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「協働」のきっかけづくりをしていきたい

こちらは、WSD(ワークショップデザイナー育成プログラム)修了生 のアドベントカレンダー。WSD Advent Calendar 2023のDay17の記事になります!

こんにちは、WSD30期のさおりんです。
WSDを修了してから、NLPシステムコーチング(ORSC)を学んでいます。久々にWSDの学びを見返したら、わたしの興味は関係性そのものにあるんだなということを再認識したので、その辺のことを書きます。

Day6のうんろーさんの記事に、WSD受講時に書いていたレポートのふりかえりが掲載されていました。そこでわたしもWSD受講時のレポートを掘り返してみたところ、受講申込時のレポートが残っていました。

私はスクラムマスターとしてプロダクト開発チームのプロセス改善を行なっている。
ワークショップは、自身の考えを発言しないメンバーの考えを引き出したり、コミュニケーションが多くなることでチームの一体感が高まったり、個々の考えを共有することで自らの考えをブラッシュアップできたり、チームの改善活動に非常に有効だと感じ、積極的に取り入れている。
チームが置かれている状況によっては、同じフレームでも前回同様の効果が出せないことや当初の目的が果たせないこともあったため、いくつかのフレームを組み合わせる、別のフレームの一部を取り入れるなどアレンジを加え工夫も凝らしている。
結果として、開発チームのコミュニケーションが活発になり生産性が上がり、プロセス改善に一定の成果が出せている。

しかし、開発チーム内のプロセス改善だけでは、サービスの成長に限界がある。
企画やソリューション提供部隊、営業やカスタマーサポートなど、立場の異なる部署のメンバーが、プロダクトをたくさんの人たちに提供する目的のもと意見交換を活発に行い、全員でサービスを成長させていくことが必要だと考えている。

そのために、立場の違いから対立するメンバーのコミュニケーションを活発にするワークショップや、それぞれの立場・役割を理解し認め合うワークショップを何度か実施したのだが、見よう見まねで始めていることもあり、設計自体が難しく、ワークを実施してもらうだけで手一杯、目的や本質がブレてしまい、得られるものが少ないこともあった。

この体験から、ワークショップの本質を基礎から学び、設計・推進できるスキルを身につけたいと考え、ワークショップデザイナー育成プログラム受講を検討するきっかけになった。

そして説明会での苅宿先生のお話を聞き、さらにワークショップデザイナーを目指す動機が深まった。
なぜなら私が果たしたかった立場・役割が異なる組織を繋げる、お互いを尊敬しあい協働のきっかけを作ることは、さまざまな協働の結び目をつくること。まさにワークショップデザイナーとして求められていることをしようとしていたからだ。
また、これからの社会にとっても求められている存在であることを知り、ワークショップデザイナーとして業務以外にも活動の場を広げていきたいと考えるようになった。

ワークショップデザイナーとして「協働」の結び目になるべく学びを深めたい。

2018/06/11 私がワークショップデザイナーを目指す理由 室岡さおり

この頃から、立場や役割の違いによる対立を扱いたいとか言ってたんですよね。わたしのワールドワークも関係性そのものに関わっていきたいってことなんだなと再認識したので、引き続き関係性に関わり「協働」の結び目になるべく学び実践していこうと思った次第でした。

来年からも学んでいくぞの意志も込めて。
それでは。

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