好きなデッキで勝ちてぇよなぁ!?
リスト解説編
こんにちは、アルペジオです。
ひょんなことから2022年11月27日に行われた第10回まめすけ杯で優勝しました、やったぜ。
というわけで、note書くかぁみたいな雰囲気になったのですがいかんせん使ったデッキが環境に合わせて使ったなどではなく、単純に好きだから使ったという自己都合極まりない理由でした。
なのでいつも通り全文無料で投げます,いろんな人に読んでもらいたいですし。
前置きはこのぐらいにして,さっそくリストと戦績をドン!
リストと戦績
はい、というわけで全勝優勝しちゃいました、たまげたなぁ…
途中ヒヤヒヤする試合や、変なプレミもありましたがそれでも全勝です。気持ちいいぜ!
それではカード解説へGO!
安定性と防御がこのデッキの強み
なんか大層なことを書いていますが,要は初動周りの話です。
皆さん,アナカラーで墓地ソースのようなデッキを作りたいと思う時,まず何を入れようと考えますか?
これが私の中ではある程度決まっていて,私は個人的にハッピーセットと呼んでいます。最近頼んだことないですけど
具体的なカードを挙げると,イワシン,デドダム,クロック,ヴァイモデル,モールスの計5種類です。
イワシンは墓地が肥える速度が加速度的に増しますし,墓地から好きなものをタダで回収できるモールスはバグです。いつ温泉に行くかわからない恐怖はありますが。そしてデドダムが強すぎる
それと対戦相手にヴァイモデルとクロックを見せつけると大抵嫌な顔をされます。まぁそれだけトリガーとしての効果が強力ということでしょう、知らんけど。
最近では色の都合上、ジルコンも入れると序盤がかなり動きやすくなることがわかったため採用し出しました。元々はアツトやノロンといった2コスルーターの採用しようとしましたが、奴らではハンドが増えないですからね…
それと書き忘れましたがダンディナスオは最強です。盾見れるし,必要なカードを墓地に落とせるしマージで何でも屋。こいつは墓地ソース界のクラウドです(適当)
というわけで,イワシン4,デドダム4,ジルコン4,クロック4,ヴァイモデル3,モールス1,ナスオ1の計21枚が僕の中では確定しているので,後はDOOMを活かせるように強そうなカードをぶち込むだけってはっきりわかんだね。
フィニッシャーどうする問題
ではDOOMを仮に3枚入れたとして,何でゲームを決めに行くのかが重要になってきます。私は墓地ソースを組むときは,組みたい色以外のカードをな
るべく入れたくないので,基本的にアナカラーから探すことになりました。
パッと思いついたのは,ギガンディダノス,ブラキオ龍樹,モアイランド。どれも何かしら刺さりそうなデッキがあるので,こいつらを最終的に出していくデッキを作ろうと考えました。
クソデカフィニッシャートリオですが,枚数の配分をどうしようかを最後まで悩みました。モアイはDOOMでしか出せないから1だし,ダノスは赤単多いよ~という身内の話を聞いて3ツッパ。ブラキオ?あいつは大体2,古事記にも書いてある。(暴論)
というわけでフィニッシャーはこんな感じに計9枚に決まりました,割と妥当な枚数だと思いますね。今回のリストはまだ綺麗なほうなのでご安心ください,趣味のリストは大体配分が終わってますので。
中継ぎとその他もろもろ
リストについてはここで最後になります!と言ってもこれまでで既に30枚も決まっているので,何を入れるかは少し悩みました。が,やっぱりコイツやなっていうカードはいつの時代にもいます。
まずオブザ,除去兼初動のかさ増しですね。コストも9あって,ダノスやブラキオの種になるのもgood,強いのはもちろんわかってますが,序盤は墓地よりもマナを伸ばしたいので今回は2枚です。
そして最近出てきたスペックお化けこと,龍頭星雲人。基本1,2マナで出るくせにトリガーもついてて盤面1体の確定除去。おまけに10コストとはこれはもう運命。4枚は多かったので3枚に抑えましたが十分です。
残りはスパイナー,ドマンモ龍樹,ガイアッシュ。スパイナーは赤単多い理論で3枚ないと安心できませんでした。ドマンモとガイアッシュは何でしょうね… あったら便利くらいのカードのつもりで入れました。
以上が簡単ではありますが,リスト解説になります!この後にcs当日の様子を書いていこうと思うので,
という方はここまでお読みいただきありがとうございました!何か質問等ありましたらTwitterのDMにでもお願いします。 Twitter @DQ10zeronine
というわけで,ガバレージ編のスタートです。
結局トリガーゲー
運だけ男の予選全勝
初めはビートしてくるデッキと当たれば楽だなぁと思っていたら,本当にその通りになりました。たまげたなぁ…
1回戦,2回戦ともに赤黒邪王門と当たり,え?いま4cじゃなくて赤黒流行ってんの???となりました,何で環境何がいるか見てなかったんですか(困惑)
まぁ殴ってくるデッキにはめっぽう強いのでここはモーマンタイ
問題は次でした。オービーメイカー,存在は知ってるけどどう勝てばいいのかわからねぇ… とりあえず流れに身を任せることにしました
後手だったので先攻3ターンでオービーメイカーが登場,はーつっかえと思っていたら手札にいたのは龍頭星雲人。あれ君確か一体生き物破壊できましたよね…?じゃ,帰ってどうぞ。
というわけでオービーメイカーを破壊したとたん相手は失速。どうしようもなくなったので殴ってきたところをスパイナーで粉砕,やったぜ。
赤単相手にはダノスを出して終わり!そして予選の最終戦で当たったのが5cキューブ,心臓に悪いねぇ!まぁ好きですけど。
ただ予選は相手の捲りが弱かったのでどうにかなりました,というわけで予選一位通過を果たし,決勝トーナメントはこの順位にかなり助けられることになります,なぜなら一位は確実に先攻を貰えますから。ちなみに全試合なにかしらトリガー埋まってました,運だけ運だけ
決勝は初戦から最終戦までいつもギリギリ
予選一位通過を果たし始まった本戦。過去に一度だけ赤黒墓地ソースでベスト8に入ったことはありますが,最近はそんなことはなく実に2年ぶりの本戦でした。
本戦1戦目はトリガーが龍頭星雲人しかなく,相手がジャスキルで突っ込んできたためどうにかなりました。試合後に相手の次の動きを見たらバルガバルガでひき殺されていたので危なかったですねぇ…
本戦2戦目は本当に泥仕合でした。先攻なことが幸いし,先4ロストを投げられることはなかったですが,普通に後手4ロストを食らい崩壊。その後シャラップで墓地を消されました。
普通だったらこの時点で誰もが負けだなと思うでしょう。ただ私は,まぁリソースはある程度伸びてるし,墓地さえ増えればいけると思っていました。
結局勝負は時間制限ギリギリまでもつれ,相手のリソースがなくなったところでたまらずCLIMAXジャオウガで殴ってきましたが,sstのスパイナーで盤面を返し,DOOMでモアイを出して封殺。やったぜ。
準決勝の5cキューブは予選でもあたった方だったので,お互いデッキの内容をある程度知っていたので私はドギンダンテやドルファディロムを出されたら面倒だなと思っていました。そしてミステリーキューブを詠唱,出たのは… ドキンダンテやんけ。
おいおいおいおいおい,まずいですよ!あの化け物どうすんだよ,そう思っていたら手札にあったガイアッシュカイザーが素晴らしい仕事をしました。
ドキンダンテを出された返しのターンに手札にあったモアイでドキンダンテは機能不全になり,それで何ターンか稼いでDOOMでブラキオを立てて勝ちました,マジで運だけじゃないか(困惑)
そして来ました決勝戦… 幸い先攻だったのでギリギリ墓地を増やすことが出来ましたが,相手が後手4ターン目で,1コス,ガガガ,バッド,ゴゴゴと赤単の動きではW役満級の過剰打点が飛んできたときには流石に死を覚悟しました…
ただ,今回も盾が強かった,強すぎた。最初の2点でクロックを踏み,返しのターンは盤面を1体処理してターンを返しました。クロックでバッドに突っ込んでヴァイモデルを有効トリガーにすることは忘れずにしました,マジでこれ大事。アナカラー墓地ソのテストで出ます。
そして相手のターン,相手はもうリソースがないので盤面でリーサルを狙うしかありません。ガガガで2点!出てきたのは…
ヴァイモデル
やったぜ!心の中で拍手喝采をしながら墓地からクロックを蘇生してターンを奪いました
というわけで相手の免許証を強奪して,DOOM召喚!墓地からダノスで相手が投了して優勝が決まりました。気持ちいいぜ!
と,快進撃で勝ってきたように書いてますが色々とやらかしています。例えば相手の場にガイアッシュがいる状態でDOOMを出したり,4ターンロストで萎えていて,マナにあったジルコンを出さなかったり… ほんとよく致命傷にならずに済んだなと思いますね,もうちょっと練度を上げねば(使命感)
終わりに
これで私が書きたかったことは大体書き終えました,最後にこのデッキを作りたいという方向けに,このデッキの制作秘話を書いて終わろうと思います。
もともとDOOMはエザワとシャコで勝つのが一般的だと思いますが,私は金銭の関係上ナウオアネバーがなかったので「じゃあアナカラーで殴って勝てるデッキ組めばええやん」となって,結果今回のような形でお披露目することとなりました。
私がこの記事で伝えたいことは,自分の好きなデッキで勝ちたいと思う心はデュエマをやる上では重要なモチベーションの1つだと思うので,あのカードないからあのデッキ組めねぇわと思わずに何とかできないかを少し考えてみてください。これからも,環境にいない変なデッキを使うものとして,少しでも結果を残せるようにテキトーに頑張ります,それではまた。