私が体型や見た目に関するコメント（容姿批判）に傷つけられなくなった話。
お疲れ様です！さおりです！
みなさまいかがお過ごしですか？自分に優しくしてますか？
以前に出した、「１５キロ太って自分の体を好きになった話」がとても好評だったので、今回は、そこにまつわる話で、容姿や体型に関する批判やコメントに関するお話を、私の経験をもとにシェアしたいとおもいます。
あなたの周りに、人の見た目や体型についてコメントするのが好きな人いますか？
例えば
「もうちょっと痩せた方がいいんじゃない？」とか、「胸がもうちょっと大きかったら完璧なのにね」いってくる人がいて、「気にしなければいいじゃん」って言われればそれまでなんだけど、言われたら傷つくし、どうやって反応したらいいかわからない。っていうあなたは、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。
またyoutubeの方では、私が長い間辛く痛く苦しい経験を乗り越えた経験を通して学んだ事を皆様にシェアしています。
あの頃の自分のように悩んでいる人、自分があの頃誰かに教えてほしかった情報や考え方を、今悩んでいるあなたにいち早くお届けして、少しでも悩んでいる苦しい時間を減らしてより幸せな人生を送る手助けができたらと思い発信しています。
少しでも多くの悩んでいる人にとどけるために、ぜひ動画の方もチャンネル登録を高評価をいただけるとうれしいです。
それでは、本題に入っていきたいと思います。
そもそも、なぜあなたが容姿や体型のことを言われて傷ついたり怒ったりするのかというと、
それは、あなたが、言われたことを図星だとおもっているからだと思います。
いや、そりゃそうじゃん？そうじゃなかったら傷つかないじゃん？って思ったかもしれないんですけど、ちょっと立ち止まって考えてほしいんです。
例えばあなたが、全然知らない人にすれ違いざまに、「ばーか」って言われたら、どう思いますか？
「は？」って思いません？(笑)「なんだこいつ失礼だな」と思ったりはするかもしれませんが、「え…この人にも私がバカだってわかるんだ…やっぱり私ってばかなんだ…」って傷ついて落ち込んだりしないですよね？
でも、例えばあなたが、自分の鼻が高くない事を気にしてたとして、もしも誰かに、「○○ちゃんの鼻ってすごい低いんだね」って言われたらどう思いますか？
「うわ。やっぱこの子も私の鼻低いと思ってるんだ。うわーもう最悪。」みたいに思ってませんか？
それか、「最近太ったな」って気にしてるあなたが、久しぶりに会った人に「久しぶりー！あ！太った？」とか言われたら、「あ～やっぱり太ったって言われた…恥ずかしい…来なきゃよかった…」と落ち込んでしまったり。
逆に、「あ！やせた？」と言われたらうれしくなったり。
ちょっと考えてみてほしいんですが、これってあなたの中に、
”自分の容姿や体型はこうあるべき”っていう思い込みがあるからなんですよね。
だから、その思い込みに当てはまることを言われた時に「あ、やっぱりこれじゃダメなんだ」と思ってしまうっていう話なんですよね。
私も２０代のころは恥ずかしながら、日本にはびこっている偏ったビューティースタンダードが唯一の美の形だと思い込んでいました。
日本の偏ったビューティースタンダードというのは、例えば
・サラサラのストレートヘアじゃないと美しくない
・ぱっちりした二重じゃないと魅力的じゃない
・モデル体型くらい痩せないとモテない
みたいな感じです。
このようなビューティースタンダードが”正しい”と思いこんでいたので、よく周りの人たちにも、「あ、○○ちゃん太った？」とか、「脚だけもうちょっと細かったら完璧なのにね」とか、今考えると申し訳なさで胸が痛くなるくらい他人の体型についてコメントしていました。
あの時に傷つけてしまった人たち、本当にごめんなさい。
今考えてみると、もちろん彼ら、彼女らの体型に全く問題などなく、明らかに問題があったのは私の容姿や体型に関する偏ったメンタリティです。
私自身が自分の容姿に関してたくさんのコンプレックスを持っていたので、
そのフィルターを通してしか他人を見ることができなかったんですね。
今は、以前の記事でお話した通り、２０代のころから１５キロくらい体重が増加していますが、私は私の体が好きだし、やせていることだけが美しくいるための方法ではないと知っているので、例えば
誰かに体型のことを言われたとしても、「あ、この人、容姿に関して昔の私と同じような考え方を持っている人なんだな」と思うだけです。
ただ、あまりにも失礼な言い方をされた場合や、繰り返し同じことを言われた場合なとは、自分のバウンダリーを示す為に指摘するようにしています。
例えば、数年前に実家に帰った時に、父から、「そんなにぶくぶく太ったんじゃ、彼氏もできないなぁ」というようなことを言われました。
私は、父には悪気がなく、この発言をコミュニケーションのきっかけとして、私に彼氏がいるのかなどを探りたいんだろうな、ということは分かりましたが、このコミュニケーションの取り方は私が楽しめるものではなかったので、父にこのように伝えました。
「お父さん、これからの１分間で直せない容姿のことを言われるのは私にとってはありがたくないし、もしそういうことを言い続けられたら、これからお父さんと会話したい気持ちがなくなってしまう」
その時は父は何も言っていませんでしたが、これを境に容姿に関する発言は全くなくなったので、父も分かってくれたんだと思います。
ここで、ひとつ、改めてはっきり伝えておきたいのが、父には悪気がなかったということです。
もし明らかに、あなたのことを見下したり、恥をかかせようとしたり、傷つけようとしてそういうことを言ってくる人がいたとしたら、あなたが反応する価値もありません。眉毛をあげるほどの価値もありません。
もし万が一あなたの周りに悪意を持ってそういうことを言ってくる人がいたとしたら、あなたも反応するのやめましょうね。
言い返したりする必要もないです。真顔で無言で立ち去りましょうね。
え？そのあと気まずくならないかどうか不安だって？！
Girl! Wait a minute! そんなね、あなたに悪意をもって接してくる人なんてね、気まずくさせときゃいいんですよ！あなたが悪くないんだからあなたが悪く思う必要なんてないです。
そもそも、そんな人たち、本当にあなたの人生にこれからもいてほしいですか？多分、いない方が幸せなんじゃないですかね？？
また、例えばね、悪意がなかった場合。
誰かが悪気がなくそういうことを言ってきた場合に、どういう反応してますか？
もしかして、本当は傷ついているのに、怒っているのに、その場の空気を乱さない為に笑って流したり、なんなら自虐して気まずい雰囲気にならないようにしてませんか？？
前回の記事でお話した、バウンダリーの話につながってくるんですが、悪気のない発言に対して、本当は傷ついているのに、笑って流したり、自虐して自分を笑いものにして場をなごませようとしていたら、相手にはどんなメッセージが伝わっていると思いますか？
相手は、「あ、この人はこの話をすると笑ってくれるんだ！」「この話をすつと、この人ものってきてくれてがば盛り上がるぞ！」と勘違いしてしまいます。だから彼らは、あなたに会うたびにあなたの容姿について話したがるんです。
もし、あなたが相手にそれを辞めてほしかったら、あなたが言葉と行動でそれを示してあげる必要があるんです。これがバウンダリーです。
バウンダリーに関してもっと知りたい方は、前回の動画をぜひご覧ください。
なので、もしできそうであれば、私が父に伝えたように自分の気持ちを伝えてみてください。ここで大切なのは、相手を責めるような言い方をしないこと、あくまでも”あなたがどういう気持ちになって、これからは相手にどのようにしてほしいのか”というところにフォーカスした伝え方をしてみてくださいね。
もし、自分の気持ちを伝えるのが難しいんであれば、まず、愛想笑い、やめましょう。あなたが相手の発言を嬉しく思っていないのに笑っていると、相手が勘違いしてしまいます。自虐するのもやめましょう。その会話自体に参加せず、その話題が終わるまで黙っていましょう。
これを、何回か繰り返したら、相手は無意識的にでもあなたの反応の違いを読み取って「あれ？何かまずいこと言ったのかな」と感じ、だんだん容姿についての発言をしなくなるはずです。
もし、４－５回繰り返しても気づかない人には、あなたが気が向いたら教えてあげましょう。気が向かなかったら、その相手とは、距離をとっていきましょうね。自分の気持ちを守ることが一番大切ですからね。
そして、もし万が一あなたが容姿批判に対して良く思っていないというのを相手に伝えた時に、「え、ただの冗談じゃん。おおげさすぎなんだけど。」と言われた場合。
その相手は、明らかにあなたの気持ちを尊重するつもりがないか、自分の間違いを認められない精神的に未熟な方です。
そういう相手には、何も言わずに静かに離れるのがいいです。
で。
少し話は戻るんですが、
あなたがなぜ容姿や体型についてコメントされた時に傷ついてしまうのか。
それは前述のとおり、”自分の容姿や、美しさというものは、こうあるべきだ”という思い込みがあるからなんですね。
ちょっと考えてみてほしいんですが、例えば、「体重５０キロのあなたと、体重７０キロのあなた、どっちの方が価値があると思いますか？」もしくは、「一重まぶたのあなたと、二重まぶたのあなた、どっちが価値があると思いますか？」
正解は・・・・
「どちらも同じくらいめちゃくちゃ価値がある！！」
です。
どちらも同じです。勘違いしないでくださいね。
なぜ、あなたがどんな容姿でもめちゃくちゃ価値があるのかご説明しますね。
なぜかというと、”この世界中で、誰にもあなたになることはできないから”です。
あなたはもしかしたら、「いや、でもわたしみたいな人なんていくらでもいるし…何なら自分よりすごい人もいっぱいいるし…」って思うかもしれないですが・・・
ＮＯ！！「あなたみたいな人」は「あなた」ではないですよね？
あなたが考えるように考え、あなたが話すように話し、あなたが笑うように笑い、あなたが他人に優しくするように優しくする。
どんな瞬間にもあなたにしか出せないあなたらしさがあって、他の誰が真似しようとしてもあなたと全く同じにはなれないわけですよ。
あなたの事が大好きな人に、「あそこに私と同じような人がいるから、あっちを好きになりなよ」って言ったとしても、絶対納得してくれないですよね？だって、唯一無二のあなたじゃなきゃダメなんだもん。
希少価値があるもの。この世界では、存在する数が少ないものって、価値が高いですよね。ダイヤモンドとか、金とか。
そこで、考えてみてほしいんですね。
希少価値があって価値が高いと言われているダイヤモンドや金だって、ちょっと探せば、世界中のどこでも手に入れることができます。
でもあなたはどうですか？世界中、どこを探したって、世界に１人しか見つけられることができないんですよ！！
それってすごくないですか？あなたにはダイヤモンドや金なんかよりもめちゃくちゃ価値があるんです。
じゃぁ、あなたが憧れている誰かがいたとして、その人があなたより価値があると思いますか？
こたえはノーです！！あの人も、あなたも、同じくらい価値があるの！！どっちも世界に一人しかいないんだから！！
これって事実ですからね。変えられない。
変えられないので、受け入れていきましょうね。
そして、なぜあなたが体重や一重二重、胸の大きさ、脚の太さ、などなどに関わらず同じ価値があるのか。
それは、あなたの体は見た目以上の存在だからです。
あなたの体の価値は、見た目で決まるのではなく、あなたの体があなたの人生にどんな幸せな経験をもたらしてくれたかどうかで決まります。
もしあなたの体がなかったら、あなたの人生に今まで起こった幸せなこと、嬉しかったこと、良かったこと、全部経験できてないですよね？
体というのは、あなたがあなたの人生を経験できるための神聖な乗り物のようなものです。
なので、体重が何キロでも、顔のパーツがどうでも、骨格なんちゃらでも、あなたの体の価値は変わらないんですね。
では、なぜあなたが、自分の体重や顔のパーツなどによって価値が決まると思ってしまうのか。
それは、社会からの植え付けです。
生まれた時からそう思って生まれてくる人は誰もいないんですよね。
っていうことは、あなたが今まで育ってきた過程で、そういう考え方を植え付けられてしまっているんですよね。
これについて詳しく知りたい方は、私の過去の動画をぜひ見てみてください。
もしあなたが、自分の体の見た目に価値を置くマインドセットを手放すことができれば、他人に容姿や体型のことを言われたとしても、「そんな事わざわざい言ってくるなんて失礼なひとだな」と思いはしても、必要以上に傷ついたりすることはきっとなくなるはずです。
他人に何かを言われて傷つくということは、自分の中にもっている不安やコンプレックスが刺激されるからです。
もし誰かに何かを言われて傷ついたり怒ったりした時には、自分の中にある癒す必要のある傷や、思い込みに気づくチャンスです。
もし次に誰かの言葉に傷つけられた時には、どんな思い込みが自分の中にあることが原因で傷ついたのか、自分の内側に目を向けてみましょう。
まとめ
今回の記事では、他人から容姿批判をされても傷つかなくなる方法についてご紹介しました。
最近では、見た目についてコメントするのは良くないという風潮がすこしずつ広まってきてはいますが、それでもまだまだ、「太った？」「痩せた？」というのを会話のきっかけに使うことになんの疑問も持っていない人も多いです。
あなた自身の反応を変えるということは、相手に気づきを与えることであり、相手にとっても良いことだというのを覚えておいて、ぜひ実践してほしいです。
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また、皆さんが実際に悩んでいるテーマについてなるべく動画を作っていきたいと思っておりますので、取り扱ってほしいテーマに関してコメントやDMで教えてもらえると嬉しいです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう！
Saori