【カフェ開業】店舗セッティングのToDo #01
無事に物件の取得が完了したら、店舗セッティング。
店舗セッティングこそタスク整理が重要!
ざっくりイメージとしては、こんな感じ
◾️内外装
◾️大きいものの手配
◾️細かいものの手配
◾️インフラ整備
店舗セッティング タスク一覧
タスク1:物件取得
タスク2:デザイン・内外装設計
タスク3:厨房設備(重機等)の選定・発注
タスク4:店内什器・家具の選定・発注
タスク5:ホール備品の選定・発注
店舗セッティングは、かなり大まかなざっくりタスクだけでもこんなにたくさん。
これらは全て、物件取得〜開店までの2〜3ヶ月の間に完了します。
※居抜き物件等の場合はこれよりも早く開店できる可能性もあります。
いずれにしも売り上げがない状態で何ヶ月も工事に時間をかけることはできないので物件契約完了(or賃料発生)から1~3ヶ月以内のオープンを目指しましょう。
つまり、その期間内で全てのタスクを完了します。
※物件契約の際フリーレントは必ず交渉してね!
みなさん、開店準備をしている自分のイメージは湧いてきましたか?
タスク1:物件取得
タスク2:デザイン・内外装設計
私が前職で実際に経験した店舗の立ち上げは、基本スケルトン物件ばかりでした。
コンセプトやブランドの世界観を重視した店舗づくりだったので
建築デザイナーに店舗設計をお任せしていました。
【デザイナーに店舗設計してもらう際のToDo】
1.デザイン設計の見積もりを出してもらう
2.デザイナーとの契約締結
3.デザイナーに前金の入金
4.店内オペレーションを作る(ざっくりでも大丈夫)
・厨房内の調理導線
・提供までのカウンター内導線
・お客さんの動き(入店〜店内での滞在時間・過ごし方・お会計など)
5.設置が決まっているアイテムの情報をまとめておく
・冷蔵庫や製氷器、オーブン、コーヒーマシーンなどの外寸サイズと
必要な電力量(ワット数)など
・カウンター内の包材や、カップ・ストローなどの小物、レジやキャッシュドロワーなどのサイズ
6.第1回目デザイナーと打ち合わせ
・コンセプト会議に出席してもらうなど、ブランドイメージを具体的に伝える
・必要があればイメージを共有するためのツールを使う
・オペレーション上の要望を伝える
・営業許可申請に必要な設備を確認する
・1回目の設計図の提出期限を決め、次回のアポを取る
7.1回目の設計案を聞きブラッシュアップしていく
8.施工会社から工事費用の概算見積もりもらう
※内装デザイナーに依頼する場合は、施工会社はデザイナーが選定してくれることも多い。もし、自分で選んだ施工会社にお願いしたい場合は第一回目の打ち合わせからデザイナーと引き合わせるようにしましょう。
9.施工会社と契約締結する
10.施工会社から工程表をもらう
11.施工会社とインフラ整備のスケジューリングをする
※工事の内容や進み具合を見ながら、電気ガス水道の開通日を決めたりインターネット回線工事などを申し込んだりします。
このあたりになってくると、
自分がこれまでの人生で直接携わったことのないようなものや
出来事に触れるかもしれません。
飲食店に勤務したことがある人も、
自らが厨房内のオペレーションを設計したり
厨房内に設置する棚の数を指定したり
工事の進捗を追いかけたり
は初めてかもしれません。
これらは「立ち上げに携わること」
スタートアップの醍醐味です。
たくさん経験できることではないので、せっかくなら楽しみましょう^^
細かなToDoが見えるとスケジュールがもっと具体的に見えてきます。
これもまた、一歩前進。