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関係性を考えるワークショップをやってきました

こちらはWSD(ワークショップデザイナー育成プログラム)修了生 のアドベントカレンダー。WSD Advent Calendar 2024の21日目の記事です!

こんにちは、WSD30期のさおりんです。
今回は2024/12/13-14に行われたスクラムフェス沖縄で実施した、「探求!関係性を考えるワークショップ」について書きます!


なぜ「探求!関係性を考えるワークショップ」をスクフェスでやろうと思ったのか

このワークショップでは、システムコーチング®(ORSC®)のツール「紐のワーク」を実施します。ORSCはアジャイル領域と相性が良いといされており、海外のORSCプログラムではアジャイルコーチが全参加者の1/3を占める程になっているそうです。日本でも様々なイベントでORSCのセッションをちらほら見かけるようになりました。今回のワークショップ内ではORSCについては触れなかったのですが、少しでもORSCに興味を持ってもらえるひとが増えたらいいなと思い、スクフェスでやろう!に至りました。

それから、ワークショップの中の問いにもあげているのですが、「関係性」が話題に出る場面って関係性が悪くなっているときに上がることが多いと思います。パートナーシップの中だと「わたしたちの関係性を見直す必要があると思うの」(パートナーシップの解消に向けた提案)のようなやつですね。関係性がいいときは話題にならず、どうしようもなくなって初めて扱われる関係性さんって…。
関係性が日常生活やチームに与える影響を理解し自分自身のあり方を見つめ直すきっかけになったら、何かがかわるかもしれない。だから考えてみませんか?という願いを込めていました。



「探求!関係性を考えるワークショップ」の流れ


みなさんに質問:
関係性って普段どんな場面で話題になりますか?

ありがたいことに20名以上の参加者の方がいらっしゃったので、3-4人のグループを作って話していただき、全体にシェアします。

なぜ関係性?

関係性に取り組むことがなぜ大切なのかの説明を行います。

ダニエル・キムの成功循環モデル
出典 HUMAN VALUE社:Ocapiの回答データ解析から見えてきた、組織づくりのポイント


紐のワークを体験

紐のワークのイメージは下記サイトに掲載されているので、どんなワークか気になる方は読んでみてください。


ふりかえり

ワークショップで感じたことをシェアしていただきます。ほかの誰かが感じたことを聞くことで、自身の学びがさらに深まったり広がったりすることがあるといいなと思っています。

  • このワークを通じて何を学びましたか?

  • 自分の経験の中で、この「紐のワーク」のように関係性の変化を体験したことはありましたか?

  • 人生の中で自分につながっている他の紐について思いを巡らせてみましょう

  • 何を学びましたか?この学びをどのように活かしますか?



ワークショップを体験された方の声

  • 関係性という目に見えづらいものの可視化や、体験後の気づきの多さ、深さなどどれをとってもすばらしかった。

  • 紐=関係性、つながりというメタファーがめちゃくちゃ強力で色んな状況や現象が人間同士の関係性と重なって関係性というものの抽象化が完璧だったのでは?と思います!

  • 紐のワークを通して、現実の目には見えないチームの状態を頭の中でイメージとして描画できるようになった。

  • グループによって違う気づきや学びがあり、それらが共有されていた。

  • 期待以上に学びが得られた上に、ファシリテーションの勉強にもなった。
    この場でないと考えない関係性について思いを馳せました。

ワークショップに参加されていた方のnoteも公開されています。
ワークショップ中の写真を掲載している方もいるので雰囲気がより伝わると思います。



おわりに

ワークショップのはじめのところで緊張してしまい、伝えたいことの半分くらいしか言えなかったのが残念でしたが、後半は参加されたみなさんが楽しんでいる雰囲気が伝わってきてほぐれてきました。わたしも楽しむことができました。ありがとうございます!
実施後アンケートで改善提案をいただいたことも嬉しいです!さらに改善しながらいろんなところでワークショップしていきたいと思います。
実はWSD繋がりですとか、実はシステムコーチング体験会に参加したことがありますといった方もいて、地道にやってきてよかったとしみじみ思いました。これからも続けていきます!


紐のワークショップやってほしい!
システムコーチング体験したい!!
という方、お気軽にご連絡くださいね。


ORSC®、システムコーチング®は、CRR Global Japan 合同会社の登録商標です。


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