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アムステルダム・パリ旅行記 第四話 観光1日目その2 やってきました聖地巡礼
さて、博物館を後にして、少し歩くと今度は緑に囲まれたガラス張りの大きな建物が見えてきました。植物園です。
↑これはさっき運河クルーズの時に撮った写真ですが。
入り口。
植物好きの私としては、ここはぜひ行ってみたい場所です。 ただ、秋も深まる、というかもう冬かな、という今の時期、植物的に華々しさはなかったのですが、こういう枯れた静かな佇まいも美しいものです。(が、まあやっぱり春にも来たいですね)
中の温室には世界中から集めた熱帯植物がありました。
旅人の木とか、温室のレギュラーメンバー達がいました。
小さい温室では蝶を育てたりもしていました。キノコ好きとしては、蝶の温室にありふれたキノコが生えてたのも見逃しませんでした、ははは。
いつもきのこの事を考えている。オランダまで来てプランターとかに割と普通に生えてくるクロヒメカラカサタケ的なものに注目する必要もないんですが、だってきのこはいつだってどこだってかわいいじゃないですか。
チャリトニアドクチョウかな?この蝶を始め、温室にいた蝶は横長タイプの蝶ばかりでした。
そういえばそろそろお腹も空きましたので、植物園内のカフェで遅めの昼食。これがまた、すてきなカフェなのですねー。
カフェの中に大木が。
野菜がいろいろ乗ったオープンサンド。大抵どこにいってもヴィーガンかベジタリアンのオプションがあるので助かりました。これが、とってもおいしかったです。ボリュームもいっぱい。
さて腹ごしらえもしたし、次はどこへ。比較的近くに猫にまつわるポスターなどを集めたKatten kabinet という美術館(?)があるらしいので、ちょっと歩いてみる事に。現代は偉大なるgoogleマップ様とGPSがあるので楽勝よ。と歩き出したのですが、あれですね、GPSの道案内を見ながら歩くと、今自分がどういう景色を見てどこに向かってるか、みたいな直感的な理解が却って妨げられるようで(私だけか?)、逆に混乱する気も…。
途中でレンブラントさんの銅像をみかけましたが、ここがどこだったかさっぱり覚えていない。
結局ちょいちょい迷いつつ、到着です。まるでどなたかのお家におじゃましまーす、みたいな雰囲気のアットホームな美術館です。入り口で美術館に住んでいる猫ちゃんがさっそくお出迎え。猫ちゃんが何匹か住んでますがいたって自由にしており、観光客もむやみに触ったりしてませんでした。館内も十分に広くプライベートを確保できているようで、ストレスはなさそうです。
くつろぎ。
一軒家を利用して作られたもろに観光客向けの美術館ではありますが、とにかく猫猫猫のコンセプトでいろんな時代のいろんな創作物がにぎやかに展示されていて(もちろん当たり前ですが剥製とか猫ちゃんに優しくない展示物は一切なく、あくまで創作物展示ですので安心です)、こういうの楽しいです。
絵だけでなく猫と著名人の写真なども。
中庭も素敵っぽかったのですが今日は締め切りでした。アムステルダムの他のお宅も、こんな風な中庭になってるのかなあ、いいなったらいいな。
猫だったらなんでもいいのか、とばかりに猫猫猫。よいです。
かわいいグラフィックポスターがいっぱいあるのもよかったです。下のショップでレプリカを購入できます。ザ・お土産物的雰囲気溢れるマグカップやらなんやらも無限に買いたい気がしたのですが、持って帰る面倒を考えると、買わずじまいでした。でもやっぱり買えばよかった。結局ポストカードだけちょい購入。
そして、お次は調べておいたのです、ここからまた近くにレコード屋があるのを。実は私は最近オランダのロックに大変はまっておりまして、このレコード屋のインストアライブなどyoutubeで見たりしており、オランダを訪れたらぜひぜひ行きたいと夢見ていたのです。おお、憧れの聖地、その名はConcerte。
このビデオ見てこのお店知った。超名曲です。(勢いでyoutube貼りましたがもし権利など問題あったら消します、お知らせください💦)
お店自体は、インストアライブをやる小さなスペースを兼ねたカフェがついてて、それ以外はまあ基本ディスクユニオンみたいなものなのですが、あるある私の好きなアーティストのアルバム!というんで盛り上がって買いまくってしまいました(ここで旅行中のしょぼいお小遣いの殆どを使ってしまったこの予算配分感覚のなさ)。残念なのが、興奮しすぎてお店の写真など全然撮らなかった(ばか!)のと、買おうと思ってた現地でしか絶対買えなそうなレア物アイテムの事をすっかり失念し、日本のアマゾンでもなんとか入手可能なアルバムを主に買い込んでしまったことです(ばかばか!)ま、いいか、楽しかったし。
戦利品。左上の青いジャケットから、Lucky Fonz III、Triger Finger、Jelle Paulusma、Tim Knol、The KIK、Zita Swoon group、Johan、Awkward Iとオランダ、ベルギーのアーティストです、という特に需要のない情報もつけておくのだった。
短い観光なのに随分趣味(私の)に偏ってる。友達をそんなに付き合わせて大丈夫なのか。友達はちなみに、夫氏へのお土産にジューダスプリーストのライブアルバム買ってました。全然オランダ関係ないけどまあよかった。
かくしてトラムでダム広場ぐらいまで戻り、夜のクリスマスイルミネーションを見ながら駅まで少し歩きます。
なぜか海の中をイメージしたコンセプト(?)のアーケードの通路。
わりかしかわいくないぞ!↓
これはちょっとかわいい。↓
デパートのウィンドウはクリスマス。...クリスマス?
夕食は駅の1階にあるレストランwagamama(イギリス発祥の日本風のお店、ヴィーガンメニューがいろいろあって助かります)で済ませました。ここのコンセプトは多分ジャパニーズなんですが、まあ日本人からすると日本というか、異国風かな?でもお手軽で美味しかったです。ネットで見るとおいしくない、みたいな評判もちらほら見ますが、日本料理だというバイアスを外せば、普通にファミレス的な感じでおいしいと思います。日本にも外国料理出身無国籍料理いっぱいありますしね。カレーライスとか。
↓パッタイです。餃子も食べた。もちろんビール。
ではまた次回。あれっ、今回絵が少なかったですね💦