分からないけど。見ていていつも楽しい。たまにどこか一点を見つめていたり、かと思えば急に吠え出したり、かわいいところもあったり、奈々さんのライブにいなくてはいけない人だなってたびたび思う人。

和歌山① ファーストカレンダー

圧倒的覇者だった。
オタクもあの日あの時に想いを馳せることはよくあるけれど、演者側だってあの日の記憶を大事にしているんだよね。なんだかうれしかった。
初参戦の時の記憶が途中までないというのは、私も経験したことがあるから、すごくわかるなぁとなった。

個人的にはこの日聴くことに意味があったから嬉しくて仕方なかった。はじめてがこの日でよかった。

「キミに呼ばれるたび自分の名前が好きになっていった」と言われて、声が出せるようになってからライブで奈々さんの名前を呼ぶように意識づけていたから嬉しかった。
「好きでいてもいい?」って言われるたび、そんなのあたりまえじゃん!むしろ私こそ好きでいさせてほしい!!ってずっと唱えていたし、「キミのいいところぜんぶ見つけてあげる」って言われて、今までもたくさん見つけてくれてありがとうってなった。

ずっと笑顔がかわいくてほんと大好きがいっぱい!

大事なことは2番Aメロで言うらしいね。

神奈川② New Sensation

千秋楽は読めないな〜ってずっと思っていたけど、MC聴いてもわからなくて、イントロドンされた瞬間、設楽さん天才なのか!?ってひっくり返った。

ふと耳に残っていた曲が誰の曲かわからないまま、数年後に答えがわかる経験は私もしたことあるけど、この曲が流れていたであろう時期を考えると、こんなに時が経ってこの曲と再会できるなんて羨ましいなと思った。その人にしかできないエモ体験を、私たちにも教えてくれて嬉しかった。

クラップが(少なくとも私の周りでは)なかったのとかハッ!のところが違ったのが寂しくて、でも、みんな楽しそうにやってるんだからそれでもいいよな〜って思った。コールとか決まりごとって少しずつ変化するものなんだと思うし、奈々さんから指定されたこと以外は(そもそも指定されたことほとんどない気もするけど)みんなが楽しく過ごせたらいいよな〜って思う。
こうするべき!みたいなのは互いのためにならない気がするし。
でも昔から大切にしてきた文化はこれからも大事にしていきたいから、私みたいな新参にはたくさん教えて欲しい。わがままだね。

12.Polaris(三重①/三重②/神奈川②)

Level Hi!と同じくらい私の周りでは熱望している人が多かった印象。
個人としては思い入れがあまりなかった曲だったけど、こういう曲はいつ聴いてもいいなぁ〜って腕組みながら浸らせてもらえたし、熱望してきたオタクのおこぼれ的な感じかもしれないけど、聴けて良かった。

あんまり奈々さんの口から、オタクの要望に応えた話を聞きたくなかったんだけど、このツアーを通して、誰かの嬉しいは私も嬉しいになった。
やっぱり聴きたかった曲を歌ってもらえるのは嬉しいし、聴きたいって声が届いたって言ってもらえるのも嬉しいと思うし。

「今たどり着いたこの場所に」の「今」の歌い方が好き。あとglory daysのくぐもった感じの声も好き。

奈々さんがここまで歩いてきた道のりを感じる歌詞だなって思ってこのツアー中聴いていた。
まっすぐ歩いてきて、今たどり着いたこの場所から振り返れば、平坦な道のりではなかったんだろうな…
ずっと奈々さんは強い人だと思っていたし、今も強い人ではあるけど、そんな人だって涙を流したり、悔しい思いを繰り返しながら、前に進んでいるんだなと思うと、少しだけ自分も前向きになれる気がする。

12.砂漠の海(和歌山①)

前回PARADEでイントロドンお預けから聴きたくてうずうずしていた曲。
ジャングルのことを荒廃した土地だと開幕前は勘違いしていたことで、歌うと予想していたけど、ジャングルと砂漠は別物すぎてドアホだった思い出。

「10年たったらこんな話笑って語れるから」
自分にとって10年前は初めて生で奈々さんの歌を聴いた時期と重なるんだけど、もう10年か…っていろんな楽しい思い出たくさんだな〜
あの頃思い描いていた未来とは全然違うけど、今は今でしあわせだな〜みたいなことを開幕前は考えていた。
実際、UNBREAKABLEと組み合わさることで、本当に10年経ったらの文脈となるわけだけど、奈々さんは10年前のこと今ならどう語るのだろう。

音源でもそうだけど「帰り道を気にしたら負けだね」って歌詞がいつも耳に残る。今回はライブの帰り道-終わり-を気にしたら負けだから、今全力を出せってことで受け取った。そういう話じゃないと思うけどそれでいいんだ。

和歌山でしか聴けなかったけど、ちゃんとサビの振りも一緒にできて、予習したわけじゃないのにできた自分に驚いた。さすがに簡単な振りだからかな。でも映像見た記憶ないんだけどなぁ。

13.優しい記憶

優しいけどちょっと切ない曲。
発売前1番気になっていた曲。

こんなに好きなのに、たぶんこの君とはもう会えないんだろうな…っていつも切なくなる。
ありがとうよりもごめんねを選ぶ曲、ひさしぶりで嬉し切なし。

ライブでの水の演出がとても綺麗で好きだったんだけど、後半戦に入ってから切なくなっちゃった。
あえて観客に背を向けて、観客を背景にした映像を作り出したのはなんの意図があるんだろう?って考えた時、この曲の君は(このツアーにおいてのみ)かつて奈々さんのファンとしてここ-ライブ-にいた人たちのことだったら…そして私たち今ここにいる観客を背景にしてその人たちに向かって歌っているとしたら…
全部考えすぎで、実際は演出が映えるからとかなんだと思うけど、どうしても切なかった。
ちょっと苦しそうに、だけどちょっと仕方ないなぁって、そんな表情を水の爽やかさが救ってくれたような気がする。

14.ADRENALIZED

発売時はピンと来なかったけど、キンスパで聴いてライブ映えしそうだなと思っていた曲。
実際かなり楽しかった!

トロッコで回るよりもクレーンで回る方が好きだな〜ってツアー中ずっと思ってた。アリーナ公演ならではなのかもしれないけど、どこの席から見ても、クレーン上の奈々さんは見やすいし、近い。トロッコで回ると反対側にいる時は見えないというのがわりと解消されていて好きだった。
レスをもらいたいオタクと、曲を楽しみたいオタクの共存がうまくいっていたと思う。

今の奈々さんじゃないと書けない背中を押す歌がとっても大好き。
たくさん応援歌を書いてきた奈々さんだからこそたどり着いた今を一緒に過ごせて嬉しいな〜

「全てを懸けた先に知る求められる幸せ」
クレーン演出による近さも相まって、全力で奈々さんを求めてみた。奈々さんがそれを幸せだと表現するなら何度でも求めるし、奈々さんからそれを求められるのはオタクにとっても幸せ。シュガードーナツだね。

ミラフラみたいにめちゃくちゃ刻んでくる奈々さんについていけないまま、ツアーが終わってしまって、次歌ってくれた時には絶対ついていくからね!となてり。

迷わず掴みたいとか一緒にできるポイントが多くて一緒がいいオタクはそれがうれしかった。

15.DAYBREAKERS(三重①/三重②/和歌山①)

かなり個人的な事情で思い入れのある曲。固定がよかったな〜と思う反面、入れ替わり先もとっても好きなので、最後までもどかしかった。

コロナ禍の曲の印象は変わらず。
まだどこかあの頃の暗い気持ちを思い出してしまうこともある。
でもそんなネガティブな気持ちすらも認めてくれて、何度でも立ち上がれ!と背中を押してくれるイメージ。

15.UNBREAKABLE(神奈川②)

壊すのか壊さないのかどっちなんだい!ってのをTwitterで見てからずっとここの入れ替えでニコニコしてた。最後の最後で聴けてよかった。

イントロドンで身体が一気に熱くなる感覚はいつでもうれしいし、歌詞も熱くて、夏にぴったりな曲。EXPRESSの印象だったけど、そこが最後だから妥当かな。

「止まれないと叩く」で、自分でもびっくりする勢いで胸を叩いてしまって、勢いは怖いなぁとなった。
「願いが僕らを旅人にする」っていいねぇ〜ずっと旅人でいさせてほしい。

それはそうと絆がテーマのLINKAGEはそろそろ歌ってくれるんでしょうか?

16.革命デュアリズム(三重①/和歌山①/神奈川②)

いつきても嬉しいけど、今回はお預けからの歌唱だったからとっても喜んじゃった!!
キンスパで待てを喰らった時、あの2人のパフォーマンスは素晴らしかったけど、俺たちにも歌わせてくれ!!!ってなってしまったし、何より奈々さんの声を聴かせてくれ!!って渇望だったから、すぐツアーで歌ってくれて嬉しすぎて、バカでかい声で絶唱してしまった。
すっかり自分が音痴ということを忘れていた。

HEROSで披露された時は、なんで声出せない時にやるんだ!!って悶えてた。HEROSの時って、わりと声を出していいか悪いか世間でも微妙な時期だったから、余計にもどかしかった。フラストレーションが続いてからの今だからほんとにうれしい。

胸を叩く鼓動感じられたの嬉しいけど、千秋楽は2連チャンで叩きすぎて、ゴリラにでもなったのかと思った。

16.FINAL COMMANDER(三重②)

ちょうどいいBPM。跳びやすい気がする。

「半端な」とか「軽薄な」のところで3連跳びするのが好きなんだけど、三重の所感はマイナージャンルぽかった。たのしいんだけどな。EXPRESSで初見だったのに、連番者たちとそろって3連跳びしたのが楽しかった思い出。

「君と出会った理由」を聞かるたびに、いつもなんなんだろね?ってなってしまう。

過去を未来に繋ぐ歌詞なんだね。
このツアーはそういうテーマがあるのかな?

「我が我である意味を 再び立ち上がる力を
今、取り戻せ」まさに今回のツアーは私にとってそういうツアーだった。

17.POWER GATE(三重②/和歌山①)

映像でもナネットさんのロボットが、ぱわーって言ってたし、後半どこかで歌って欲しいな〜って思っていたらきてやったー!

好きな曲ではあるんだけど、とても音痴だから、初めて連番する人の横でこの曲が来るとドキドキしてしまう。
今回初めて連番する人ばかりだったから、ドキドキしながらも、なるべく大きな声出そう!って頑張った。
千秋楽でひとりっ子って言われた時、全力で歌いはじめてから、まわりにひとりっ子が全然いなかったことに気づいて、ひたすら恥ずかしくなった。でも頑張れたのもこのツアーで伸びた部分だった。でもやっぱり目立つのは恥ずかしい。

18.全力DREAMER(三重①/三重②/和歌山①)

夏の曲。
初日はイントロでGo Live!と勘違いしたままやったー!!って言ってた。どちらも好きな夏の曲。これもアフターコロナだな〜って感じる曲。
でも今回は歌詞はあまり意識せず、ただただ純粋にたのしめた!

「見えない誰かを気遣って疲れてばかり」は今年の方がよくわかる〜疲れるのはもうやめよ〜〜

「もどかしい距離までも愛おしいのさ」って手を伸ばしながら歌う奈々さんが絶妙な距離にいつもいて、私ももどかしいよ〜ってなってた。

この曲はHOMEの頃から裏跳びが流行っているけど、今年は初日だけやってみた。ひさしぶりにやってもやっぱりたのしいね!
2日目以降は奈々さんに合わせて裏跳びやめてみた。どっちもたのしい!
やっぱり楽しみ方は人それぞれだなって思う。
誰かの楽しいが私も楽しいとそれは嬉しい。
私の楽しいが誰かの楽しいになったらそれも嬉しい。
違う人同士認め合えたらな〜でも難しいんだろうな〜って裏跳びひとつとっても思うそんな夏でした。

18.Love Brick(神奈川②)

楽しすぎて一瞬だった!!イントロが鳴った瞬間、嬉しすぎて叫んじゃったし、身体が一気に軽くなって、どこまでも跳べそうなきがした。

初めて奈々さんの出演するライブに行った時に歌った曲のうちのひとつで、あの時は全然曲も知らなくて、コールもできなかったし、何より初めての時の記憶ってなかなか残せないもので、今度歌われたら絶対に最高に楽しんでやるんだ!って思ってもうすぐ10年らしい。
だから最後の一曲が本当に本当に嬉しくて、無限に跳べた。というより自分が跳んでるのか地面についてるのかわからなかった。
まさに「君の前だと自分がまるで自分じゃないのだけど誰よりあたしなの」だった。

それでも奈々ちゃんコールの壁は高かった…次は絶対コールするんだ!10年後になったって絶対コールするんだ!って誓った瞬間だった。

「ねぇまだ帰りたくない」ってずっと言われたいなぁ

19.時空サファイア

トキメキが止まらない曲。

いまだにさぴまるのスマホでの再生数ナンバーワンソング。何度でもトキメキが蘇る。
もぎたての懐かしさだね。

今はグミの時代らしいけど、昔からグミといえばピュレグミか果汁グミだったよね。知らんけど。

この曲はライブでも楽しいがたくさん詰まってるんだ。カチャリカチャリしたり、情熱の粒集まってひとつになったり、50年後も覚えてるって約束したり。跳んだり跳ねたり、声出したり。
キラキラ笑顔のやりとりがたくさん。

50年後で奈々さんが手を上に上げるの知らなかった。千秋楽で観測できて、2番で一緒にできてうれしかった。

この曲が来ると急にこのツアーの終わりが見えてくるから夏の終わりみたいでさみしい。

20.Suddenly〜巡り合えて〜

千秋楽にたどり着くまで、この曲までの完璧な流れを汲み取れなくてずっとモヤモヤしていた。
この曲自体が好きだから、やった〜!ってなっている自分と、時空サファイアから突然巡り合えての文脈が入ってくる感じが、なかなかスッと入ってこなかったのが、千秋楽になって急に腑に落ちた。

そして今更歌詞を読んで、このツアーが終わってしまっていることを悔やんでる。もう一回がない試合すぎる。
奈々さんがこんなに歌詞対面仕掛けてきていたのに、私はずっと熱いぜ夏!ってなってたの泣いちゃった!!!

でも、今年はなんか体力余裕あるなぁってなってたのが、千秋楽のサドンリーだけバカきつかったから、頑張れてたことだけはよかった!

「ねぇ、あの時出逢えなくても巡り合えてたはずだよ」って歌詞が好きで、どんな人でもこの歌詞聞いたら奈々さんと出合えた幸せ噛み締めちゃうよね!?って毎回なってる。

みんな想い出を塗り替えて歩き始めるんだね〜
私もまた塗り替えちゃったや

アンコール

アンコールは曲名じゃないけど、初めて頑張ることになったから記録に残しておく。
和歌山①でいろいろあって、自席に座るの気まずいな〜ってなったから、アンコールで立ってたんだけど、立ってるだけも気まずいな〜ってなって、初めてちゃんとなーなコールした。
自分がしなくても誰かがしてくれるって気持ちがずっとあったの恥ずかしい。恥ずかしがってる必要なんてなかったんだ〜
自分でというか、みんなで呼ぶアンコールって気持ちいいね。その後の曲への気持ちが全然違う!
和歌山でキレ散らかすところだったけど、おかげでいい経験できたからオールオッケーになった。

En.1 chronicle of sky

伝説の明日が始まったね。
ADVENTUREの映像を見て育ったから、「今風となれ」ができて嬉しかった!!

「笑顔でいられるなら間違いじゃない」
ほんとそれだよね!!このツアー中、何度も何度も、自分を信じてあげようって背中を押し続けてくれたのほんとありがとう。

振りは全然覚えてなかったけど、楽しめるレベルでは動けたし満足。

En.2 Phase 21

声が出せるようになったら一緒に大きな声出したかった曲。メロディも好きだからもっと軽率に歌ってほしい。

温かい歌詞だよね。
奈々さんが両手で温めてくれる曲。温めさせてって聞いてくれるの優しくて好き。
悲しいことがあっても、辛い時間を過ごしてきても、奈々さんとライブで会えたら一気に幸せになれる。
キミの涙が止むのならば定義さえも壊そうとか言っちゃう奈々さんはやっぱりかっこいいなぁ…

途中でヨーダ紹介入るの私は好き。
ほんとはあれくらいシンプルに演者紹介してほしい。他のアーティストさんだと、曲中に名前くらいしかアナウンスされないから、それはそれで寂しいな〜って思うけど、以前みたいにガッツリ1人ずつ紹介されるよりは、今の方がコンパクトだけど魅力は伝えられていいなって思う。
もちろんヨーダのメンバーは好きだから、どちらでもいいんだけど、好みってだけの話。

En.3 Trickster(三重①)

イントロドンでいきなり歌われたい派だったんだけど、ロングイントロの途中からこの曲だ!ってわかる瞬間が嬉しかったからこれはこれで好き。

やっとナナラボの無念を晴らせた。

サビ前のドラムドコドコされるのが好き。ゆたぽんがいたらなぁ…って思わなくもなくはない。

未来を過去が塗り替える話もあったけど、現在を過去が塗り替える曲だね。時間はいつだって過去に向かっているんだけど、それでも迷わず進むという決意を感じる。

「不意に襲う孤独はねLevel upのsignalだから」
ここの歌詞が好き。勉強をら頑張っていた時、上に行けば行くほど自分のことを本当の意味で理解してくれる人が減っていくことが寂しくて、嬉しくても悲しくても、その気持ちをわかってくれる人はもういないのかなって思っていた時にこの歌詞に出会って、そっかぁレベルアップならしゃーないか!って前に進めたし、結果的にレベルアップした先にだって私をわかってくれる人はいたし、ずっと胸に刻まれた歌詞。。

君の紡ぐ物語を教えてほしいって言われたからたくさん教えちゃうし、僕の紡ぐ物語君に伝えたいと言われたら、そんなこと言われなくたって聞きたくて聞きたくてしゃーないんだ!ってなる。

En.3 TRANSMIGRATION(三重②/和歌山①/神奈川②)

何度でも歌ってほしい曲。
なんの曲でもそうだけど、この曲のいてほしさって他の曲とはなんか違う。水樹奈々っぽい。ぽいってどういうことかというと知らんけど。
たぶんそれは自分が最初の頃この曲をたくさん聴いていたからかもしれない。
それか見たい奈々さん、聴きたい奈々さんが詰まってるからかも。

入りのシンバル?が好きで、私も真似しちゃう。PARKのが大好きなんだけど、そんなの関係になしに今回のも好き。
フェイクは千秋楽だけかな?テンション上がりすぎたのに声出したら奈々さんの歌の邪魔になっちゃう!ってなって、気持ち抑えられないから、前の席バシバシ叩いちゃった。千秋楽は完全にゴリラ。

結局出てきた動物たちは動物ダジャレシリーズではなかったってことかな?

En.3 7月7日

家族の曲。わたしにとってはずっとそう。

初めてライブで聴けたのがISLAND大阪。
その数日前に家族が亡くなって、正直ライブどころじゃなかったし、それでもとりあえずライブに行く自分が嫌だなって思っていたんだけど、この曲を聴いた時来てよかったなって思った。
「いつもごめん。いつもありがとう。」って言えなかったのずっと後悔してたから、少し救われた気がした。

今回もたぶん歌うんだろうな〜でもだからって企画曲とかダブアンになるのはなんか違うな〜ってめんどくさいオタクになっていたけど、ほんと今回も歌ってくれてよかった!!!ってなったから、千秋楽前の自分を殴りたい!

家族と離れてから初めて聴いたから泣いちゃうな〜って思っていたけど、実際はそんなことなくて、家族への感謝が真っ先に浮かんであったかい気持ちになった。
数年前の自分が見ていた世界とは全然違う世界で、新しい人と出会ったり、一緒にいる人も変わったけど、それでも毎日幸せに暮らせているのありがとうって気持ちでいっぱい!

聴くたびに優しい気持ちになれるから、また7月7日にライブがあったら歌ってくれますように。

En.4 Synchrogazer -Aufwachen Form-

このツアーの全てはここに辿り着くためにあったんだと思える曲。

初日こそ、あの素晴らしき口上の復活テンションぶち上がったけど、そういうことじゃない。
千秋楽でようやくここに到達した。
どんどんどんどん力を溜めていって、ここに辿り着いた時のTRUE END感。このツアーの全てがここにあるかのような歌詞と高まり。

この曲の歌詞全てが水樹奈々でできていて、それは傲慢かもしれないけど、そこにいる私たちファンに向けての歌だと確信できる一曲に天晴れとしか言えない。
これから先も幾度となく大事な場面で歌われるのだろうけど、ここまで文脈を持った登場に自分自身の最高潮が重なるなんて想像できない経験だった。

10代20代を全力で答えられるのは後何回なんだろう?って思ったら、自分の出せる力を全て出さないと!!って思うし、全力全開で叫んだ後に放たれるタイトルコールぶち上がらないオタクいるの?私はぶち上がるよ!?って、ここまでで最大の高まりだった。声も出るし、このままいくらでも跳べそうだった。

17. WEn SUPER GENERATION(三重①/神奈川②)

過去最高のスパジェネだった。
水樹奈々作詞曲で、この曲は入れ替えで外れてしまうの勿体無いな…って思っていたから、歌われるってなってやったー!!!って大きな声出ちゃった。

7月7日の時点で涙目になっている奈々さんがモニター越しにもわかったけど、ダブアン前のMCはもっとその感情が乗っていて、こんな奈々さんを見るのは初めてだなぁと思った。
私は過去に奈々さんの節目に立ち会えたことはほとんどなくて、奈々さんが泣いているのを映像でしか見たことがなかったし、なにより最近は節目だったり何かを達成したからと言って声を震わせて泣く姿を見たことがなかったから、正直驚いた。
その時の自分はどちらかというとテンションが限界突破していて、楽しい!!!!!!まだまだツアー終わらせたくない!!の一心でアンコールしていたけど、奈々さんの様子がいつもと違ったからなんかドキドキしてしまった。

あの時、奈々さんはどんな気持ちだったのかな?私にその真意はわからないけど、奈々さんだって未来に対して不安な気持ちになることはあるんだろうなって素直に思った。
幕間の映像でも、なんでそんな頑張るの?って問いかけに、投げ出したくもなるけど、君がいるからがんばれる(意訳)って言葉に、グッときたというか、無理してないかな?って少し心配になったりとかした。

だから最後のMCで、奈々さんの不安な気持ちが伝わってきて、私はどうしたらその気持ちに寄り添えるんだろうか?って思ったけれど、答えはこのツアーで出ていたことに気づいた。
こうやってライブに行って、たくさん跳んで、たくさん声を出して、たくさん笑顔になって、そのパワーが奈々さんに届いて、またパフォーマンスで返してくれる。そんな幸せの輪がこれからも続いていくのなら、お互いこれから先もがんばっていける。そんな気がした。
前に奈々さんが、自信とは自分を信じてあげることって言っていた。奈々さんもこのツアーの締めくくりに、自信を感じていたのかな…?そんな安心の涙なのかな?

私は跳ぶのも声を出すのも目立つのも好きじゃなかったけど、奈々さんが喜んでくれて、認めてくれるから、自分のコト「好きだ」って言えるようになった。
最初にそう思えた時のことを思い出させてくれたこのツアーの締めくくりがSUPER GENRATIONであったことはにとって最高のアンサーソングだった。

思えば最初に奈々さんの歌を聴いた日も最後の曲はこの曲だった。いつまでもこの曲と歩んでいけるといいな。


一曲ずつ、とりあえず思い出を並べていっただけだけど、10年後くらいに見て、そんな気持ちだったんだ〜って振り返れたらそれで大満足。

25周年に向けて、私もたくさんがんばるぞー!!!

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