【ダイヤモンドの輝き】

突然ですが、質問です。
貴方はダイヤモンドをご存知ですか?


そうです、あの世界一硬い宝石の事ですね💎


今回は、このダイヤモンドについて、お話していこうと思います。


続いての質問です。貴方は、ダイヤモンドの価値をご存知ですか?


相場を見てみると大体1カラットにつき100万円前後。

勿論、カラットの値が大きくなると、それに伴って値段も上がります。


更に質問です。貴方は、ダイヤモンドの『機能的価値』をご存知ですか?


はい。よく考えてみてください。


工場で使用する場合は話が変わりますが、我々が個人で使う場合、ダイヤモンドには機能的価値が存在していません。


当然ですね。だってただの石ころをそれっぽくカットしただけだもの。投げて当たれば痛いでしょうが、使い道はそれくらいでしょう。

こんな石くれに100万円もの大金を払う方がアホらしいです。


じゃあなんでその石くれに100万円もの価値が掛かっているか、貴方は分かりますか?


解答を言ってしまうと『ダイヤモンドには希少性・情緒的価値が存在している』からです。


まずは希少性。

ダイヤモンドって滅茶苦茶珍しいですよね?


事実、採掘量としては毎年25トンと金のそれ(3000トン)を大きく下回りますし、この25トンの8割、20トン程が工場用に回されていきます。


そして残った5トンの中には1カラットに満たない大きさのダイヤモンドも含まれています。

そう考えると、1カラットのダイヤモンドが如何に珍しいかが分かりますね。


次に情緒的価値です。この単語は機能的価値の対義語であり、『感情』や『心』といった部分にフォーカスを当てています。


要は、ダイヤモンドって『美しい』し『格好良い』し『ロマンがあります』よね、って話です。


これが『不細工』で『カッコ悪』くて『ロマンが無』ければ、幾ら希少価値が有ったとしても、誰も目を向けなかったでしょう。精々マニアックな愛好家達が注目して終わります。


誰でもパッと見でダイヤモンドの美しさが分かるからこそ、ダイヤモンドは大きな価値を持つことが出来ているのです。


さて、この『情緒的価値』、ビジネスに役立てることは出来るのでしょうか。


機能的価値は『道具として使えるかどうか』です。

つまり、拙作『エスカレーター』だと


・このコンテンツは『コンテンツビジネスの道筋、マインド、リサーチ、コンセプト、そしてコンテンツ製作まで』を学ぶことが出来る


という部分ですね。

これが情緒的価値になるとどうなるか。


・このコンテンツを購入する事によって、『あなたはビジネスで大きな飛躍を挙げることが出来、コンテンツ通りに物事を進められたら1年後には月100万円を狙える仕組みを持つことができる』


となります。ロマンがありますね。


機能的価値だけを考えるなら、残念ながらそこに大きな価値は期待出来ません。

何故なら、機能的価値があるという事は道具であり、道具である以上消耗される事が前提になるからです。


つまり、この情緒的価値をどれだけ刺激できるかが、我々コンテンツマネタイザーが目指すべき思考なのです。


今回はここまで。
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