ストレス削減ドリル#4:「自分」と「他者」をごっちゃにしない!
こんにちは。身近な心の安全地帯創りを目指す ”コミュニティーカウンセラー” のやまださおりです。
今日は、ストレスを削減する考え方、「自分」と「他者」をごっちゃにしない!を、紹介します。
「自分」と「他者」は異なる人間である、
ということは当たり前で、みんなが知っていること、
のように思えるかもしれませんが・・・
実は、これ、結構忘れてしまって、そのことでストレスを受けていることがあるんです。
例えば、こんなときです。
その人のためによかれ、と思ってしたことが
その人に喜んでもらえなかったことがあったとき、
あなたはどんな気持ちになりますか?
うれしい気持ちには・・・なりませんよね。
「せっかくやってあげたのになんで喜んでもらえなかったんだろう」
って思ったり、
「もっと喜んでもらえることがしたかったなあ。」
って思ったり、
残念な気持ちや悲しい気持ち、もしかしたら悔しい気持ちになるかもしれません。
その時の気持ちを大きく3つに分けると、以下のようになります。
①他責・・・喜んでもらえなかった相手のせいにする
②自責・・・喜んでもらえる行動ができなかった自分のせいにする
③ニュートラル・・・自分と他者に起きていることを別々にしてとらえる
たいていは「他責」か「自責」のどちらかの気持ちが強くなってしまい、
それにより大きなストレスを受けてしまいます。
できるだけニュートラルに持っていくことで、あなたの受けるストレスを小さくすることができます。
こんなイメージです。
①自分を認める
「わたしは、あの人に喜んでもらおうと思って行動できた」
②他者を認める
「あの人は、その行動について、あまりうれしいとはとらえなかった(または、そのように見えた)」
③受け止めて、これからを考える
「わたしとあの人は異なる人間なので、異なるとらえ方をするということは、まあ、ありえるし、仕方ない。
今度あの人になにかをしてあげるときは、別のやり方を試してみよう」
というような感じです。
ニュートラルの考え方では、
どちらも悪くない、「自分」と「他者」が異なる人間であるがために
起きたことであると考えるのです。
このような考え方は、異文化に触れるときにも役に立ちます。
私たちの文化では、当たり前と思っていることが、
相手の文化においては、まったく当たり前ではないのかもしれないのです。
この文化の違いや、生き方のバックグラウンドによるとらえ方の違いに、私たちはしばしば悩みます。
私自身の人生をふりかえるえると、最も悩んだのは・・・
三重県の田舎から、東京の私立高校に進学したときでした。
皆の考え方や、立ち居振る舞いが全然違うので、どうふるまったらよいか、とっても困り、苦しみました。
文化にあわせたいけど、自分の本当の気持ちにうそをついてまであわせたくない、そんな苦しみだったなあ、と今は自己分析しています。
私の場合は、田舎出身を丸出しにして、そんな田舎出身の私はここが分からない、わたしだったらこう考えちゃう、皆はどう思う?って言ってしまえたら楽だったのかなーて思います。
現在は人事の仕事をしていますので、「ニュートラルでいること」がとても大切だなあ、と実感しています。
最後に、
ニュートラルでいるために、活用している方法を一つ紹介します。
それは、出会いを楽しみにし、相手の文化や考え方に興味を持つことです。
へえ、そんな考え方があるんだね!そんなとらえ方があるんだ!
私と全然違うわ。びっくり。世界が拡がった!おもしろい。
これにより、考え方が異なる人や、厳しい指摘をいただくような方と触れ合うときにも、ポジティブに行動がしやすくなる気がしています。
★ストレス削減ドリル
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★1回2秒でハッピー
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