2023年から始めるウルティマオンラインVol.4【キャラ育成戦士編】最初から武器選択まで
ども~さっふぃーです。
今回から実際にキャラの育成方法の一例をご紹介します。まずは一番手っ取り早い戦士から行きたいと思います。またまた長くなりますがお付き合いいただければ幸いです。
戦士のキャラメイキング
えっとキャラメイキングの詳細はVol.2である程度書きましたが今回はもう少し突っ込んだことを書いていきたいと思います。Vol.2は↓からご覧ください。
んで一応一番最初のキャラとして作るなら戦士が一番手っ取り早く育成できますね。実際にボクがキャラメイクした画像を貼って説明していきます。まずは最初の画面から……
(相変わらず画像は2Dクライアントでの表示画面です。SAクライアント人気ないのかな……???)
名前はFantasy Name Generatorを使って適当に選びましたが一応ティリアナさんと読みます。Vol.2でも書きましたが戦士をやるなら性別は特別がこだわりがない限り女性にした方が無難です。男性だと悪魔系のモンスターに魅了されてしまうことがあるためです。種族は一応セオリー通りにエルフを選んでみました。エルフの特性であるマナ+20がSTRとDEXに多くの数値を持っていかれる戦士にとって非常に有利なのです。ですが最近の最終装備はなかなか優秀なので序盤そんなにマナを使わない包帯戦士でエルフの見た目が気に入らない人は人間を選んでも構いません。人間の方が荷物をたくさん持てますしね。
髪型・肌の色・シャツやスカートの色・髪の色は好きなものを選んで名前をしっかり付けましょう。
次の画面です。
戦士はSTRを多めにしてSTRとDEXに割り振ります。INTは最低値の10でも大丈夫ですがボクはヴァンプ武士盾(通称白豚)を目指しているので少しだけINTを多めにしました。包帯戦士なら10で問題ないです。スキルはNecromancy(霊媒)とBushido(武士道)に50づつChivalry(騎士道)に20です。包帯戦士なら霊媒の代わりにHealing(治療)に50を振ります。数値を決める時の上げ下げがなかなか難しくてイライラするかもしれないですが自分の理想に合うように頑張ってください。
まぁここで失敗してもあとでステータスもスキルも自由に調節できるので大体こんな方針というのが決まっていれば大丈夫です。
最初の町はこのままニューヘイブンを選択します。
いよいよブリタニアに降り立ちます。
第一歩を踏み出す前に
いよいよ冒険のスタートです。このまま歩き出してしまいそうになりますがちょっと待ってください。その前に増やしたくないステータスとスキルをロックしてしまいましょう。
まずはステータス。Ctrl+Sを押すかペーパードール(キャラの画像のことです)の右側の「STATUS」ボタンをクリックします。
ティリアナさんは戦士なのでこれ以上INTは必要ありません。なのでINTの横の矢印を2回クリックしてロックしました。このステータスの上げ下げは後々まで使えるので覚えておいてください。数値は上から順にSTR・DEX・INTです。まぁさっきの数字を覚えていたら一目で分かりますよね。その他の数値はまた別の回に説明しますので今は分からなくても大丈夫です。予習したい人は以下のサイトを参考にしてください。
お次はスキルです。ペーパードールの右側の「SKILL」ボタンをクリックしましょう。
ズラズラと英語でスキル名が並んでいますが必要ないスキルは右側の矢印をクリックしてロックしてしまいます。前回Vol.3で書いた通りヤングだとスキルの合計値(右下の青い数字です。今は最初なので120.0となっています)が450.0を超えてしまうとプレイ時間が少なくても即座にヤング属性が解除されてしまいます。序盤はスキルの上がり具合に気を付けてください。
それで自分の使う予定のスキルは下の画像のようにまとめておくと分かりやすくなります。左下の「New Group」をクリックすると新しいスキルのグループが作れるのでそこにまとめます。
ステータスとスキルをロックし終わったらいざ歩き始めましょう!
エスコートクエスト
とりあえずニューヘイブンの街には何があるのかグルっと一周してみましょう。歩いている途中でこんな人に出会います。
とりあえず名前とか確認するためにカーソルを合わせてみます。
下に「クエスト」と書いてある人は何かしらのクエストの依頼人です。どうやらこの人は自分の行きたい場所まで案内して欲しそうです。いわゆる「エスコートNPC」です。ではこの人をWクリックしてみましょう。
やはりエスコートを依頼してきました。この人は銀行に行きたいそうです。この依頼を受けるなら左の「Accept」ボタンをクリックします。「今は時間ないから……」ということで断るなら右の「Refuse」ボタンをクリック。もちろん断っても何のペナルティもないので安心してください。ティリアナさんは暇なのでこの依頼を受けました。するとNPCは自分の後にくっついてきます。このまま目的地まで連れて行ってあげましょう。無事到着するとこんな画面が出ます。
このクエストの報酬はゴールド(gp)です。なんと500gpももらえます。最初に持っているお金が1000gpなのでその半分を稼げてしまいます。序盤にしてはなかなか美味しいクエストですね。ただしこのエスコートクエストは連続して受けることはできなくて約5分間のインターバルが必要です。おいしい話には裏があるという訳です。
ちなみにエスコートNPCは他の街にもいてクエストが受けられますが行き先がニューヘイブンのようにその街中ではなくて他の街とかダンジョンとかになりますので戦士でエスコートするのはかなり至難の業です。魔法使いならGate Travelの呪文と目的地までのルーンがあれば一瞬で終わりますが。しかし報酬の金額はニューヘイブンと変わらず500gpなのであまり割に合わないかな……。
依頼が終わったところでニューヘイブンの街の探索に戻ってもいいですし5分のインターバルを置いて次のエスコートクエストを受けてお小遣い稼ぎをしてもいいです。特に新規で始められた人にはかなり魅力的なクエストですので気が済むまで受けて持ち金を増やしましょう。
いっぱい稼いで持ち切れなくなりそうになったら銀行へ行きます。銀行のドアの前に立って以下のコマンドのどれかを入力すれば銀行が開きます。
@バンク
銀行
bank
バックパックに入っているお金の山を金庫箱に向かってドラッグ&ドロップすると銀行にお金が入ります。お金を銀行に入れておかないとお店やPCベンダーでお買い物ができませんので注意してください。お金の他に当座使わないアイテムを入れてもいいですがEJアカウントの方は20個までしか預けられないのでよく考えて入れましょう。
銀行での用事が終わったらちょっと他の街に行ってみましょうか。
羊の毛刈りから布や包帯を作る
ニューヘイブンの街から南に歩いていく(走ってもいいです)とこんなストーンサークルみたいなのが見えてきます。これがムーンゲートです。
ムーンゲートはブリタニアの各地を繋ぐ交通手段です。移動魔法が使えるまではいろいろとお世話になると思うので場所を覚えておくといいです。思い切って真ん中のムーンゲートに飛び込むと……
こんなメニューが出て移動したい場所を選択できます。ボクがUOを始めた頃はブリタニアの時間帯によって行き先が決まっていたので行きたい場所に行くのにブリタニア時間で数時間待ったりとかしましたが今は便利になりました。
ちなみにボクのアカウントはヤングではないので表示されちゃっていますがヤングタグが付いている間はフェルッカは表示されません。ここはトランメルのままで下から2番目のニューマジンシアを選んでみましょうか。行きたい場所にチェックを入れて「OK」ボタンの矢印をクリックすると瞬時に移動します。
ニューマジンシアのムーンゲート周辺には羊飼いとその飼っている羊たちがいます。バックパックに最初から入っているダガーはありますか?なかったらもう一回ニューヘイブンに戻って銀行から持ち出してきてください。持ってた方はダガーをWクリックして出るカーソルを羊に合わせます。すると……
羊が丸裸になってバックパックに羊毛が一掴み入ります。今回は5匹分の羊毛を集めましたがやっぱり好きなだけというか持てるだけいっぱいに毛刈りしても構いません。そういうところがUOの自由さなのです。十分毛刈りを楽しんだところでムーンゲートでニューヘイブンに戻ります。
ニューヘイブンの銀行の向かいにハサミの看板の裁縫屋がありましたよね?そこに入ります。中では糸車が回っていますね。
さっき刈ってきた羊毛をWクリックして出たカーソルを糸車に合わせると……あれ?反応しないな……。実はもう一つある糸車しか使えませんでした。
糸車を使って羊毛全部毛糸玉に変えましょう。かなりの量の羊毛を刈ってきた方は時間がかかりますのでキリのいいところでやめてもいいです。5の倍数の数の毛糸玉を作れたら次です。店の奥のドアを開けて中に入りましょう。そこにある織り機を使って毛糸玉を布にします。
毛糸玉5個で布生地が1本作れます。何回かやって何本か布生地を作ってください。終わったら↓のNPCからお買い物です。
NPCをクリックして出たメニューから「買う」を選んでください。売っているもののリストをスクロールして一番下のハサミを買います。
無事購入できたでしょうか?
購入できたらハサミをWクリックして出たカーソルを布生地に合わせます。すると布生地を切る音がして布生地1本に対して50枚の布切れが出来上がります。
さらにハサミをWクリックして出たカーソルを布に合わせるとまた布を切る音がして包帯が出来上がります。
布1枚に対して包帯1つなので150枚の布が一気に150の包帯になりました。包帯戦士の必需品なので必要なだけ作ってみてください。
実はこんなにまだるっこしいことをしなくても先ほどハサミを買ったNPCから布生地を購入できます。もっと言えばヒーラーから包帯そのものを購入することだってできます。ですがUOではこういった自給自足の遊び方もできるってことを紹介したかったのであえて回り道をしました。「もうこんなにメンドクサイことはしたくない!」って方は次回からはNPCからお買い求めください。「もっと羊の毛刈りを極めたい!」っていう方はユー(Yew)の街の南に羊牧場が3か所くらいあるので行ってみるのもいいですしフィールド上にトコトコ歩いている羊を探しに旅に出てもいいですよ。それくらいUOは自由度が高いゲームなので。
さて包帯の準備もできたのでそろそろ戦闘スキルを上げに行きましょうか?ここでハタと気付く方いませんか?
「自分は一体どの武器を使えばいいんだろう?」
ってことに。
武器の選択
やっと武器の選択が出てきました。UOでは以下の武器が使えます。
Swordsmanship(剣術)・Mace Fighting (棍術)・Fencing(槍術)・Wrestling(格闘)・Archery(弓術)・Throwing(投擲)
では一つづつ簡単に紹介していきます。
Swordsmanship(剣術)
剣といえばUOのみならずRPGで最もポピュラーな武器ですね。そのためUOでも例に漏れず人気が高く初心者向けから上級者向けまで幅広い種類の剣が出回っています。こんな感じです。
初心者向け:刀や三日月刀などの振り速度が速い片手武器
中級者向け:速度やスタミナを十分確保できたら威力のあるダブルアックスやブレードスタッフ
上級者向け:速度やスタミナの確保を極めたら火力の最も出る戦闘大斧など
またスキルマスタリー(これについては後日改めて説明します)で取得できるOnslaughtがとても強力で騎士道魔法と組み合わせるとトップの火力が出ます。ただし振り速度を最高にするためにはかなりシビアなスタミナと速度の維持が必要になりますが。
人気の高さ故にパワースクロール(略してPSC)とかマスタリーの手引きの価格がべらぼうに高くごく普通のプレイヤーの金策ではなかなか手に入れることができません。(2023年7月現在PSCの値段は大分落ち着いてはきましたがそれでも他の武器の何倍もしますしマスタリーの手引きはまだまだ高騰中です)
それでもやっぱりポピュラーな武器ではあるので迷ったらとりあえず剣術にしておくと失敗が少ないですね。
Mace Fighting (棍術)
棍術というと聞き慣れない感じがしますが英語のメイスというと分かるって方が多いと思います。相手を叩き潰す感じの武器が多く攻撃が当たると相手のスタミナを削ることができるのが利点です。また戦士はスタミナと速度の管理が結構シビアなんですが剣術よりは多少ゆるい感じがします。スキルマスタリーで覚えるStaggerは一撃必殺の超強力技です。
ただ剣術に比べてSpM(Special Moveの略かな?その武器固有の必殺技だと思ってもらえればいいです)の組み合わせが残念な武器が多く1回の戦闘で剣術並みの火力を出すのに何種類かの武器を使い回さないといけないのが残念です。
最近剣術のPSCやマスタリーの手引きの値段の高さに辟易としたプレイヤーが使用するようになって徐々に人気が出てきているようです。PSCやマスタリーの手引きは非常に安価なので。
Fencing(槍術)
ボクが長期休止している間に一世を風靡した武器です。SpMがFeintとArmor Ignoreなリーフブレードが超強力で戦士だったらこれ一択だった時代がありました。しかしあまりにも凶悪的に強過ぎたので弱体化されてしまい今は見る影もないです。
槍術で使えるクリスは戦闘で使える武器の中で唯一と言っていいかもですが毒を塗ることができてSpMで相手を毒で弱体化できます。またランスはSpMに相手を落馬させるDismountがあってUOの世界の中では槍試合というスポーツで用いられます。なので忍者や騎士といったロールプレイを好む人には向いてる武器ではないでしょうか?
なおPSCやマスタリーの手引きは棍術ほどではありませんが安価なので育成は割と楽です。
Wrestling(格闘)
素手で戦う技です。これを実際の戦闘に使うプレイヤーは相当のマニアです。とにかく火力が出ないので手数を稼がなくてはならないのですが最速振りになるスタミナと速度があまり高くありません。実際には魔法使いが攻撃による詠唱妨害を避けるためとか家が腐った時に出現する樽を破壊する時にしか使用する場がないのが現状です。ですがペットの攻撃がほぼ格闘と判定されてるのでPSCの値段は割と高いです。(ペットの育成についてもまた後日改めて説明しますね)
Archery(弓術)
弓術と後述の投擲は上記4つの近接武器とは違う遠隔武器になります。遠隔武器は離れた場所から敵を攻撃できるので自分がダメージを追いにくいという利点がある反面敵をズルズルと引きずり回すような形になってしまい(この状況をトレインすると言います)狩場のマナー的に厳しい目で見られがちです。なので立ち回りにかなりのテクニックが要求されるテクニカルな武器と言えます。
弓術は投擲が登場した際に一時的に閑職に追いやられましたが和弓などの人気で復権しつつあります。パーティープレイで壁役の近接武器戦士の後ろからSpMを連射できればかなり強力ですがマナ管理が他の武器よりは厳しいのが難点かもです。
ちなみに弓はボクが最初に戦士を作った時に選んだ武器なのでそれなりに愛着はありますがプレイヤースキルと回線がお世辞にもよくないので今はあまり使ってません。弓忍者ごめんね。
Throwing(投擲)
ガーゴイルでしか担当できない武器です。ブーメランみたいな武器を投げて攻撃します。一時期ソウルグレイブが強力だったので結構戦士の数はいるようです。やっぱり弓術と同じく敵をトレインしやすいのと装備にAF(アーティファクトの略です。ボスなどから手に入る特別な装備です)が少なくいいものが揃えにくいのが難点でしょうか。
ボクのおすすめはMysticism(神秘)とFocus(集中)を入れてRising Colossus(通称コロ助)を召喚してその後ろからソウルグレイブで攻撃するというスタイルです。神秘魔法には割と投擲と相性のいいものがあるので使い勝手は結構いいですよ。
今回はここまでです
いかがでしたでしょうか?キャラメイクから始めてエスコートクエストでお金を貯めたり包帯作りに寄り道したりしながら戦士の武器の選択までやってみました。
白豚を目指すティリアナさんは結局剣術を選択しました。やっぱり武器種の多さと火力の高さが魅力的なので。まぁ最初失敗しても途中で武器を変えることもできますし最悪キャラを作り直しても大丈夫です。横道にそれて羊の毛刈りを極めようとしている人は……いるんでしょうかね?それもまた遊び方の一つなので止める気は毛頭ありませんが。
次回は戦闘関係の話をしようかなと思っていますが横道にそれるかもしれません。
それではまた。