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生まれた日に受けとったコンプレックス(太田母斑)を手放す覚悟をした日。
おはようございます。
成人の日の朝です。
新成人の皆様おめでとうございます!
昨日となんら変わらない朝でもあり、
昨日より大人になった朝でもあります。
私の成人式の日は大雪でしたが今日はお天気よくて良かったです!
幸先いい!!笑)
皆さん、どうぞ素敵な一日を。
私は大人になった日に何を感じたかっていうと
“このままだと全部これのせいにする人生になるから、やっぱり手放そう”
でした。
タイトルにも書いた「太田母斑」のことです。
私は生まれつき顔の右半分に太田母斑があり皮膚や眼球が真っ青でした。
メイクでどうにかなる範囲でも濃さでもなかったので辛い毎日でした。
ご存知ない方は参考にどうぞ⇩
躊躇していた時期もありましたが今となっては正しい決断だったと思います。
ルビーレーザーで時間と年数をかけて治療しました。
範囲も広いし色素沈着も奥深くまでだったので痛いし通院も辛いし治療後1週間は外出禁止だったり本当に心身ともに大変でした。。
そして、相当の金額がかかりました。
感謝したいのは祖父と母です。
祖父や母が生まれた私の姿を見てすぐに”いつかの日の為に”って定期預金を組んでおいてくださってたのです。
おじいちゃん、お母さん、本当に本当にありがとうございました。
心から感謝しています。
今ではスッピンでも問題ありません。
もちろん眼球はそのまま青くて、日焼け止めを塗っているとはいえ毎日紫外線を浴びているので正直最近うっすら色が戻っています。
でも、あの頃とは比べものにならないくらい心も軽くて幸せです。
私が”人生やりたいことは後悔したとしても絶対やる”という考えになったのは間違いなく太田母斑のおかげです。
内向的だった女の子は太田母斑を手放してから前向きになったんです。
夢をみつけて未来に希望を持てる子になりました。
海外に飛び出し人生価値観が180度変わりました。
何かのせいにするまえにまずは受け入れて真面目に問題に向き合う人になりました。
他人の気持ちや考えも深くまで考えられる人になれた気がします。
もちろん人間は裏表一体なので逆の自分もいます。
弱くて頑固なくらいネガティブな自分も変わらず内側にいるから
世界が終わったみたいに落ち込む時もあります。
去年の私みたいに。笑)
でも勇気を出して一歩踏み出したことによって、
私も恋をしていいんだって思えて人を好きになることもできました。
顔を上げて歩けるようにってからは、この世はこんなにカラフルで大きくて素晴らしかったんだなって感動もできました。
なのですべてを諦めていたあの頃より好きです。
何かを手放すことも、何かに挑戦することも、新しい第一歩に最適なのはタイミングです。
成人の日を迎えて大人の第一歩を歩みだしたから何かをしなくちゃいけないというルールはありません。
でもいいキッカケのひとつにはなります。
実行しなくても頭でプラン建てしてみるとか。
人生って長いようで本当にあっという間です。
目まぐるしく過ぎ去っていくんです。
30代になると一年が一か月くらいに感じるくらい
毎年「え、もう年末?!」って驚愕することになります。笑)
人の数だけ人生があるので何が正しいとかはありません。
時に後悔も”学びや気づき”だったりするので必要かもしれません。
でも何かのせいにして何もしないでする後悔って、振りかえった時に実際辛かったです。。
何もしないって人生すら自分の意志で動いた結果だと私は思っています。
成人の日は生きることに自己責任や感謝が今まで以上に必要になってくるからこそ、自由も選択肢も増えるってことを再認識できる日な気がします。
私はコンプレックスのひとつを手放しました。
それによって失敗して泣いて後悔してを繰り返しながらも
笑顔や喜びをちゃんと受け取れる人生のなかにいます。
20歳なんてまだ人生の前半も前半です。
思考と実行と経験いう自己投資をいっぱいして実りある人生を探してみてください。
私も2021年に”二度目の成人式”です。←(要するに40歳 笑)
今年のリスタートをきっかけに、二度目の成人式で勢いをつけて
さらに想い描くようななりたい女性になれるように大切に生きたいと思います。
最後にひとことだけ。
太田母斑だから不幸な人生ということはありません。
太田母斑は心身ともに犯していったので私にとっては病気という認識でした。
治療せずにその人生を受け入れ幸せになってる方もいっぱいいらっしゃいます。
太田母斑だからどうってことを考えることもなく過ごしている方。
出会いや環境のおかげでありのままの自分の姿でも愛し愛されているって実感しながら過ごしている方。
これも私・僕の個性のひとつだって強みにして過ごしている方。
いろんな方のいろんな人生があると思います。
あくまで一個人としての太田母斑との向き合い方のお話ですので、ご承知おき下さい。
デリケートな内容なので書こうか悩みましたが、人生と向き合うキッカケであったことは間違いなかったので書かせていただきました。
私が治療を開始した約20年前より医療も発達し治療費も変わったとはいえ高額であることは変わらないので”したくてもできないでいる”という方もいらっしゃるかもしれません。
もし、この記事が原因で悲しかったり不快な思いをした方がいらっしゃいましたら申し訳ございませんでした。
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