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モンドリアン展 ~純粋な絵画を求めて~

豊田市美術館で開催されている
『モンドリアン展』

抽象絵画の先駆者として知られる
モンドリアンの
初期から晩年までの作品や
関連作家作品がてんじされた展覧会


ピート・モンドリアンは
教師の資格を持っていて
3年くらい教壇に立っていたそうです
堅実でなんかびっくりしました

初期の風景がから
神智学の影響を受けて
画風が変わっていく変遷が
とても印象的でした

花を「成長」と「腐敗」
「再生」と「進化」に
結びつけて描いたり
「変身」と「進化」をテーマに
制作に取り組んだり

具象画の後期と言われる作品
「夕暮れの風車」は
遠くから見ると写実的にも見えるのですが
近くで見ると雲が幾何学模様で描かれていて
自然と幾何学の結びつきが
神秘的に描かれていて印象的でした

建築家のフランク・ロイド・ライトは
「デザインとは、自然の要素を純粋に
幾何学的な表現手段によって
抽象lすることである」
と言ったそうです

コンポジションシリーズに辿り着いても
そこから試行錯誤を繰り返し
探求することをやめなかった
モンドリアン

平面を「破壊」するって
どんな感覚だったんだろう??

最後のパリのアトリエの写真は
まるで教会のようで
とても印象的でした


イブサンローランが
1965年に発表した
モンドリアンルックは
モンドリアンが
コンポジションシリーズを発表してから
45年後だったんですね

そしてなんと
1958年(昭和30年代)に
パリの凱旋門前で
モンドリアンスタイルの着物を着ている
岸惠子さんのお写真が
FBでシェアされてました
サンローランのモンドリアンルックは
1965年だから
サンローランより
先だったってことでしょうか??
ちょっと時期は不明ではありますが
着物のデザインは装丁家・美術評論家の
青山二郎氏なんだそうです
サンローランより先なんて
日本人のセンスってすごい!!
興味ある方は検索してみてください
お写真が出てきます^^

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