おそろしやピリカ文庫
自画自賛である。
(ジガーズ・サンというバンドがその昔いたな、と今思い出したが全く関係ない)
いやはや、才能とは恐ろしいものでありますなあ。
ピリカ文庫をはじめてから1年3ヶ月、何人の方に書いていただいただろう。数えきれないくらいだ。
毎回、noterのみなさんの筆力にびっくりしている。
ピリカ文庫をしらない方へ説明すると、お題に添って二人のnoterさんに小説を書いていただき、発表日を揃えて投稿していただく企画である。
更新は不定期。
早筆のnoterさんは、早ければ翌日、いや即日送ってくれることもあるし、逆に締切のギリギリまで推敲してくださる方も。
このへんも皆さんの個性が見られて、面白い。
文字数はざっくり2000、としているが、正直何文字でもいいと思っている。
削ってください、とお願いしたこともないと思う。
好きな長さで書いてほしい。
どうやってオファー先を決めるのか、時々聞かれるので書いておく。
ピリカ文庫の執筆をお願いは、「ピリカグランプリ」にエントリーしていただいた方から声をかけさせていただいている。
グランプリが、文字数やテーマの消化など厳しい目で評価される「課題曲」としたら、ピリカ文庫は「自由曲」だ。
どんなにぶっ飛んでてもいい。
どんなに短くても、長くてもいい。
むしろ私はそれが読みたい。
文字数?それはあくまでも目安、
ピリカ文庫の傾向とか気にしないで!という気持ちで毎回オファーをしている。
そしてまあ、それぞれの作品のきらきらときれいなこと。
ピリカ文庫のバナーはカニさんが作ってくれたのだけれど、小説版「宝石箱」をイメージしてオーダーした。
ほんとに、マガジンが宝石箱そのものになってきて、私の誇りであり宝物である。
書いてください、とご連絡したときに、みなさんが「嬉しい」とおっしゃっていただけるのも、私のほうが嬉しいのだ。
ありがたいことに、「憧れでした」と言ってくださる方も多く、
これは、今まで書いてくれたおひとりおひとりが積み重ねてくれた、光の集合体の力だ。
物書きのみなさんに「書きたい」と思っていただけるなんて、主催としてはこんなに誉れなことはない。
本当にありがとうございます。
しかし、困ったこともある。
え、これでピリカグランプリの人!?
ピリカ文庫の人なのに、こんなの書く?と思われると怖いので、なかなか自分の小説を投稿できないことである。。(ホントに)
私も自分の筆力をあげなければならない。
ピリカ文庫を書いてくれて、みんなありがとう。二巡めももちろんあるので、油断は禁物だ(どこから言うか(笑))
マガジンフォローいただければ、読み逃しなし!!
そして次回はきっと、あなたが主役だ。
ピリカグランプリの賞金に充てさせていただきます。 お気持ち、ありがとうございます!