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子ども英語教室SunSunEnglish講師Makiさん
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神奈川県茅ヶ崎市で子ども英語教室SunSunEnglishを開講されて7年目、講師Makiさんにインタビューしました。3人のお子様がまだ小さい時に開講され、地域の子どもたちママたちからも大人気の先生です。いつも笑顔で明るくポジティブパワーとチャレンジ精神がいっぱいのMakiさん。家族と地域から愛されるお教室作りをされている秘訣や、大切にされていることこれからの夢もお伺いしました。
子どもたちに英語を教えたい!自宅で開講!
ー神奈川県茅ヶ崎市で子ども英語教室”SunSun English"を開講して7年目のMakiさん。3人のお子さまのママでもいらっしゃいます!子どもたちに英語を教えるようになった経緯を教えていただけますか。
長女6歳次女4歳長男2歳の時に、今のお教室を開講しました。それまでは子どもたちを連れて地域の公民館で週に1回、子どものお友達に英語を教えたりベビーサークルを開いたりしていました。長女が年長さんの時に、mpi 児童英語教師の養成セミナーで1年間勉強して指導者の資格を取得しました。
ー本格的にご自宅でお教室を開講しようと思ったのはなぜですか?
お教室化することで、継続して英語を伸ばせるプログラムと共に子どもたちを長期的にみていきたいと思ったからです。
英語を楽しむだけでなくその先の使える英語を届けていきたいという想いがありました。自宅の1室で、最初は8名の生徒さんからスタートしました。
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ー子ども英語の講師になるにあたりきっかけとなったエピソードはありますか?
結婚前にニュージーランドでの子ども英語教師の養成プログラムに参加しました。ホームステイをしながら3ヶ月過ごしました。その時のコーチから得るものが本当にたくさんありました。
「ああいう先生になりたい」と今でもいつも心の中にある先生で恩師です。すべて英語のクラスだっだのですがとっても情熱と愛のある先生で、ユーモアがあるけれど厳しさもありました。私たちが講師としてたつその先に子どもたちがいる、その先に子どもたちの未来があると、未来や先を考えて指導をされていまし。子どもたちを信じていて子どもへの声がけや向き合い方も本当に勉強になりました。
好きを仕事に!アイディアがどんどん浮かぶ
ーいざスタートしてみて、うまくいかないことや悩み、葛藤はありましたか?
mpiの教材に惚れ込み、これなら絶対子どもたちの力が伸びる!教えるのも楽しい!子どもたちの未来が楽しみ!とワクワクしながら開講しました。でも
まだ実績がなかったので、カリキュラムを自分なりに落とし込んで初めて教えることや、初めてのことばかりで試行錯誤しながらプレッシャーや不安焦りは感じていました。
ーどう工夫して乗り越えていますか?
悩むことがあったとしても行き詰まることや八方塞がりになって足を止めることがないかもしれないです。なぜなら好きなことを仕事にできているということと、ワクワクや好きや楽しい!があるから「これをやってみよう!」ってアイディアがどんどん浮かぶんです。
例えば以前はこんなイベントを開催しました!夏休みに子どもたちに海外に興味を持ってもらえたらいいなって思っていたんです。その時にシンガポールから一時帰国した知り合いがいてシンガポールを教えてもらう会を公民館で開いてみよう!って海外のイベントを企画しました。みんな楽しんでくれてとっても好評で!さらにお友達を連れてきていいよとたくさん声をかけてもらったら、そのイベント後に、入会してくださるお子さまもいました。
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家族がチームに!
ーご自宅で開講されるにあたって、ご家族は最初はどんな様子でしたか?
開講したばかりの時は、まだ長男が2歳で。民間のサービスを利用して生徒さんの保護者さまにリビングで見ていてもらいとっても助かりました。でもお教室に入ってきてしまうこともあったり、お教室が終わってリビングに戻ると、みんなが寝てしまっていたりしていた時もありました。また学びに行く日にママ行かないでって娘が泣くのを後ろ髪引かれながら家を出たこともありました。でも家族の応援があるからがんばろう!って思ってさらなる力にできました。
5周年で私が主催でお教室単体の発表会をした時に、家族みんながサポートしてくれたんです。その時に家族がチームになっているって感じられて本当に感動しました。夫も初期からずっと応援してくれていて、客観的なアドバイスをくれます。
夕方のレッスンなので家事などもありますが、子どもたちも洗濯物を入れてくれたり、発表会やセミナーで週末出ていく時も快くいってらっしゃいって送り出してくれるようになりました。
ママが楽しそうに好きなことをやっていて生き生きしている姿をみてくれて伝わっているのを感じます。お友達を誘ってくれたり、ハロウィンなどのイベントを一緒にやるのを楽しみにしてくれていたりしています。
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お教室の子どもたちの個性が輝く!その秘訣
ーMakiさんの生徒さんたちはみんな個性が輝いている印象があります!
工夫していることなどはありますか?
子どもたち一人ひとりの未来と可能性を信じ続けることだと思います。
当時1年生でお教室開講当初から通ってくれていたのですが歌もダンスも大嫌いな男の子がいたんです。
レッスンでは歌もダンスもたくさん出てくるのでどうしようか考えました。無理にやらせるのは違うなとも思いました。クラスは幼稚園から仲の良い4人組でのレッスン。みんなその子のことが大好きで理解してくれているのですがレッスンが成りたたくなってしまうこともありました。何を軸にしてレッスンをしていくか考え直しました。
「英語を嫌いにさせるわけにはいかない」悩んだ末、プライベートレッスンを提案したんです。歌やダンスを無理にやらなくていいよ、みているだけでいいからね。彼の想いも受け取り寄り添いながら、先生としての想いも伝えて、生徒さん保護者様そして講師としての想いそれぞれを大切に、一緒に交渉しながら進めていきました。ダンスやジェスチャーはなしだけれど代わりに彼が好きなアルファベットや単語をメインにしたり、試行錯誤合うものを選んで決めていきました。
また年に1回ある発表会でも、自信を持ってもらえるものをと考え工夫をしました。具体的には、単語のリズム練習が好きだったんです。歌は好きじゃないけれど、明確に分かるリズムがあるものが好きだったので、バナナチャンツをみんなは1をやっているけれどさらにバナナチャンツ2もやってボキャブラリーを増やしたりしました。すると、「自分にしかできないことができた!」と自信を持って発表をしていたり、他の子どもたちからもすごい!と声をもらっていました!
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そんな彼が「フォニックス」で目がでたんです!こういう仕組みでこうなってるというのが面白い!やる気がアップして進んで自分からやるようになったんです。グググと力をつけてきました。
2年生3年生とプライベートレッスンでしたが、ついに4年生になって「みんなと同じクラスに戻る?と聞いてみたところ「戻りたい!」と戻ることができたんです。積極的に参加したり、英語を間違えても笑い飛ばしていたりクラスを盛り上げるムードメーカーに。「俺留学しようかな」ってお母さんに言ったと聞いた時は、心震えました。
今、中学1年生。お教室開講当初からずっと続けてくれています。楽しそうに頑張ってくれています。でも中学生になって塾に通い出したり運動部に入ったり忙しそう。定期的に保護者様や生徒さんと面談をしています。どういう英語を身につけたいか、どういうバランスをとっていきたいか、目指していきたいことや、どうなっていきたいかとかどんな英語を話したいかなど、自分で決めていいんだよって。「嫌いになってほしくない」から無理に続けなくてもいい。でも折角ここまできたから勿体ないこともあるよとその理由も丁寧に言い続けてきました。今までやってきたことが実を結ぶ時が必ずくるよと。
みんな本当に自慢の生徒さんたちで、子どもたちを信じ続ける力をいつも子どもたちからも教えてもらっています。
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子どもたちのやる気スイッチが入る工夫
ー発表会を大切にしているとお伺いしました!大切にされていることはありますか?
学期末に2回とお教室合同の発表会で年に3回、保護者様に見ていただく発表会があります。内容はその学期にやってきた歌やスピーチだったり、子どもたちと一緒に選んで決めたものを発表します。みんなでやるものもあったり、自己紹介など一人ずつ発表する時間もある。
軸は「子どもたちが英語を嫌いにならないように」で「チャレンジ」も大切にしている。こういうのやってみない?できるかも!ってチャレンジしたその先の世界も見せてあげられるよう工夫しています。
毎回保護者の方にフィードバックをしていただくのですが「必ず良いところを見つけてフィードバックをしてください」とお願いしています。良いことだけしか言われないフィードバックがあると分かると子どもたちは発表に抵抗がなく積極的になる子がほとんど。1番をやりたい人じゃんけんが盛り上がっていたり、見てみてってどんどん積極的になる。自分から手を上げたらそれが最高!
失敗してもいい!安心安全な世界をつくってくると、発表が生きてくる。子どもたち一人ひとりの個性が光ってくるんです。
子どもたち同士も褒め合うんです!あの子ここで輝くね!とか、子どもたち同士でも、お互いを心から尊敬し合って認め合って想い合っています。できないことがあっても他の子がカバーしたり、応援してあげたりしているんです。学校では手をあげるのが苦手だけれど、英語ではできるんだよねって違う側面を見つける子も多いです。
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また、講師としてレビューをしないということも大切にしています。
自分たちでビデオ見返したり、発表後などに自分たちで「自分をどう思った?」とレビューしてもらっています。日本の子どもたちは自分のできなかったところをすぐに言ってしまうと思うんです。
①自分で良かったところ ②次はこうしたいと思うところを自分の言葉で、一人ずつレビューしてもらう。
「良かったことを見つける」視点やアイディアはこちらが教えてあげたりします。
例えば、声が大きかったね、スマイルできたね、立ち姿かっこよかったねとか、
他の人と比べてじゃなくて、自分でどんな変化があったか何ができたか。自分が楽しめたかとか。今日自分ができたことを見つけてあげる。意外と大人からみて思うことがあったとしても子ども自身は、自信満々だったりする。自分で満足していたりします。
大人が先走ってレビューせず、そして子どもたちが自分自身で課題を見つけてもらえるように。ここ間違っちゃったからスムーズに言えるようにしたいとか。自発的に考えて動いていく子どもたちの姿ってキラキラしています。
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講師として心掛けていること
ーいつも笑顔で元気なMakiさんですが、講師として心掛けていることはありますか?
講師として
①常に笑顔で元気に子どもたちや保護者様に向き合えるように
②いつもポジティブな声がけができるように
③保護者様とのオープンな関係でいられることを大切に心掛けています。
お教室の方針や子どものたちの今の様子、続けた先どうなっていくかや、講師の想いなど定期的に保護者様にも伝えるようにしています。そしていつもオープンに、少しでも英語に関して気になることや不安なことがあったらご連絡ください。とお伝えしています。お教室でお子様の様子や良いところを丁寧に伝えると保護者様も安心してくださったりします。
いつも笑顔で元気にいられるように大事にしているのはやっぱり、健康ですね。食事を大切に心掛けるようになったら本当に元気なんです!
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子どもたちに明るい未来を手渡したい
ー7年目に突入して、これまで嬉しかったことはありますか。
昨年の5教室合同の発表会がオンラインでありました。「教室の生徒さん、本当に元気ですねー!」って見学に来てくださった先生や本部のスタッフさんからお声をいただいたんです。いつも自慢の子どもたちで伸び伸びしているなと思ってはいたけれど、客観的なお声もいただけたことがとても嬉しかったです。
発表は見てくれる人がいる。どうやったら楽しんでもらえると思う?どうやったら見てくれる人が面白いって思ってもらえるだろう?ってポジティブに声をかけていきながら、子どもたち自ら練習していました。当日!画面からはみ出るほど。音がzoomで割れちゃうほどで笑。でも他の方の印象に強烈に残っていたようで色々な方から褒めていただきました。
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ーこれからの夢や目標はありますか?
①お教室を飛び出し世界にチャレンジする子どもたち、そのチャレンジを応援したい。中学生の生徒さんもいて世界にチャレンジする子どもたちが出てきました。国内でも体験できる英語プログラムとか。きっかけを作りたいです。「失敗してもいいからなんでもやってごらん」と応援していきたいです。
②講師養成講座のセミナー講師としても頑張っていきたいんです。実は11月にやってみてほしい!とお声がけをもらった。緊張するけど本当に嬉しくてやったー!と思いました!!大好きなmpiに貢献していきたい。
私のようにお教室を開きたい方、レベルアップしたい方、これまで自己流でやってきたけれど軸を見つけたい方へ、自分のこれまでの経験を含めてお伝えしていけたらいいなと思っています。
③大人向けオンライン英語のクラスも続けていきたいです。先日初めて開講したオンラインでの大人英語クラス3ヶ月全10回のクラスが修了しました。大好評で、本当にやって良かったです!「自分の英語がカタカナ英語じゃなくなった。」「子どもに英語の絵本を読むのが楽しくなった」「これで終わりにしたくない、続けたい!」などお声をいただき本当に嬉しくて継続クラスも作りたいなと思っています!
④そして一人でも多くの子どもたちが世界に行けるようチャンスを作っていきたくて、いつか奨学金を作りたいです。
ーどの目標も素敵です!!座右の名や大切にされている言葉はありますか?
「明るく楽しく丁寧に」をコンセプトに生きていたいしお教室もやっていきたいです。ママと子どもたちの笑顔の場所になれたら、そしてこれからも家族と地域に愛されるお教室を続けていきたいです。生きがいなんです!
いつも想像以上の人生を歩んでいきたい。未来の私、今よりバージョンアップしてる!と思っていたいんです。今描いている未来もあるけれど、それ以上のことも起こりうるよね!って信じていたいです。
それには自分が元気で健康でいることが大事だなって思う。元気で笑って動いていたら道が開けるし開いてきました。チャンスをキャッチできる自分でいたいです。
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3人のお子さまのママであり、家族と地域の子どもたちママたちに愛されるお教室作りをされているMakiさんのインタビューいかがでしたか。お教室は神奈川県の茅ヶ崎市ですが、オンラインでも大人向けの英語クラスを開講されています。いつも笑顔で元気、優しくてポジティブなパワーももらえますよ!ぜひ連絡してみてくださいね!