やっぱり人に出会いたい。キャンプ場での出会いは海外旅行のドミトリーでの出会いに似ている。
週末、車で30分の山と海に面した場所へ、家族キャンプに行ってきました。
10時チェックインして、昼ごはんを作って食べる。炭火でイカやトウモロコシを焼いて、おにぎりを食べる。青空の下、それだけで幸せです。
ごはんを食べて何をするでもなく、いろんな色が重なり合った山の緑を眺めたり、海を渡る大きな貨物船を目で追ってみたり、青空を羽ばたくトンビを見上げてみたり。外の風に当たりながら、「おにぎりが美味しいなあ」と思わず声に出してみたり。
キャンプに来ていた他の家族の女の子が、うちの娘に会いに来てくれました。今年6歳!来年から小学校だね!と意気投合し、3歳の弟くんを引き連れて3人で広大な野原に遊びに出かけていきました。
お母さんとお話しする中で、地元が隣り町だったことがわかり意気投合!歳は離れているけど、目指したい暮らし方、仕事のこと、家族のこと、これからの生き方のこと、語らいました。(ソーシャルディスタンスで!ベンチに座って海を眺めながら)
これまでの自分のことを知らない人と話すと、ずばり真髄をついた「ひとこと」をくれたりします。あれこれ余計なものは置いといて、客観的にシンプルに。この場だけの繋がりでサヨナラするのが寂しくて、LINE交換しました。世界一周旅行をした時の、ドミトリーでの出会いに似ている。広い宇宙の中で、同じ日に偶然居合わせた存在。お互いの過去も何も知らないけれど、同じ場所で同じ景色を見て語らう。お互いのこれからの旅を応援する。
なんだか嬉しくて。
キャンプに行くって決めるのも、準備するのも面倒だったりするけれど。やっぱり自ら動くといいことあるな!と思いました。内にこもる、もよいけれど。時には外に出て行くことで、出会いたい人に出会ってしまう。
今はコロナ時代で旅には行けないけれど、旅の醍醐味は現地での人との出会いであり、そこからはじまる人との交流だと思っています。
やっぱり、わたしは、人に出会いたい人なんだ。
旅ができなくても、こうして人に出会うことができると実感した週末でした。
きちんとコロナ対策した上で、自ら動いてみようと思います。