【ピッキオ】クマとの共存をつなぐベアドッグを未来へ
こんにちは!軽井沢のハルニレテラスで働くみやこしさおりです。
今日は、ハルニレテラスと同じエリアにあるお隣さんピッキオで挑戦しているクラウドファンディングの紹介です。
ベアドッグ未来プロジェクト
ピッキオでは現在、人とクマが共存するために活躍する犬たち「ベアドッグ」を次の世代に繋ぐためにベアドッグ未来プロジェクトをスタートしました。
ベアドッグたちはクマとヒトの共存の鍵を握る大切な仲間であり、その仕組みを繋げていくために今回は3代目のベアドッグレラの出産を予定しています。このプロジェクトを実現させるためのご支援をクラウドファンディングで募集しています。
そもそもベアドッグって?
ベアドッグはクマの匂いや気配を感じる特別な訓練を受けた、いわばクマ対策のプロの犬。人間の生活エリアにクマが入ってこないように、スタッフ(ハンドラー)と一緒に吠えてクマを追い払うことで、ヒトとクマの共存を守るために活動しています。
▽ベアドッグについて詳しく紹介されているピッキオHP
自然の中でヒトが暮らす町、軽井沢
観光・避暑・リゾート地としてのイメージが強い軽井沢ですが、その背景には、動物をはじめとした自然と共存する文化や仕組みが根付いています。
というのも、Googleマップなどで見るとよくわかりますが軽井沢町エリアのほとんどが森。この土地を訪れた時に感じる癒しの空間、自然から感じるエネルギーをもたらすのは、人工的に作られた景色ではなく、この土地に昔からある木や森や生き物がもたらす自然の環境。そして、その自然の中に私たち人間に住み、暮らし、自然の中に入り込んでいるのが軽井沢なのです。
その町の約半分が「国指定浅間鳥獣保護区」に含まれていて、保護区内では狩猟が制限されているので動物たちも狩猟に追われることなく暮らすことができています。
そして、人にとっては危険なイメージがある熊は森の守護神ともいわれています。種子を食べて散布することで森の再生能力を高めたり、小動物を食すことで個体数の制限をするなど森の生態系を守る役割も担っています。
だからこそクマを駆除するのではなく、適切な環境に戻してヒトとの共存を目指す、それがピッキオが取り組む自然保護活動です。
▽自然の環境や森の生態系について知識を深めたネイチャーウォッチングの体験記
クマとヒトを守るベアドッグを未来につなぐ
星野リゾート・ピッキオが目指す自然との共存のために欠かせない存在のベアドッグ。ベアドッグの命をつなぎ、この共存の仕組みを絶やさず軽井沢町らしさを継承していく事も今を生きる私たちの役割だと思います。
軽井沢で働く私は、この地道で意義ある活動をしている仲間のために出来る事をしたいと思い、この投稿を書きました。
興味を持ってくださった方はぜひページを覗いてみてください。
ご支援はもちろんのこと、ベアドッグやピッキオの取り組みにについて知って頂くこと、自然について考えるきっかけになったら嬉しいです。
なんと、ちょうど200人目の支援者に!