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「早期英語教育は不要」って本当にそう?—延べ1,700人以上を指導してきた英語教育の専門家が伝えたいこと
最近、「早期英語教育は必要ない」「幼児期から英語を学ばせても意味がない」といった意見を目にすることが増えてきました。
特に、影響力のあるメディアでこうした主張が取り上げられると、今おうち英語をしている親御さんの中にも「やっぱり焦らなくていいのかな?」と迷う方がいるかもしれません。
でも、本当にそうでしょうか?
私は これまで延べ1,700人以上の親子を指導してきましたが、その経験から 「早期英語教育の価値」を確信している理由があります。
おうち英語を続けている方が、途中で迷ったり、不安になったりしないように、今日は 「早期英語教育は不要」という意見がどこまで本当なのか? を一緒に考えてみたいと思います。
✅ 結論:「早期英語教育が不要」なのは、目的が違う人だけ
おうち英語をしている親御さんの多くは、「子どもに英語を話せるようになってほしい」「将来、英語で困らないようにしたい」と思って始めたのではないでしょうか?
✔ 英語を受験科目として勉強するだけ なら、中学からでも間に合うかもしれません。
✔ でも、英語を「聞いて、話せるようになる」には、幼児期からの環境が圧倒的に有利。
なぜなら、英語を「学ぶ」のと「使う」のは別のスキルだからです。
■ 10年後、英語ができる子とできない子の差はさらに広がる
「早期英語教育は不要」と言う意見は、もしかすると 「これまでの英語教育の常識」 を前提にしているのかもしれません。
でも、今の英語教育は 昔とは大きく変わっています。
例えば、小学3年生から英語が必修になり、 「話す」「聞く」が求められる ようになりました。
しかし、実際に学校の英語教育が進むにつれて、こんな声をよく聞きます。
✅ 「リスニングが聞き取れない」
✅ 「英語の発音が恥ずかしくて話せない」
✅ 「いざ話そうとしても英語が出てこない」
これまでの受験英語なら、文法や単語を覚えるだけでなんとかなりました。
でも これからの時代、「英語は話せて当たり前」の環境になっていきます。
小学生の段階で 英語に慣れている子とそうでない子の差 は、5年後・10年後には 決定的な違い になっているのです。
■「英語を話せるようになる」には時間がかかる
「英語は中学からでも十分」と言う意見は、あくまで 「受験科目としての英語」 を前提にしています。
でも、親御さんが本当に望んでいるのは 「英語を使えるようになってほしい」 ということではありませんか?
📌 リスニングとスピーキングは、文法の勉強とは違うスキル
📌 日本語と同じように「感覚で英語を身につける」には、幼児期からの積み重ねが必要
📌 受験英語は短期間で詰め込める。でも、話せる英語を身につけるには時間がかかる
これは、英語教育の現場で延べ1,700人以上を指導してきたからこそ、はっきり言えることです。
■おうち英語をしている親御さんが気をつけるべきポイント
おうち英語をしている親御さんの中には、「本当にこのまま続けて大丈夫?」と不安になる方もいます。
でも、実際に続けていると 子どもの成長は確実に表れます。
例えば、
✔ 7歳で自分で英語の本を読めるようになったお子さん
✔ 英語の内容理解クイズを楽しんで解けるようになった年長さん
✔ 5歳で簡単な英語のフレーズを自然に使えるようになったお子さん
これは特別な子どもたちだけができることではありません。
おうち英語を続けているご家庭なら、どのお子さんも経験できる成長です。
ただし、おうち英語をしている親御さんが 「これは気をつけてほしい」 と思うポイントがあります。
✔ 英語を「勉強」にしないこと → 楽しく続けることが大切
✔ 日本語と英語のバランスをとること → 日本語の力も育てながら英語に触れる
✔ 「正しく話す」より「伝わること」を大事にする → 間違いを気にしすぎない
この3つを意識すれば、無理なく楽しく英語を続けていけます。
🔑 迷ったら、今できることから始めよう
「うちの子はまだ小さいし、焦らなくても…」と考える方もいるかもしれません。
でも、英語は 「急に身につくもの」ではなく、「時間をかけて育てるもの」 です。
✔ 英語の絵本を1日1冊読む
✔ 英語の歌をかけ流す
✔ 親子で簡単な英語のやりとりをする
今、おうち英語をしているなら、「続けること」 が何よりも大切。
始めるのに遅すぎることはありませんが、 「やっていてよかった」と思える日は必ず来ます。
🌍 おうち英語をしているあなたへ
「このまま続けて大丈夫かな?」
「うちの子はどこまで英語が伸びるんだろう?」
そんな不安を感じることがあっても、 おうち英語をしていること自体が、子どもにとって大きな財産 になります。
📌 「英語は話せるようになってほしい」と思うなら、早期英語教育は無駄にならない。
📌 おうち英語の経験が、子どもの未来の可能性を広げる。
📌 親御さんの「続ける力」が、子どもの英語力を育てる。
英語が「勉強」になる前に、楽しく自然に英語が身につく環境を作ることが、一番の近道です。
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