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リクルート創業者 江副さん

江副浩正さん

言わずと知れたリクルートの創業者です
最近、江副さんの本を書いた本が売れているようですが彼が残した当時の言葉を紹介したいと思います
時代は違えど今でもうなずける内容です
ご参考に!

▼晩年に遺した「マネージャーに贈る20章」

<第1章>
マネジメントの才能は、幸いにも音楽や絵画とは違って、生まれながらのものではない。経営の才は、後天的に習得するものである。それも99%意欲と努力の産物である。
その証拠に、10代の優れた音楽家はいても、20代の優れた経営者はいない。


<第2章>
マネージャーに要求される仕事には、際限がない。より高い効果を上げるマネージャーは、要求されている様々な仕事のうち、一番大事なことから手がける。仕事を受付順に勧めるような人は、優れたマネージャーとは言えない。
目の前にある仕事の中で、一番大切なものは何かをいつも考えていなければならない。


<第3章>
社内にしか人間関係を持たないマネージャーがいる。こういう人が会社を動かそうとするようでは、会社はいずれ滅んでゆく。
会社もまた、社会の一組織体であるから、社外の人々と良い関係を保つことが不可欠である。


<第4章>
"上の方で決まったこと"をそのままメンバーに事務的に伝えるマネージャーは、メンバーからの信頼と支持は得られない。経営の方針や義務のルールは、マネージャー自身がまず自らのものとしなければならない。そのためには、疑問などがあれば十分解決しておくこと。
その上で、自らの方針、考え方を交えて、メンバーに向かうことが大切である。


<第5章>
メンバーをよく理解しようとすることもマネージャーにとって大切なことである。それよりもっと大切なことは、マネージャー自身の方針、考え方、人格までもメンバーに理解させることである。マネージャーとメンバーとのよい人間関係は、深い相互理解から生まれる。


<第6章>
優れたマネージャーは、人に協力を求める時、"彼との個人的な親しさ"によってではなく、"仕事を良いものにするためには誰に頼むのがベストであるか"という観点からこれを行う。
誰とでも一緒に仕事ができるようにならなければならない。


<第7章>
マネジメントに携わる人は、2つ以上のことを同時に進められる人でなければならない。ひとつの仕事に熱中している時は、他の仕事に手がつかない、といったタイプの人はスペシャリスト向きで、マネージャーには向かない。


<第8章>
「1,000人分のパーティの招待者宛名を書き上げ、発送するのに、ひとりでやれば10日は必要。10人でやれば何日かかるか?」算数では答えは1日だが、経営の現場では10人でやっても10日かかることもある。
人が増える時には、手順を変えるなり、仕事のしくみを変えてゆく必要がある。


<第9章>
会議の目的がわからなくて、会議の能率を下げる人がいる。この会議を何のために開いているのか、自分の役割は何か、どのように勧めれば会議が効率的になるか、マネージャーはこれらのことをよく把握する必要がある。
会議の効率を上げる人と、下げる人では、マネジメントにおいて大きな開きがある。


<第10章>
マネージャーの任務は高い業績を上げることにある。そのために、メンバーを動かす権限が与えられている。仕事を離れたところでマネージャーが権限を行使することは許されない。


<第11章>
経営者が数字に弱ければ、会社は潰れる。仕事への熱意は十分あっても、数字に弱い人は
優れたマネージャーとは言えない。


<第12章>
マネージャーには、コンピュータという有能な部下を使いこなす能力が必要である。コンピュータを駆使して仕事を効率的にすすめるためには、コンピュータに関する知識・技能を自らのものとし、同時に日常的に自分自身の手で動かしていなければならない。
コンピュータを使えない人は、いずれマネジメントの一員にとどまれなくなる

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新入社員に向けた言葉/入社式
 
12カ条
 
1 新しいものはそれだけで目を引く それだけで大きなチャンスだ。
2 学校で学んだ事は一旦棚上げし、いたるところで先生をみつける。
3 1日も早くなくてはならぬ人になってほしい。
4 目標を大きく持て 人はその掲げる目標までしか伸びない
5 今日できる事は明日に伸ばすな
6 上司先輩の話は鵜呑みにするな
7 一番大事なのは健康管理
8 企業に於いて失敗は成功の母
9 外メシ、外酒を心がけよ
10 気の合った人達だけとの丸い付き合いでは成長はない
11 失敗したり落胆しても大事なのはそれを希望に奮起に変えること
12 情報に対する感性を鋭く 

その他、リクルートには数々の言葉がありますね
その中でも、「仕事の報酬は仕事!」 この言葉大好きです!
やはり素敵な会社ですね!

目指すところは違えど人に関するビジネスも多い当社も少しは近づきたいですね
https://www.sap-c.cp.jp

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