以前の自分と秤にかけて
朝からイチロー選手の記者会見で泣いて泣いて・・・。
野球観戦は興味が持てないけど、イチローさんはやっぱ尊敬です。
話す言葉1つ1つ感動で、
もうほんとイチローさんだから納得できるし、
ここまですごい記録を打ち出していても、少しも鼻にかけず、
まるで武士のような生き様。かっこよすぎるでしょ。
同じ日本人として誇りに思います。
こんなにも沢山の実績を残しているひとだからこそ、
この言葉が胸にささった。自分へのメモ用に。
「秤(はかり)は自分のなかにある。それで自分なりに秤を使いながら、自分の限界を見ながら、ちょっと超えていくということを繰り返していく。
そうすると、いつの日か「こんな自分になっているんだ」という状態になって。だから、少しずつの積み重ねが、それでしか自分を超えていけないというふうに思うんですよね。
一気に高みに行こうとすると、今の自分の状態とギャップがありすぎて、それが続けられないと僕は考えているので。地道に進むしかない。進むだけではないですね。後退もしながら、ある時は後退しかしない時期もあると思うので。
でも、自分がやると決めたことを信じてやっていく。でもそれは正解とは限らないですよね。間違ったことを続けてしまっていることもあるんですけど。でもそうやって遠回りすることでしか、本当の自分に出会えないというか。そんな気がしているので。」
うわあああ。とほんともう感動して涙がとまらない。
この人は本当に努力の人なんだと。
そしてすべてのことに通じることだなと。
イチローさんと比べるなんて恐れ多いけど、
自分のことを思い浮かべました。
絵が上手くなりたいなとずっとどこかで思ってたけど、
昔に比べて情報や作品があふれる世界に代わって、
ただただ素晴らしい作品たちを毎日観れるようになって。
すぐに他人と比較して、
自分なんていまさらがんばったところで・・・とか、
描きたいイメージと、現実の描いたものの落差がひどくて嫌になって。
練習してないから当たり前だし、見る専門でいいやんと、
ずっと思ってたけども、
今のこのお休みの期間を使って、もう一度考え直しました。
手のデッサン、頭身のデッサン、肩、筋肉、間接、頭、角度、光源、
ほんと少しずつだけど練習し直しなおして、
それでもまだまだだけど、
以前に比べて描くときの感覚が大きく変わりました。
指先が本当に動かしやすくなるもんです。
バスケ部だったときのシュート練習と同じように、
人物を描く時の骨格と、筋肉のながれや動き方などなど練習すれば
描けるようになる!!!
そうやって今まで描くことを放置してきた分、
過去の自分よりも絶対に成長して、
遠回りでも不正解でも、とにかく描き続けなきゃ始まらない。
そう思って頑張りたいと思います。
さー、練習だー。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?