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「みじかびの キャプリてとれば… 万年筆の魅力」 ソフト調万年筆
今回は、ソフト調万年筆について。各メーカーから書き味がソフト調とされる万年筆が発売されています。PILOTからはフォルカンFAニブやELABO(SEF~SB)、PLATINUMからは、字幅の前にSを付加したSFニブなどです。
ペン先がしなって、「はね」「とめ」「はらい」が美しく書けるとうたっています。
確かにちょっと力を入れるとペン先がしなって楽しい。何となく、書いた字もきれいに見えます。しかしながら、ノートや手帳では使っていません。
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まずは、CUSTOM HERITAGE 912 です。 FAニブ は、「超ソフト調、毛筆の筆跡」と説明されています。FAニブが選べるのは、当時2万円台の 742 や 912 等からでした。ベスト型が好みなので、912を選びました。 HERITAGE 912 は、お気に入りの1本です。
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フォルカンFAニブは、ペン先の中央部がえぐれた独特の形状です。
次は、PILOT ELABO。「ソフトタッチでありながらコシのある独特な書き味」とカタログに説明されています。
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金属軸と樹脂軸があり、金属軸を選びました。
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FAニブとは違い、なんか優し気なペン先です。
最後に #3667 CENCURY SMニブ。
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ペン先は、Sの付かないのFニブとは違いがあるように見えません。でもしっかりしなります。
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ソフト調万年筆は、手紙や葉書を書くのに使うのがメインです。字を少しでもきれいに見せたいと思うからです。1文字1文字丁寧に書くので、はね、はらい、とめが楽しいです。最近は手紙や葉書を書くことがなくなってしまい残念です。時々、臨書やペン習字に使う程度になってしまいました。
皆さんは、どんな時にソフト調万年筆を使っていますか?