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アラサー女子、カナダ・モントリオールで生きる日記 「フランス人の週末は、シャレー(コテージ)で森活」
ーアラサー女子、カナダ・モントリオールで生きる日記ー
30歳ギリギリで会社を辞め、ワーホリでカナダ・モントリオールへ。フランス語はもちろん、英語もろくに喋れなかった私が、今では一人暮らしをし、友達たちと英語で楽しく話せるまでに成長(フランス語は勉強中です)。ここではモントリオールでの生活風景と、文化の違い(イケメン外国人のディテール?)など、独身アラサー女子ならではの目線で気ままに書いていこうと思います。とても個人的な日記のような感じなので、お見苦しい場合もあるかと思いますが、どうぞ優しい眼差しで見守っていただけると幸いです・・・:)
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モントリオールでフランス人に出会える!
さて、ここモントリオールにはたくさんのフランス人が住んでいる(歴史的にいろいろあるので、それはまた今度)。ケベック州およびカナダで最もバイリンガルな都市の一つであり、人口の58.5%が英語とフランス語の両方を話すことができる。私もモントリオールでご縁あって仲良くなった友人たちは、ほぼフランス人。別に選んでいるわけじゃなさそうだけど、フランス人もコミュニティがあって、フランス人同士で集まることが多いみたい。
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フランス人は週末前になると「chalet」のことしか考えない
今回はそんなフランス人の休日の過ごし方について。過ごし方は人それぞれだけど、特に私のまわりにいるフランス人は休み前になるとchalet(シャレー)というワードを連呼する。シャレーとは、日本語でコテージ・別荘のこと。春夏秋冬関係なく、休み前になるとみんなシャレーシャレー言ってる(笑)。
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では、そんなに良い「シャレー」で何をするのか?それを確かめるべく、今回は親友のジュリアに、そのシャレーに連れてってもらった。
そもそも、シャレーには種類があって、インターネットのない本当の山小屋みたいなところから、暖炉があってオープンキッチンやジャグジーがある高級コテージまでいろいろ。今回はジュリアの彼氏が金持ちのシャレー持ち(ラッキー、ジュリア!w)のため、後者に潜入。
自然の中で好きなことを、好きな時に、好きなだけ!
簡潔にまとめると、かなり良い意味で「わがまま」に過ごす、ということがわかった。例えばジュリアの場合、その日のスケジュールはその日の気分&天気で決める。
この日は「サオリ、今日は天気がいいから湖に行こう!絶対お日様を浴びなきゃ!」と言われ、近くの湖へ直行。
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たくさん泳いだ後は、デッキで日光浴したり、おしゃべりをしたり。満足できるまで遊ぶ。時間を気にしないのも、シャレーにいるからこそできること。
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午後になったら「お腹すいたから、クレープ作ってあげる!」と、シャレーへ戻り、料理をすることに。そして「シャレーに欠かせないのは、ファイヤーだからね」と、暖炉で火もおこしてくれた。
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料理の合間に音楽を聴いたり、火の世話をしたり、ゲームしたり。シャレーにいるときはSNSや携帯電話なんて、全く触る暇がない。行く前は「きっと何もすることがないから、ゆっくりできるかな?」と思っていたけど、そんなことない!
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「食べた後は外にあるジャグジーでワインを飲みながらゲームするからね、用意してね。そのあとはサウナに入ろう」と、嬉しそうなジュリア。余すことなくシャレーを満喫するため、彼女のシャレー・スケジュールはとっても忙しい(笑)。
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充実したコンテンツ以外にも、木々に囲まれた「自然の中」であることが彼らにとって、とても重要。忙しい日常から離れ、自然の中でゆっくりする。空気が綺麗で静か、動物の声も聞こえて…という時間をとても大切にしている。
色々やりたいジュリアも、ふと気がつくと森の中で目を閉じて瞑想していたり、ただ鳥を眺めていたり。自然が大好きな彼女は、街中にいるよりももっとエネルギッシュで、生き生きとしていた。
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今回彼女に、シャレーの過ごし方をたくさん教えてもらった。その中で、私が見つけた最も好きな過ごし方、それは朝じかん。朝早く起きてコーヒーをいれて(ジュリアは遅いw)、鳥やリスが朝ごはんを探すのを眺めながら、テラスで本を読むこと。時々お昼寝したり、花を眺めたり…。そんな朝を過ごしていると「あれ?自分なりのシャレーの楽しみ方、見つけたかも?」と少し嬉しくなる。
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テラスで木を眺めながら、深呼吸。「ああ、これだ」と、フランス人がシャレーって連呼する理由がわかったような気がする。
これからモントリオールは寒くなってー20度とかになるけど、今度は冬のシャレーを楽しみに、日々頑張ろうって思う。きっと次の休み前には、ジュリアに「次のシャレーはいつ!?」と問いただしているかも(笑)。