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音楽好き

音楽好きとはどういう人のことだろう?

僕はあるとき自分は音楽が好きな訳じゃないと感じたので、曲を作ったり音楽活動の目標を掲げてはいるけど音楽が好きなスタンスではやってない。

よく音楽好きは歌詞はどうでもいいみたいなことを聞くが、音楽と歌という区別はひとつ分かりやすいのかなと思う。

音楽は音そのものというか、いわゆるインストだったり劇伴だったりで、歌は歌詞があるやつって感じですね。

音楽好きは邦楽聴かないみたいな主張をする人もいるので、洋楽やKPOPの言語を音として捉えるのも歌じゃなく音的な捉え方ですが、それならボカロなどで見られる支離滅裂な語感重視の歌詞も同じようなものに感じますね。

自分は最近になって音的な捉え方でも好きなものがチラホラ出てきましたが、基本的には歌寄りの捉え方で言葉を重視してます。

元々音楽を聴くようになったのは他人の価値観を手っ取り早くたくさん吸収するためで、音楽に救いとか癒しがあった訳ではありませんでした。

イヤフォンを付けると防空壕的なイメージで避難出来るような感覚はありましたが、だからと言ってそこが安全だとは思ってなかったんですね。

言葉に重きはおいてるけど本を読んだり文章を書くのは苦手だったので、そんな僕でも摂取しやすかったのが歌だったという訳です。

なぜ突然こんな話をしたかと言うと、今日先送りにしていた歌の撮影をようやくしてきたんですが、やっぱり演奏するのって退屈だなって思ってしまいました。

僕は小学生のときに作詞作曲をしたのが楽しくて、もっと上手く書ける気がして試行錯誤しながら続けてきています。

最初の作詞作曲は自由帳とシャーペンで始めたので、コードとかDTMの存在を知ったときに音楽って凄い不自由だなって思ったんです。

それでも伴奏がないと聞きてもらえないし、自分で聞き返しててもアカペラだとイマイチ盛り上がらないので、楽器はやりたいことの中のやりたくないことという位置付けです。

ここまで読んでもらえば、冒頭で僕が音楽好きのスタンスじゃないと言ったのも理解してもらえると思います。

ここで音楽と歌のちょうど間にあるメロディという存在について触れたいと思います。

音楽を構成する三要素として、リズム・メロディ・ハーモニーというのがありまして、リズムとハーモニーは音楽要素が強いですが、メロディは歌側の属性が強いかなと思います。

でも僕が自由帳で作詞作曲できていたのはメロディの中にリズムもハーモニーも含まれているからなんです。

ここちょっとややこしですけど、メロディを歌うにもリズムを把握しないと難しいですよね。それにハーモニーはメロディの重なりで出来てるみたいなものなのでメロディが決まってればハーモニーも必然的に決まってるようなもんだよね的なことです。

なので歌といえばメロディだけど、メロディは音楽を構成する大切な要素なので、歌が好きな人も音楽好きと言ってもいいよねと思います。

むしろメロディこそが音楽みたいところもあって、楽器を演奏する人はフレーズとかフィルといった音の塊を演奏して楽しんでるはずです。

それってすなわち気持ちいいと感じる大枠は一緒で、細かい好みの違いというか、美学の違いみたいなもんかなと思います。

それが僕の場合、小節や拍に支配されない歌詞とメロディの作詞作曲が好きというところに落ち着いてるという感じです。

実際は小節とか拍は存在してるんですけど、可視化されると自分の中の感覚が狂ってわけが分からなくなるんですよね。

まぁそんな感じで、音楽が好きな仲間が欲しいなって思ってます。

僕の書く歌詞とかメロディが好きだと思ってくれて、こうやって編曲したらもっと良くなるぞ!って思ってくれらような仲間を探してます。

以上です。ありがとうございました。

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