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金沢観光 兼六園だけじゃない② ~歴史考察~

(カバー写真は、尾山神社)

加賀前田家3代利常は京都から千家等を招へいし、茶道文化が発展
⇒茶道具にまつわる工芸技術も発展
⇒現代2020年、国立工芸館(名誉館長は中田英寿氏(サッカー元日本代表選手))が移転してきた!
強大な徳川政権に、文化政策で以て対抗した矜持(きょうじ、プライド)
金沢の歴史は浅いが、福井の歴史とも絡み合い、それらを取り込むことで重層化

国立工芸館

参考:福井城などの規模比較(最も外側の外郭線まで)

金沢城・富山城:≒0.3 ㎢(1xとする)
小松城:0.56 ㎢(1.86x)
山形城:2.35 ㎢ (7.83x)
福井城:2.56 ㎢~4 ㎢?(8.53x~13.3x?)
名古屋城:3 ㎢(10x )
小田原城:3.48 ㎢(11.6 x)
大坂城(豊臣期):4 ㎢~5 ㎢(13.3x~16.6x)
江戸城:20.84 ㎢(69.4x)

金沢城は、富山城とも同等。東京ドームは0.5㎢。

参考2:石高の比較(関ヶ原以後)

江戸・天領(徳川将軍家) 400万石
加賀藩(前田家、外様) 120万石
薩摩藩(島津家、外様) 72.9万石(内高は90万石以上)
福井藩(越前松平家、親藩・御家門筆頭) 68万石
※藩祖の結城秀康に、さらに25万石の加増計画(家康による、100万石に引き上げ案)
仙台藩(伊達家、外様) 62.6万石(内高は100万石超え)
尾張藩(徳川御三家・筆頭、親藩) 61.9万石
紀州藩(徳川御三家、親藩) 55.5万石
熊本藩(細川家、外様) 54万石

全国の総石高は1850万石。水戸藩(徳川御三家) は28万石。
外様大名の石高を上げることで懐柔。
越前松平家は「制外の家」。


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