白い嘘
相手を傷つけないための小さな嘘。
上手に演じきれるならできる女なのかもしれないけれど、私は苦手です。もしその場しのぎでやむを得ない理由で嘘をついたとしても、すぐに謝るようにしている。
“秘密です”と逃げたりもする。でもその言葉で傷つく人もいて、人との関わりはとても難しいなと感じています。
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今、二人のうちどちらかが私に嘘をついている。
たぶん私に気を遣っての嘘。側から見たら罪のない嘘…それは優しさなのかもしれないけれど、私はとても悲しかった。
どちらも信じたい、でもそれは矛盾する。
次の機会はあるかわからないから、余計に悲しい。
結局出した答えは…気持ちが落ち着くまでどちらとも連絡を取らないことにした。
白黒はっきりさせたいわけではなく、嘘の言い訳を聞きたいわけでもなく、ただとても悲しかったということ。
受け答えの正解って…
私は未熟者なので相手を傷つけない正しい言葉の選び方ができません。