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お花に興味がなかった私が、なぜ仕事にするまでになったのか㉓
大東早織です。
前回の続きになります。
私は今でこそお花が大好きで、仕事にもしていたくらいです。
ブライダル系の花屋さんに約3年半勤めていて、IT系の異業種からの転職ということもあり、とても新鮮でやりがいのある仕事でした。
今はまたIT系業界に戻ってwebデザインやディレクションの仕事をしていますが、それでもたまに知り合いのツテでワークショップ講師をする際にお花に触れる機会もありますし、出かけた先に花屋さんがあると、思わず立ち寄ってしまいます。
街で新しい花屋さんがあると、買い物はしなくても不思議と行きたくなってしまうのです。
しかし私は、はじめからお花に興味があったり好きだったから、仕事にしたというわけではありません。
今回はお花に興味がなかった私が、なぜ仕事にするまでになったのか、という話を書いていこうと思います。
ショップ勤務へ
披露宴会場への納品・撤去の仕事も慣れてきた頃、
「ショップで働いてみませんか?」と店長から声をかけられました。
この職場では、作業場とショップという二つの環境があり、入社すると最初は全員作業場へ配属されます。
そして私も経験したように、花の下処理や水換え・掃除、簡単なアレンジメントや花束の制作、披露宴会場や宴会場への納品・撤去の仕事をします。
そこで一通り仕事ができるようになると、次に婚礼業務の受注の仕事をすることができます。
婚礼業務の受注とは、婚礼を控えたお客様と打ち合わせをし、結婚式・披露宴・二次会などにまつわる装花をお客様のニーズに合わせて提案します。
当日まで実際の花を使うことはできないのでパース画など作成しイメージを共有して、そして婚礼当日お客様に喜ばれるよう素敵な装花を制作し提供する仕事です。
主に作業場では基本的には披露宴会場のメインテーブルやゲストテーブルの花などの会場のお花、ショップではブーケやヘアードレスといった、身につける装飾系のお花を担当するようになっていました。
またショップでは、婚礼や宴会業務の他にもちろん通常のいわゆる「お花屋さん」としての業務もあります。
そのため臨機応変な対応が必要で、お客様と直接接客することが多いショップで働けるスタッフは、少数精鋭と聞いていて、そこで働けるということを聞いたとき、期待されているのかなと思いすごく嬉しかったのを覚えています。
私は期待されると頑張れるタイプなので笑、
より一層「ここで頑張っていい仕事をしよう!」と思い、ショップ業務をスタートしました。
次に続きます。