レンズ沼の歩き方」Contax Planar F1.4 50mm T* AE / Planar F1.7 50mm T* MM
50mmのPlanar は、3本持っています。YASHICA/CONTAXマウントの開放F値 1.4 と 1.7 の2本。もう1本は、コシナ製 Nikon Fマウント(ZF)の開放F値 1.4 です。確かF1.7の方は、中古のContaxを買った時に付いてきたレンズです。
フィルムカメラ時代は、フランジバックの問題でマウントアダプターでは使用できず、マウントごとにレンズが必要でした。
今回は、Contax Planar の2本を撮り比べてみました。
まずは、3本の仕様の違いを見てみます。
3本ともレンズ構成/枚数は同じです。廉価版レンズのF1.7でもZeissは手は抜いていません。最短撮影距離がF1.7だけ若干遠く撮影倍率が小さくなります。また、コシナ製は2倍近く重いです。外観については F1.7は廉価版レンズなので、ややチープな外観、目盛り数字も印刷となっています。
開放F値での描写。
F1.7は、とろけるようなボケになりました。F1.4は、ボケが幾分汚い気がします。注意が必要です。
次に、f8での描写。
雲の細かな表情が、良い感じに写りました。暗部のコントラストも再現できました。
逆光時の描写。
さすが、T*コーティングです。F1.7の方が若干逆光耐性は弱そうです。
F1.7のPlanar でも大きな遜色はなさそうです。近接撮影やテーブルフォトで気にならなければ f1.7 はお勧めです。
普通撮り比べなどしないので、2本の撮り比べができて楽しかったです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?