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HPSだからなのか?

僕はお風呂のタイミングがわからない。

これは食後すぐに入るのは危ないとか、寝る前に入る方がよく眠れるとか、そういう話ではなく、そこに至るまでに相当な体力と精神力が必要になるという話だ。

つまり今回は、仕事やら家事やらと時間を使っていたら、入浴する元気なんてどのタイミングにも存在しないという悩みについて話たい。

冒頭で挙げたのはHSP的な理由によるものなのだが、実は子供の頃からずっと入浴自体は嫌いだったので、別の理由との複合的なものではないかと考えている。

仮説のひとつが水が苦手ということだ。

一人暮らしを始めて洗い物を毎日してる中で、手が濡れることの不快感を意識するようになったのだが、思い返すと保育園の頃、水泳教室で足だけを入れてバタバタするのでさえ怖くて泣いていた覚えがある。

しかし、お風呂にしろ大雨にしろ、全身が濡れてしまえば開き直って楽しくなってくるという側面もあるので、あくまでも体の一部が濡れることへの反応ではあるようなのだ。

色々調べてみると、似たような事例には潔癖症的なことが書いてあったのだが、その他で自覚するような症状がないので定かではない。

このように、体力を使うことと水が苦手であることが、入浴への大きなハードルであると考えている。

正直なところ、水に関しては慣れるしかないというか、そういうものだと思い込むしかないと思っていて、性行為などの体液で濡れることに関しては全然慣れる気配はないのだが、水道水なら徐々に慢出来るようになっている感覚がある。

以上のことから、HSP的な部分を克服するのが重要なのでは?と考えている。

ちなみに今は居住環境の問題として、ボイラーの調子が悪いことや、洗濯物を干せるスペースが限られていていて好きなタイミングで入れないというのもあるが、近々引っ越しを考えているので、その辺も見越しての対策を考えていきたい。

まず帰宅後すぐ入浴する方法は候補から外れる。

外出するだけでも相当疲れるんだから、そこはとりあえず一回座って一息つかせるくらいのゆとりは欲しいし、その状態で浴室に行って、もし足を滑らせて怪我をしても大変だ。

しかし一度座ってしまったら次動き出すための労力が余分にかかることになるので、実は夕方以降に帰宅している時点でもう積んでいるのかもしれない。

ちなみに夜の行動として、料理をして夕食、洗い物、歯磨き、これらは最低限遂行したい内容で、筋トレや軽い洗顔などもしようと思ったらそれだけでキャパオーバーだ。

自分は長期的な集中力がないことを分割して行うことで解決しているので、消灯時間までの限られた時間でこれらをこなすのは意外と難しい。

更に食後は血糖値の上昇に伴い動きたくないモードが発動する上に、YouTubeなどで新コンテンツが更新されることもあって、時間を無駄に消費してしまう事件が多発している。

よって、夕食の作り置きがあって外出しない日にしか、入浴ができていない現状なのだ。

そうしてなんとか時間を作っても、明日でいいやとなってしまうので、シーツや枕カバーを朝のうちに剥ぎ取り、新しいのに交換しないと寝れない状態を作るようにしてる。

そうすると、新しいのに帰るならお風呂入ってからにしたいという、若干の潔癖症を活かして逆に入浴へ誘うことができる。

だがそんな簡単に解決する問題ではなく、それでも明日でいいかとなることもしばしば。

ちなみに今の居住環境はユニットバスです。

お湯が貯められないので必然的にシャワーを浴びるしかできませんから、入浴=立ちっぱなしというのもハードルを上げているかもしれません。

そこで先日思いついたのが、入浴する30分くらい前から事前に服を脱いでおく作戦です。

ワンルームの物件なので脱衣所がなく、さっきまで作業したり、まったりしてた場所が入浴するときだけ脱衣所になると考えると、やはり気持ちの切り替えが難しい。

服を脱いだりするのがめんどくさくて、先送りしてしまうのなら、いっそ服を脱いでしまった状態で過ごしていれば、行くぞ!と思ったときそのまま浴室へ向かえます。

結局、ベッドのシーツを事前に取っておくのと同じ手法ではありますが、お風呂に行こうと思った瞬間を逃さないようにするのが重要なんだと思います。

しかし浴室に入っても安心はできません。

いつからかは忘れましたが、浴室の無音が耐えられなくて、毎回音楽なり動画を再生しています。

浴室に向かう前にこれを選んでるからタイミングを逃すってのもあると思うので、本当はやめたいんですけど、日中もずっと動画を流して音のある状態にしてしまってるのでやめられないんですよね。

実はこの無音問題を解決すれば、僕の生活の悩みはほとんど改善される可能性すら秘めてるんですが、HSPの場合刺激の少ない無音はむしろ心地良いものであると論じられています。

僕自身も無音の方がというより、雑音があると思考の整理の邪魔になるというのは凄く感じてて、それでも1人暮らしの部屋での無音は怖いし、ソワソワするし、耐えられないんです。

それでも定番のものというか、これを流しておけば安心みたいなものが作れないのも問題で、例えば音楽で気分が上がるときもあれば、音楽がノイズにしかならない日もあります。

そんな風に、その時の気分や体調によって、合う周波数みたいなものが変わってる感じなんですね。

それで色々なシチュエーションを思い出すと、湯船に浸かってた頃は再生機器を持ち込んでいなかったです。

やはりシャワーを浴びるだけというのが、全くリラックスできていないということなのかもしれません。

結局、根本的な安心のなさを解決しないと色々詰んでる節があるんですが、とりあえず今できそうなことは、湯船のある家に引っ越すことかなと思います。

朝がいいのか夜がいいのか、それとも昼間か、と色々考えるけどいいタイミングが見つからなくて、その上で1番マシなタイミングに全裸で過ごすとか、浴室で動画を再生するとか、対策は講じてるわけですよ。

それなのに入浴するのが習慣にならないという、ハードルを感じてるのなら、もっと根本的な解決作が必要です。

これから寒くなってくると尚更浴室に行くのが億劫になるなと思ってます。

丁寧な生活を心がけているんですが、やっぱり生活するのってめんどくさいことが多いですね。

今日はだいぶ散文で書きましたが、こういう類の話は文章よりも喋った方が表現しやすそうだなと学びになりました。

お付き合いいただきありがとうございました。

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