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書を描く


書を描く とは?


私はいつも「書を描く」という。

私にとって「書を描く」ことは
単に綺麗な字を書くことではない。

〝心の奥底から湧き上がる感情と向き合い
キャンバスに絵を描くかのように字を書く〟

これが 私の書の向き合い方 であり
「書を描く」という理由である。



風を描くことはできるか


ここで1つ問題を出します。

「風を描いてください」

この問いに対して何を思いますか?


風自体は目で捉えることができない。
だから風を描くことなんてできない。

いや、風自体を描くことは難しくても
雲の動きや木の葉が揺れている様子、
髪のなびき具合から風を感じることができる。

作品をみた人が
私がみた景色や湧き出た感情を感じることができる。そんな書を描き続けます。



喜怒哀楽 を愉しむ


生きているとさまざまな感情が生まれる。

私は その全ての感情を愉しんでいる。

「楽しむ」・・・日常的な楽しみ
「愉しむ」・・・豊かな喜び


その時にしか感じられないその感情から
どのような作品が生まれるのか。

まだみたことのない作品に出逢えることを夢みて
今日も描き続ける。


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