そしてそれらをつなぐもの
7月16日に発表させていただいた、【夏ピリカグランプリ2022】。
ほんとうにありがとうございました。
その興奮さめやらぬ中、今日は改めて、企画に関する思いを書いてみたい。
「それだけの労力と時間を使って、利益になるのか」
限られた人にしかnoteの活動は明かしていないが、それでも投げられるこの問い。
「なりますよ」
そう答えると、「へえ」と相手ははじめて身を乗り出す。新しいビジネスのヒントでもあるのか、というように眼がちらりと動く。
「全国に仲間ができます。肩書きも、属性も、出身校もなにも関係ない仲間が」
なんだ、と相手は興味を失くす。
「SNSなんて、アカウント消したらおわりじゃないですか」
そうですよ。
顔も知らない、仕事も年齢も知らない。アカウント消したら終わり。
でも、消さない理由があれば消さない。
あって当然、の関係ではないからこそ、そこに意味はあるのだろう。
職場に行けば会える、学校にいけばそこにいる。そんな関係ではないから、皆本気で発信するのだ。
当たり前だけど、
発信しないと、気づいてもらえないから。
やりたいこと、今後のビジョン、すべて言葉にしないと伝わらない。
だから本気で話す。本気で書く。
文章にだって魂はこもる。
本気で書けば、なにか感じ取ってもらえると信じて書く。
書いて書いて、そのたびに心が決まっていく。ぶれなくなる。
心想事成、という言葉がある。
心で思ったことから、事は成る。
すなわち、心にもないことからはなにも成らないのだ、ということらしい。
だから、遠い遠いビジョンであっても、私は想いつづけている。
創作を発表する場を作りつづけたい。
書くことで人の心をつないでいきたい。
アカウント消したら終わり。
確かにそうだろう。
スマホこわれたら私だって一発でアウトだ。
それでも、無意味ではない。
意味を私がそこに見いだしている限り、それは決して消えない。
なんのためにやってるんだ、時間だけ取られてバカみたい。
心が死んでるとき、そういう感情になるときがある。
体調が悪いときは特になりがちだ。
そんなときは、すべて0にしたくなる。
やめます、すみません、リアルが忙しいもんで。何度指が動いたことか。
だけど、
そのたび帰ってくるのだ、結局。
ここが好きだから。
ここにいたいから。
みんなと何かやりたいから。
それ以上でも、それ以下でもない。
やるからには、本気でやる。
時々ぶれるかもしれないけど、
その時々で本気で考える。
考えて考えて、道を作る。
後戻りしたとしても、道は消えない。
創作、人、場所、想い、時間。
私はつなぎつづける。
誰のためでもない、自分のために。