娘にとってこの一年は一生忘れることのできない一年
これは、先日の学級懇談会で保護者の方が話してくれた言葉です。
今年度最後の学級懇談会。私はクラスの一年間の成長をテーマに話をしました。
学習での成長や友達との付き合い方など、さまざまな視点で話をしました。
懇談会の最後には毎回、保護者の方にも一言いただいているのですが、本当に素敵なことを言って下さる方が多く、とても嬉しい時間でした。
参加してくださった保護者、全員から
「子どもは、来年もこのクラス全員一緒に、先生はさおゆめ先生がいいと言っています」
「クラス替えをしたくないと話しています」
「それぐらい楽しかったんだと思います」
と教えてくれました。
また、
「息子は先生のことを信頼しています。学校の様子を聞いていると、感じるんですよ」
と話してくれました。
どの言葉もとても嬉しく、ありがたいなぁと思いました。
中には話しながら泣きそうになっている方もいました。
「娘にとって、この一年間は一生忘れることのできない一年になったと思います」と。
私もその保護者を見て泣きそうになりました。すごく嬉しい一言で、やってきたことが救われたように感じました。
そんな中、ある一人の保護者が
「兄弟もいて、本当にいろんな先生を見てきた。ただ、こんな素敵なクラスは見なかった。これも先生の人柄のおかげだと思います。子育ては一人ではどうしてもできないんですよね。どうしたらいいのか悩むこともたくさんあるんです。そんな中、素敵なご縁をいただけたことを本当に嬉しく思います」と。
子どもに何ができたのか、日々反省だらけではありますが、向き合ってきてよかったなぁと本当に思いました。
今では私にとっても本当に自慢のクラスになった子どもたち。
お別れが近づいてくるのは寂しいですが残り2ヶ月ちょっと。子どもに伝えられることは全て伝えて、6年生に送り出そうと思います。