経営コンサルタント
昨年6月に死去した祖父はクリーニング屋を営んでいた。
15歳で地元を離れ、修行を経て親方にのれん分けしてもらい、一代で築き上げたクリーニング屋さん
のれん分けする際に、祖母と結婚した
祖父の実家は建具屋
祖母の実家は饅頭屋
二人とも職人の子であり商売屋の子だった
現在、やたらめったら【コンサル】という言葉を聞くことが多くなった
だいたい個人事業主のバックには【コンサル】方がいらっしゃる
『うちのコンサルがさー』と会話に出てくる
ふと思った。
祖父母や曽祖父母の時代に【コンサルさん】はいたのだろうか。
とにかく何が言いたいか!笑
昔なんてコンサルいなかったよね?
少なくとも祖父母の口から【コンサル】という言葉は聞いたことはない笑
よく祖父母の口から出ていたのは『税理士さん』の名前
当時、税理士さんがコンサルの役割だったのだろうか。
とにかく祖父母はクリーニング屋という事業を成功させたことは間違いない!(祖父が生きていた頃は武勇伝をよく語っておった)
現役時代があまりにも派手な暮らしだったから
家族が崩壊しかけ 笑
老後の暮らし『金ない』が口癖になったことはさておき 笑
おそらく【コンサル】もいない中で、
祖父母が事業を成功させたのはなにか!と考えた時、、
祖父母の働く姿や話を聞いた限り
◆人の為
◆信仰心
◆毎朝仕事場の清掃
これらの三つが印象に残っている
◆人の為…
お客さんの為、地域の人の為、家族の為、地元の親族の為、、
とにかく 人の為!の祖父母でした
『お客さんだから、、』と付き合いで
車を買ったり 家を建てたり 通院したり 笑
それで騙されちゃったや儲かった話もあるみたいだけど 笑
中国人の留学生を積極的に受け入れていたり
仕事探してて…という方には紹介したり
と、とにかく 人の為だった
◆信仰心…
実家に神棚と仏壇があった
神棚のひとつは 赤い鳥居の伏見稲荷、
もうひとつ よくわからない 笑 決して見ることはできない。押入れの上に、木が格子状なった窓があり、そこに神棚があったのだろう。
祖父は毎朝、神棚に手を合わせていたのが今でも鮮明に残っている
そして天井には 【空】という文字が貼ってあった
氏神様を信仰し(毎年秋のお祭り行事の役員やお手伝い)
毎年正月
そして、総祖父母の仏壇
ご先祖様に手を合わせていた
毎年、夏には地元に帰り 先祖供養をしていた
◆毎朝仕事場の清掃
祖父は朝一で仕事場の清掃をしていた
朝起きるのも早かった
だが、叔父の話を聞く限り以前は朝まで飲んでおり、起きるのも遅かった時期もあった と笑
人間だもの波はあるよね、
特に祖父は15で故郷を離れて修行に出たのだから富を手にした時 楽しくもあり 嬉しかったのだろう
でも「何か」に気づくときがあったんだろう
#クリーニング屋 #コンサル業 #コンサルティング #信仰心 #断捨離 #感謝 #人の為 #引き寄せの法則