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2024年2月時点、アクセラはオワコンなのか?

本日2/1から第6期JAアクセラレーター(通称JAアクセラ)の応募が開始となりました!👏3末までがエントリー期限になります。

今年で第6期って、アクセラの中では領域問わず割と老舗です。JAグループらしくアグリ・フードはもちろん、地域創生やフィンテック、SDGs等第一次産業を中心に幅広い領域でスタートアップを募集しております。過去5期通じて採択率は5%以下という、熾烈な戦いを勝ち抜いてきたこれまでの採択企業はどこも素晴らしいです!

応募するためのサイトはこちら↓
https://ja-accelerator.agventurelab.or.jp/

プレスリリースはこちら↓
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000062040.html

採択されると、農林中金や全農の職員による約半年間の伴走支援のほかにPoC代として採択スタートアップ1社につき100万円、農林中金キャピタルとの面談の可能性、東京大手町にあるラボの使用が自由など特典盛り沢山。過去5期通じて伴走者が終わった後の採択者アンケートではNPS5段階中4.6以上という脅威の満足度を誇るアクセラ。応募の価値ありますのでぜひ。

私個人の話で言うと、かつての在籍会社時に事務局の伴走支援をしており(第4〜5期)ました。今の職場であるAgVentureLabと出会ったきっかけはまさにこのアクセラで、伴走支援を担当していなかったらおそらく今の私はなかったと思います。今の主ミッションは少額出資の検討やインキュベーションプログラムの新規立ち上げ等なので今までよりアクセラを第三者的に見ることが多いものの、俯瞰で見てもJAアクセラは第一次産業に関わるスタートアップに取っては登竜門的存在と言ってもいい。

第1~5期のアクセラアルムナイ一覧!


そもそも、アクセラレーターって何かご存知でない方もいるのではないでしょうか。後、インキュベーションと何が違うの?って言う方も。ネット検索すると大体

・アクセラレーター:大手企業が新興企業(ベンチャー・スタートアップ)に対して協業・出資を目的とした募集行為を開催するもの
・インキュベーション:新規事業の創出を目的とした創業を支援するサービス・活動

とあるように、インキュベーションは起業支援が目的であるのに対して、アクセラは協業や出資が目的になりますが、JAアクセラは特に協業(とその入り口としてのJAグループやアセットとの接続、ビジネスマッチングの設定等。あくまでも入り口であるため、どうしたらwinwinになるかを検討し単なる商談交渉の設定には留まりません)に力を入れています。他のアクセラでは出資をするための見定め期間として伴走期間を設定している場合もありますが、JAアクセラは出資とは一旦切り離し、伴走期間は純粋に採択スタートアップがスケールアップできるように尽力をしています。

で、本題ですが。
アクセラがMAXに盛り上がっていたのはコロナが始まる前くらいと巷では言われ、最初は弊社はじめ限定された会社でしか行っていなかったアクセラも今では事業会社だけではなく、自治体やVC等様々な業態で行うようになりました。今までは待っていれば先行者利益で応募者に困らなかったものも、口コミやアクセラでの実績を調べられ、よりスタートアップの要望に沿うもの(アクセラに採択された段階で出資も確定など)も沢山誕生しています。プログラムは飽和していて、もうお腹いっぱいなんて声も割とちらほら。

それでも私は、アクセラ、なかでも事業会社や商流を持っている日本企業のアクセラはオワコンではないと思っています。少なくとも日本で起業して売上を作っていくのであれば。なぜなら、日本はいまだにJTCが世の中のビジネスや商流、スキーム、ハコをハンドリングしている部分が否めないから。どんなにいいサービスや商品を作ってもユーザーが増えないと(ルートを確保しないと土俵に乗らない)意味がない中で、日本人が大好きな信頼性の担保を担ってくれるのは、大手企業との協業なんです。「どこの馬の骨かわからないけどよいもの」より、「私も知ってるあの会社と何かやってる得体の知れないもの」の方が多くの日本人には価値がある。

いいじゃない、得体が知れなくたって。
まずは、知ってもらって使ってもらわないと意味ないんだから。
という意味で、そのチャンスをスタートアップが自ら掴み取りにいくチャレンジが出来る場こそが、アクセラの選考であり、採択だと思っています。会社のオトナの人達に怒られちゃうかもだけど、スタートアップだってうちのグループを利用したらいい。それでスケールして羽ばたいていってくれるなら、それこそがJTCとして古き良き時代から続き仕組みをつくってきた者の「ノブレスオブリージュ」だと、あえて恐れずに言いたい。

と暑苦しく語ってしまいましたが、JAアクセラ第6期!ぜひぜひ、応募してみてください!スタートアップの皆様、応募にあたって悩んだり相談したかったらいつでもフォロー・DMくださいませ。

さらに2/15(木)にオンラインで実施される公募説明会に参加いただくと、サイト以上にアクセラの詳しい流れがわかります↓
求む!食と農とくらしのイノベーター!「JAアクセラレーター第6期」公募説明会【オンライン/参加無料】 | Peatix

最後に、本来の業務のひとつであるインキュベーションプログラムですが、着々と設計が進んでいます。もう少ししたら、どんなものかをちょっとずつお見せできると思いますので、こちらも興味がある方はぜひDMください。

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