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禅の道(63)クリスマスの日に
日本のクリスマスとお正月に想うこと
今日はクリスマス。街中はイルミネーションに彩られ、あたたかな雰囲気が漂っています。日本ではクリスマスが宗教行事というよりも、家族や友人と楽しいひとときを過ごす特別な日として受け入れられています。そしてこの光景を見るたびに、日本の宗教観の寛容さを思い起こします。
多くの日本人はクリスマスを祝い、除夜の鐘を聴き、年明けには初詣に出かけます。キリスト教、仏教、神道といった宗教の垣根を超えて、それぞれの文化や慣習を自然に取り入れているのです。この柔軟さと調和の感覚は、日本の素晴らしい特徴のひとつだと思います。
子どものころの思い出
私にとってクリスマスといえば、やはり子どものころの思い出が心に残っています。あの頃、特別なごちそうやケーキが楽しみで、サンタクロースの話に胸を躍らせていました。家族で過ごす時間が温かく、嬉しいものでした。サンタが父であることを姉たちからバラされても信じられませんでした笑
年末になると、家では大掃除が始まります。家中をきれいにして新年を迎える準備は大変でしたが、どこかワクワクする時間でもありました。そして大晦日の夜には、年越しそばを食べ、紅白歌合戦を観るのが恒例行事でした。
年が明ける瞬間には、時計を見ながら家族全員で「明けましておめでとう!」と言い合い、その後は静かに寝正月を迎えるという、なんとも穏やかな時間が流れていました。
続いていく幸せ
こうした慣習や幸せな時間は、世代を超えて受け継がれていくものです。大きなイベントや豪華な過ごし方ではなくても、日々の中で繰り返されるこうした小さな幸せこそが、心を満たしてくれるのだと思います。
これからも、クリスマスの明るさや年末年始の穏やかさが多くの人の心に灯り続けることを願っています。そして、その一瞬一瞬を大切にしながら、新しい年を迎えたいと思います。
どうぞ皆さんも、幸せなクリスマスと年末年始をお過ごしください。そして来年も、笑顔あふれる素晴らしい一年になりますように。
こうした季節の移り変わりの中で感じる喜びと平和。それは、禅の心にも通じるものではないでしょうか。大きな出来事にとらわれず、今この瞬間を大切に生きること。そのシンプルな気持ちが、日常を豊かにしてくれるのだと思います。
何でもない日々を大切に!
ご覧いただき有難うございます。
念水庵 正道
にゃんすいあん日記33日目
三匹の黒猫(こことビリーと私)。
さんにんだけのクリスマス。
かぞく水入らずのだんらんなのだ。
これでいいのだ笑
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