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「見える化」を病に有効活用する

血液検査、X線、MRI… 現代の医療技術は素晴らしいですね。肉眼では分からない部分を数値化や画像化し、異常を教えてくれる。現代日本では幸いにも、外傷で死ぬケースは極めて少ない。生活習慣病や年齢を重ねてなりやすい癌などでしょうか。後者は仕方ない部分がありますが、前者は「生活習慣病」の名の通り防ぎようがある。そしてこの超高齢化社会で福祉に疎い私は、何年か前まで知らなかった。

「介護福祉学」というのは、半分位は予防の話だということに…

考えてみれば当たり前の話だ。人が病気にならないために検査をする、生活習慣を変えるのと同じように、「人が老いるのは当然」の考えの元、いかにそれを緩やかにするか。出来ないことが増えることを防ぐか。

病だってそう。「何となく調子悪いな」と思っても、つい億劫だったり会社を休めなくて気がついたら病がすごく進行していた、なんてケース珍しくありません。後々を考えれば検査代など安いもの。(私事ですが、無事?病が発見され近々手術予定) 西洋医学の手術や錠剤メインは100%は賛同しかねるのですが、必要なら頼ったら良いと思う。むしろ1000年位前に遡れば加持祈祷なんて療法もあった訳で(薬湯もあったらしいが)、その時代に生きていればきっと苦しみ続けたに違いない。そして目に見えない「怨霊」が乗り移った、なんて言われて叩かれたり引きずり回されたり荒療治を施されたかもしれない。(源氏物語に実際そういう場面がある)要は何が言いたいかというと、病や老いにおける

「見える化」の重要性

見えるから対処できる。数値や画像として分かるなら尚更だ。心の病が厄介なのは、それが出来にくいのが一因かもしれない。話は変わるが、日本のご老人は失礼ながら男女の区別がつきにくい。男性女性というカテゴリーよりも、「年配の人」というカテゴリーがしっくりくる。理由は様々だろうが、ここで私は提案したい。

あえて派手派手な服を着よう!

歳を取ると外見への興味は薄れがちだ。「こんな格好自分には似合わない」と思うかもしれない。しかし「色がもたらす効果」といった本が何冊も出ているように、明るい色は人を元気にさせる。可愛いキャラクターものなんかも良いかもしれない。そして綺麗な花を飾ってみる。数値化は出来ませんが、何だか心身ともに良くなる気がしませんか?

見える化は人間関係やビジネスシーンだけでなく、色々なところで役に立つ。そして悩みや苦しみは年齢とともに変化してゆく。存在するものは自分のため、人のために大いに活用しようと思う。


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