【1回2秒でHappyをよぶ言葉③】いってらっしゃい
★2秒でHappyをよぶ言葉 NO3「いってらっしゃい!」★
学校や職場へ出かける家族を見送るとき。
「気を付けてね、無事に帰ってきてね」そんな思いを込めたほほえみで、
見送ってあげてください。
はじめに、「いってきます!」「いってらっしゃい!」
のやりとりのはじまりは、人生において考えると
いったいいつくらいからだったのかな、と思い出してみました。
幼いころのじぶんを思うと、幼稚園に通園バスで通っていたので、
バス停で、「いってきます!」と母親に言って、バスに乗り込んでいたかな、って思います・・・
バスに乗り込んでからは、親とは離れたじぶんたちの世界が始まります。
娘の幼いころを思うと、逆パターンと言えます。
保育園までは親が送っていたので、娘と保育士さんたちから
「いってらっしゃい!お仕事がんばってね!」って、私の方が送り出されていたなあ・・・
うちの娘が自ら「いってきます!」と言って出かけるようになったのは、小学校に入ってからかな?
なるほど、ちょっと視点を変えて、とらえてみると
「いってきます!」という言葉は、
それを発した後、自らの力で出かけて、自らの力で何かをなしとげて、帰ってくるね、という宣言なのかもしれません。
「いってらっしゃい!」という言葉は、その「いってきます!」に対して、呼応する言葉です。
「いってらっしゃい!」と声をかけることで、
その人が、自らのミッションをじぶんの力でがんばろう!としているところにエール(応援)を送ることができる!とも言えるのではないでしょうか。
「いってきます」「いってらっしゃい」には、様々なドラマがあります。
日々の生活における「いってきます」「いってらっしゃい」もあるし、
人生の大きなチャレンジにおける「いってきます」「いってらっしゃい」もあります。
私自身の経験に思いをはせても・・・・
さまざまな「いってきます」がありました。
その中で、「いってらっしゃい」を言ってくれる人が、じぶんしかいない、という経験も結構あったなあ、・・・
入学試験のときとか、海外留学に行く日のこととか・・・
それは、正直、とてもさみしかったなあ、と、突然思い出しました。
「いってらっしゃい」と言える立場にあなたがあるとき、
〇〇しながら適当に「いってらっしゃい」と言うのではなく、
この2秒を醸し出して、相手に向き合ってみてください。
「気を付けてね、無事に帰ってきてね」そんな思いを込めたほほえみで、
ぜひ送ってあげてください。それが、相手の勇気になります。きっと。
■コミュニティカウンセラーとして活動しています!
http://ccnj.info/
コミュニティ・カウンセラーとは、家庭や学校、職場、地域社会、そして被災地・避難地などにおいて、周囲の人々を支え、必要に応じて心の応急手当(プライマリケア)を行う最小限の訓練を受けた市民のプチカウンセラーです。