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娯楽はなぜ必要か

【娯楽】仕事や勉学の余暇にする遊びや楽しみ。それから心を解放させるもの。

中世ヨーロッパの黒歴史である、魔女狩り。あまりの凄惨さに内容は割愛するが、みんな歴史で習っただろう。
いつかどこかの記事で読んだのだが、魔女狩りが行われていた時代、地域によってその激しさの程度は違っていたという。なぜか。

そう、娯楽だ

魔女狩りは社会不安による、集団ヒステリーの側面がある。さほど酷くなかった地域は、祭りなど人々が楽しめる行事が存在したらしいのだ。生きるか死ぬかのような余裕のない社会では、残念ながら「人を痛めつけて楽しむ」という人間の残酷さが現れる。そしてその行為が娯楽として認識される。(怖い話だ)とすれば、誰も傷つかないような別の楽しみがあれば良いんじゃないか。

私の祖母は、「仕事だけしていれば良い」という時代に生まれて生きた。それこそ朝から晩まで働き詰めだった。嫁入り先では、姑に「旅行なんてまだ早い」と60歳近くまで許してもらえなかった。日々の生活の中で楽しみがあったのかは、もう本人が亡くなったから知る由もない。

現代を生きている人はどうだろう。仕事が忙しくて、休日は出掛ける元気がない程度ならまだ良い。毎日残業で終電で帰るような生活なら、娯楽どころか身体を壊しそうだ。そのような場合は置いといて、時間やお金があまりなくても「娯楽」は生活の中に存在出来ると私は思う。例えば通勤電車の中で音楽を聞くとか、部屋で観葉植物を育てるとか、図書館で本を借りて読むとか、それこそ種類は数え切れない程ある。文明が発達したことによって人々の娯楽も変化したが、数が膨大に増えたのも事実なのだ。
昔TVで、ある芸能人が言っていた。

「人は笑うために生きていて、幸せになる権利ではなく義務がある」と

いや〜、良いこと言うなあと思って聞いていた。その時私はまだ学生だったが、大人になった今その大切さを改めて感じる。
あなたは今、笑っていますか。幸せですか。是非とも笑って幸せな生活を送って下さい。
I wish you happiness (*^^*)


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