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「みじかびの キャプリてとれば… 万年筆の魅力」 PILOT Capless PLATINUM CURIDAS

 万年筆をボールペンのように手っ取り早く使いたいという望みを満たすために開発された、ノック式万年筆。PILOT や PLATINUM から発売されています。今回は、ノック式万年筆について。

PILOT Capless マットブラック

 確かに、キャップを外さず書き出せるのは魅力的。Capless万年筆を3年ほど使いましたが、キャップを外す時間も惜しいという状況に遭遇したことはありませんでした。インク充填が結構頻繫に必要になって使用を中止。使用できるコンバーターのせいか、インクが減るのが早いという印象です。

Capless 18金<B>ニブ  14金<M>ニブ

 2020年にCURIDASが発売された当初、品薄でなかなか手に入りませんでした。これも、少し落ち着いてから手に入れて使ってみました。デザイン的にもの足りなさを感じますが、スケルトンで内部の機構がチラ見できて楽しい一本です。クリップは外して使っています。

CURIDAS グラファイトスモーク  ノック軸をかなり押込みます

 CURIDASは、Caplessよりインクの持ちがよさそうです。

CURIDAS スチールペン先

 ただし、インク充填はまるで組立パズル。いったんばらしてからのインク補充になります。Caplessの方が簡単です。

CURIDAS ペン軸の装着 順序

 ここまでして、キャップを外す手間をなくす必要があるのか? 万年筆のキャップを外す手間さえ楽しみながら、のんびりと字を書く。最近は、こんな心境で万年筆を楽しんでいます。


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