追い詰められる心
1都3県に緊急事態宣言が出され、日本海側では最強寒波がやってきて大雪のようです。降雪で大きな被害が出ないことを祈っております。
ネットで『大雪による飛行機の欠航』というニュースを見て、混乱した空港を思い出し、不安というかザワザワとした胸の奥がギュッと痛くなる。
大雪、台風等で通常運航がではない状態の記憶は、混乱した空港の中で走り回り、トイレや休憩はとれず、体力を消耗。何度『限界』と口にしたか。徹夜明けに落武者(実際に言われた笑)のようになって帰宅し、お風呂に入ってまた出社、なんてこともあったな。
医療崩壊と言われている今、コロナに携わっている医療従事者や保健所の方の心の状況は、その時と近い状況ではないのだろうか、と思う。
もちろん仕事の内容は違うけれど、追われ続ける精神的な負担。
この状況を動かすために方針を決めて。
忙しいと一言で形容出来ない多岐にわたる仕事を減らして。
少しでいい、誰か代わって。
不規則な生活に、タイムプレッシャー、感染のリスク、自分の周囲への配慮・・・状況は日々悪化し、終わりが見えない中でどれほどの『限界』を感じているだろう。
勤務交代か助けが来た時の神様か天使が来たと思うほどの安堵感。
これ以上頑張ってとは言えない。
どうか、今現場で戦っている皆さまがご自身を犠牲にせず、
『限界』と伝えられることを。
休める時間と場所があることを。
それでも、今日も自分を鼓舞し最前線で戦ってくださっている多くの医療従事者の方に感謝します。