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着けるレンズで世界は変わる。「新!いい人すぎるよ展」に行ってきた

先日、大好きなフリーランス仲間を誘って、渋谷西武で開催されている「新!いい人すぎるよ展」に行ってきた。

日常に潜む「いい人」にスポットライトを当てた企画展で、今回は、「新!いい人すぎるよ展」のほかに、「かわいい人すぎるよ展」「大人がすぎるよ展」「心配すぎるよ展」「面倒くさいよ展」「切ないすぎるよ展」「気まずいすぎるよ展」など、9展示が同時開催されている。

イヤホンが接続されているか不安で、一旦音を最小にする人

新!いい人すぎるよ展

エレベーターが行ったかどうか、恐る恐るボタンを押す人

新!いい人すぎるよ展

グループチャットで誰からも反応がないときこそ、必ず返信する人

新!いい人すぎるよ展


「わかる〜!!」
「これよくやる!」

と思わず口ずさんでしまうほど、共感の嵐だった。

ということは……、
私も結構「いい人」なのかもしれない。

というか、実は世の中はいい人で溢れているのかもしれない。

だって「新!いい人すぎるよ展」に展示されていた言葉たちはどれも日常の中で当たり前のように行われていること。言葉にしなければ、それがいいことだと気がつけないような些細なことばかりだったから。

仕事に子育て、家事に運動……、毎日を忙しく過ごしていると、小さな「いいこと」に目を向ける余裕がなくなる。でも、私が思っている以上にこの世界はたくさんの愛で溢れているのかもしれない。

もし「いい人発見レンズ」をつけて周りを見渡したら、家の中にも、よく行くジムやカフェ、電車、近所のスーパー……、いろんな場所でいい人センサーが反応して鳴り止まないかもしれない。人の優しさに気が付くことができたら、きっと毎日がもっと幸せと感謝で満たされていくだろう。

子育てだって同じ。「ついガミガミ言ってしまうな」と反省する日々だけど、いい人発見レンズを通して見たら、もっともっと子どもたちの素敵なところがたくさん見つかるかもしれない。

「新!いい人すぎるよ展」を見ながら、以前、仕事でお世話になっている方が話してくれた言葉を思い出した。

「人は自分のレンズを通して世の中を見ている。同じ世界に生きているのに、レンズが変わるだけで、まるで別の世界のように感じることがある」

自分の見方が変われば、世界は変わる。ってことだよなと。

優しさは循環していくと思う。だからこそ、人の優しさに敏感になれたなら、自分ももっと周りに優しくなれて、世の中はもっともっと優しさで溢れる世界になるのかな。

さぁ、今日は一日「いい人発見レンズ」をつけて過ごしてみよう。





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