旅立ち

1時55分、大好きなお父さんが旅立ちました。
何度か危険な時もありました。なんなら昨日の朝も危ない言うて病院行きました。でも、言って話しかけるとすごい笑顔で笑ってたんですよ。
お肉の話をすると小さな目を見開いて、なんか喋ってたんですよ。
夕方にも面会に行ったけど顔色も良くてよく笑い、なんかわからんけど話してるかのように口を動かし、首もよく動いてた。
だから、明日も朝から会いに行こうねって言っていたけど…。

私が佐賀に帰ってきてからお父さんの面会に毎日行っていたけど、待っててくれたのかな。昨日、帰る時、名残惜しそうに首を動かしてこっちを見てた。
帰りたくなかったけど

明日また来るからさみしくないよ
ゆっくり休んでてね

その時のお父さんの笑顔忘れない。

ありがとうってずっと言いたかった
でも出来るなら言いたくなかった
それは最後の言葉になるから
でも、まだ聞こえてるなら

ありがとうお父さん
振り返ると1番困らせた娘でしたね
無くなるまでのこの3ヶ月
ボケてたから私のこと覚えてるか分からないけど、一緒にたこ焼き食べたこと、お菓子を食べたこと、お話した事、貴重な時間でした。
いつかはお別れが来るってわかってたけどいつまでも元気だと思ってた。

病院で私の名前を呼んでくれたのがお父さんの最後の声。振り絞るようなか細い声で呼んでくれた。

お父さんの娘として生まれてきて良かったよ
仕事一筋で、カッコつけしぃで、頑固な人やった。

ありがとう
お疲れ様でした
ゆっくり休んでください

また会おうね