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個人サロンが集客のために広告費を使う前に知るべき3つのこと

世の中、コンサルティングやポータルサイトでの商品告知や販売といった内容やPR代行などで数十万から数百万といった費用の営業があったりします。

補助金を使ったホームページ制作の営業やグーグルビジネスを活用しないか?福利厚生であなたのショップを使えるようにしないか?

と言った形で数十万、数百万円といったプランを持ちかけてくるセールスは店舗だったら電話や訪問で1回は勧誘を受けた経験があるはず。

そういった営業を受けて多額の広告費を無駄に支払わないために知っておきたいことをお伝えします。


1.営業が来るということは広告費に人件費も上乗せされている

まず頭に入れておきたいことは、営業マン、セールスマンが電話をかけてきたり、わざわざ店舗に足を運ぶということは、人件費がかかっています。

仮に、1件成約させるのに1日1件から数件程度であり、その後、広告費を支払ったうち、どの程度が実際の広告費やPRといった実費に反映されると思いますか?

営業さんの人件費を考えると、その人件費が広告費に上乗せされると考えたほうがいいです。

例えば、20万円のGoogle広告を出しますよ。といっても半分はコストとして引かれるものと思ったほうがいいです。それは広告を出稿するための準備費用として引かれます。

Google広告を出す時はアナリティクスGA4の設定、タグマネージャーの設定、広告の設定、コンバージョン測定のタグの挿入といった手間がかかるので、準備だけで費用がまずかかります。

さらにはその準備以前にかかった費用、営業費用が差し引かれます。

1人顧客当たり1時間単価仮に1万円のビジネスを展開していたとして、例えば20万円の広告費というのは1店舗のみの営業だった場合、いろんなコストを省いてもそんなに安い投資ではありません。

当然広告も1ヶ月位ですぐに成果がでるというのは珍しいことなので継続的に広告の出稿をすることを求められます。

少なくとも私の周りのサロンでも、

飛び込み営業の人が若くて何度も訪ねてくるから。。
なんか人が良さそうだったから。

と言った理由で申し込みをしてしまい、その後1件も成約どころか問い合わせもなかった。というのはよくあります。

WEB集客やSNS集客については、あまり知識がない人が簡単に騙されてしまいがちですが。よくわからないものにお金を払ってしまうのは単純な損失です。

日頃、人件費や仕入れるものの単価は厳しくチェックする人でも、なぜか広告費やウェブに関する集客にはよくわからないままお金を支払い。その後トラブルに陥りがちです。

10万円、20万円程度の支払いは裁判にしても返金される可能性は低く、泣き寝入りがほとんど、弁護士も少額過ぎて対応してくれません。

また、SNSのマニュアルやコミュニティー、数十万円のコンサルティングや塾形式もサービスも入る前に、詳細を確認したり、会社概要や口コミは調べましょう

上場企業であっても悪質な営業行為をしていて、グーグルマップにクレームが書かれていることがあります。

集客はまずは自分で広告を出したい場合は出稿をしてみて単価や相場を理解したり、YOUTUBEでも広告の出稿ノウハウはいくらでもあるので、手順を確認してみるなどできることがあります。

騙される人というのはたいてい自分でのリサーチ不足。

わからないことをほったらかしにしたり、自分で調べない、楽をしたい人のお金を狙っている人はたくさんいます。

2,気をつけたい補助金を使った悪徳ビジネス

コロナ禍でDX化やIT補助金などウェブで完結できるECサイトの作成などに補助金がでる市区町村があります。

このコロナ禍でその補助金をつかってECサイト作りましょう、ホームページリニューアルしましょう。といった営業活動やそれを一緒にやりませんか?といった協業ビジネスを提案してくる企業があります。

補助金を使えるから、お得。

と思われがちですが。実際は補助金を使うからいいだろうと料金を上乗せする業者も多く存在します。

今は補助金をつかった詐欺を行う業者があとを絶ちません。

ホームページの制作の料金は数万円からできるものもあるなか、数百万、数千万円とかかるものがあります。

数千万円かかるものはシステム構築から行うなどの理由から作業工程や動員する人数などを見積もり、半年から1年かかるようなものです。

通常の小さな店舗やサービスのホームページは数万円から20万円、30万円程度。普通に考えた作業工程を時給にしてみれば分かる話ですが。

どのくらいの作業や技術コストや知識がかかるものか?
わからずに、言われたまま払ってしまうのはもったいありません。

今ならココナラなどでも低価格でワードプレスでのホームページ作成(コーディングやデザイン含む)ものがたくさんあります。

またホームページにどういった情報を載せたいか?など自分できちんと考えられない人は、多額の費用をはらってホームページをつくることはしないほうが無難です。

まずはSNSで写真投稿をしたり、告知をしたり、といった活動をして、新規顧客が獲得できるまで試行錯誤をしてみたほうがいいです。

また、前述したホームページに必要な情報を押さえていれば、無料で作れる媒体はブログでもなんでもいいわけです。

例えば、家を新築で買った場合、何が必要か?
考えますよね。

掃除機はどこにおこうか?洗剤はどこにしまおうか?

ホームページはなにも入れる情報がなければただの空き家みたいなものです。

一体自分はなにを目的としてそれを必要としているのか?
なんとなく勧誘されたから、あった方がいいから?といった理由で数十万、数百万円といったお金を払わないように気をつけましょう。

補助金でなにかしませんか?という営業がきたら、まずはGoogleで会社名と口コミを検索してみましょう。

3,少額で自分でも広告が簡単に出せる

広告というとGoogle広告のように検索結果に出す広告を思い浮かべる人が多いと思います。それ以外ではサロンの集客では…

  • ホットペッパービューティ

  • 楽天ビューティー

  • オズモール

当りでしょうか?こういったサロン集客のポータルサイトも最低限の費用で出店しただけではお客様が来るサロン来ないサロンがどうしてもでてきます。

地域や地域にいる同業者の数にもよりますが、ポータルサイトに載せたとしても必ずしもサロンの集客ができるというわけではありません。

それよりは自分で数千円から出せる広告がおすすめです。

それは、インスタグラム広告です。

私が集客のサポートで一番成果が出せたのはインスタグラム広告!

インスタグラムの広告は3,000円で5日間という最低金額でのスタートができるのが特徴。Google広告だと2,000円/1日が最低出稿の相場で3,000円では1件も予約が得られない場合がほとんど。

しかし、インスタグラムの広告は3,000円からでリーチできる人数も多く、インスタグラムにちゃんと情報が整理されていれば、1万円程度でポロポロと予約が入ります。

実際に、私がサポートしたサロンでは毎月3,000円で5ヶ月ほど広告を出したところ、そこから新規のお客様からのご予約が入るようになりました。

そして十分なお客様の予約が入ったため、5ヶ月の広告を出した後、インスタ広告は一切出していません。

広告の出し方も少しは変えたのですが、誰にでも出せる簡単な広告の出し方しかしていません。基本的にはストーリーでの広告配信。

ただそれだけ。

意外でしたか?今はYOUTUBE広告、Twitter広告など広告の出向できるところがたくさんありますが、インスタグラムが一番手軽です。

Google広告のようなリスティング広告はちょっと手間がかかるのと操作が難しいのでサロン集客ではおすすめしません。

一番少額ではじめられて、スマホから出稿もできるのはインスタグラムの便利なところですよね。

ただ、インスタグラムの広告を成功させるにはひとつ重要なことがあります。

それは、情報の整理。これができれば予約は比較的にすぐに入るようになります。

おっと。話しすぎたようです。

情報の整理についてはまた今度!気になる方は是非いいねやコメントくださいね。




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