「思考力」以上に「試行力」
いつも読んでいただき
ありがとうございます。
さおりんです。
某外資系経営コンサルタント会社に
転職した友人によると、
経営指導をした日本企業のほとんどが
コンサルから数年も経たずに
経営悪化しているそうです。
そんな話を
笑いながらしている男性を見て
「お金を頂いているのに
お客様の結果が出せていないのに
なぜ笑っていられるのだろう。」
と思いながらも、よくよく話を聞くと
コンサルを受けた企業にも
問題があることが分かりました。
各企業は、
「◯◯の法則によると・・・」
「第一人者の◯◯先生は・・・」
などの言葉を鵜呑みにして
教科書通りの経営判断しか
下さないそうです。
しかし、現代のように
成功モデルが不透明な環境では
誰かの理論に従 順に従うのではなく
トライしてダメなら
臨機応変に軌道修正する
というスタンスが大切です。
男性のコンサルは
その当時は的確だったのでしょう。
しかし、2-3年もすれば
環境は日々激変します。
そんな中で
数年前に与えられた
教科書だけを武器に
荒波の中を航海することは
大変危険だと言わざるを得ません。
現代に必要なのは
頭でっかちな「思考力」ではなく
実際に試して検証する「試行力」です。
どんなに偉い人が提唱する説でも
実験してそうならなければ、
自分の教科書から掻き消すべきなのです。
今、あなたが学んでいる先生も
失敗の無い「神様」ではありません。
教わったことを尊重しながらも
自分で試行錯誤して
その成功と失敗を
書き記していきましょう。
そうして
出来上がった「ノート」こそが
あなたにとって最高の教科書に
なるでしょう。
成功法則として
ナポレオン・ヒル博士が提唱する
「思考は現実化する」
という自己啓発が有名ですが
どちらかというと
「試行は現実化する」
かもしれませんね。
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。
さおりんでした。