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ジム探しに疲れた私が「戻る場所」を選んだ理由

わたしはいつだって、ジムに通いたい。その気持ちだけはあるのだ。
でも、今は通っていない。はあ、意識が低い。

この投稿は「#意識低いトレーニング部 Advent Calendar 2024」の記事です。

2年前、初めてパーソナルジムの体験に行き、その場で入会を決めるほど気に入った。
ただ、そのときは「パーソナルじゃなくてもいいかも?」と思い、普通のジムとして契約し、週1程度通っていた。
しかし、ジムにありがちな「ウォーキングマシンで歩くだけ」のループに陥り、通う頻度は月1になり、ついには足が遠のいてしまった。

「やっぱり他のパーソナルジムも試してみよう」と思い立ち、最初に目をつけたのは家の近くの大本命のジム。
体験を予約したものの、「体験は可能ですが、土日はキャンセル待ちになります」と言われてしまった。
平日に通う選択肢がない私にとって、この条件は厳しい。体験するだけなら・・・と思いつつ、入会しないと決めているなら時間の無駄かな、と思いキャンセル。ここから、わたしの「パーソナルジム難民」の日々が始まった。


1つ目:自転車で5分の距離。だけど時間が合わない。

自転車で5分の距離のジムを体験。
トレーナーも親切で、プログラムも良さそうだった。だが、パーソナルジムの営業日はほぼ平日のみ。土日は限られた時間帯だけで、それが私にはどうしても難しい時間帯だった。通える未来が見えず、やむなく断念。

2つ目:インスタで惚れたジム。だけど高額すぎる。

電車で2駅先にあるジム。インスタでは圧倒的におしゃれで魅力的な雰囲気。実際に訪れてもトレーナーの対応や施設が素晴らしかった。ただし、2ヶ月間週2で通う必要があり、金額が予想以上に高額。さらに、食事も宅配されたものを利用する必要があり、「この生活を2ヶ月間続けられるだろうか」と不安に感じてしまい、断念。

3つ目:近所のジム。だけど波長が合わない。

近所のジムを体験予約。到着すると「予約されてますか?」と聞かれ、もちろん予約しているのに焦る。体験前に体重計に乗ったあと数字を見せられ「どうですか!!」と聞かれるが、どう答えれば良いかわからない。さらに、「ジムに通う理由は?」と聞かれたので、「運動不足の解消、体力をつけること、体重を減らすことですかね」と答えたら、「まあつまり“痩せたい”ってことですよね!」と言われ、波長が合わないと感じてしまった。ジムそのものの設備やメニューは悪くなかったが、ここも断念。

わたしが求めているのは、これだけである。

・週1程度運動したい
・自分では限界突破できないので適切に教えてほしい
・土日に通いたい

たったこれだけなのに、理想のジムには出会えない。どのジムも筋肉痛になるくらい適切な運動を教えてくれたのに、通い続ける未来が想像できないのだ。

結局、最初に通っていたジムに戻ろうかと考えている。そこでは特に「パーソナル感」はなかったけれど、自分のペースで通えていたことを思い出した。やはり運命のジム探しは難しい。もしかしたら、私がジムに求めすぎているのかもしれない・・・。

ジム迷走が終わった理由

そんなふうに迷いながらも、心の中では「最初に通っていたジムに戻ろう」という気持ちが固まりつつある。

なぜかというと、最近ハマっているオーディション番組「No No Girls」で、ちゃんみながMOMOKAにかけた言葉が猛烈に刺さったからだ。(突然だけど)

「1回めちゃくちゃストイックにならないと忍耐力がつかない」
「マッチョ系なものを1回やってみて。私も死ぬほど嫌いだけどやってる。」
「パフォーマンスに出るマインドは私生活からくる」

私はMOMOKAでも表に出る人間でもないけれど、この言葉が妙に響いた。
自分の私生活がどんどんルーズになっていることに気づかされ、ストイックな部分を見失っていたんじゃないかと感じたのだ。

迷いながらも、ちゃんみなの言葉が背中を押してくれた気がする。

「ストイックさ」を少しずつ取り戻すために、まずは最初に通っていたジムに戻ってみようと思う。通い方や取り組み方を変えれば、新しい気持ちで始められるかもしれない。
ジム探しに迷った日々も無駄ではなかったと思えるように、今度は「私生活のマインド」を整えてみよう。

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