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他人の幸せ

自分自身に対して呆れる瞬間というのがちょくちょくある。

いつまでそんなこと気にしてるんだよ。とか、割と年齢に伴って寛容になれそうな部分に対して感じることが多いのだが、1番は街中でカップルを見かけると嫌な気持ちになることだ。

これは明らかに同世代から歳下の場合に強く反応が出て、少し歳上っぽかったり子連れの家族だとあまり気にならない。

昔は誰彼構わず2人組以上とすれ違うだけで嫌な気持ちになっていたので、これでもだいぶ緩和された方ではあります。

僕の家の周りはファミリー層が多く住んでるので休日には親子で公園で遊んでたり、庭でバーベキューをしてたりする光景をよく見かけるんですが、ここ2年くらいでそれは微笑ましく見られる心を手に入れました。

しかし、小中高も近くにあるので夜の公園で高校生カップルとかがイチャイチャしてたりすると嫌な気持ちになります。

10個くらい年下の子たちが青春してるんだから微笑ましく見て見ぬフリしてやれよ自分と思うんですが、なぜかそこだけはずっと変わらずなんですよね。

現状自分に恋人がいないからって理由ならまだいいんですけど、だとしたら僕には家族もいないので辻褄が合いません。

そこで色々考えてみたんですけど、高校時代の失恋の影響かなと思います。

話すと長くなるので割愛しますが、自分は高校生のとき奥さんにしたい人と思ってた人がいて、それが上手くいってたら今頃な〜、、みたいなことを考えてしまったり、あのときこうしておけば…みたいな内省を始めちゃうスイッチなってる節があります。

先ほど挙げたように同世代以上のカップルにはそういう嫌な気持ちにあまりならないというのは、この先の未来ではパートナーがいる可能性があるのでならないと考える辻褄が合います。

学生時代の自分ならすれ違ったカップルの9割はどうせ別れるとか思ってたので、いわゆるリア充爆発しろ的な思考があったような気がするんですけど、結局は比較してしまってるのかもしれません。

特に若くて外でイチャイチャするカップルってイケイケな感じがあるからまだ子供の恋愛だなって思って可愛い気を感じるんですが、多少落ち着きのある新社会人的なカップルは1番直視できません。

もちろん羨ましさからきてるものではあると思うけど、人の幸せをちゃんと100%で喜べるような人になりたいなと思ったりします。

僕が奥さんにしたかった人は、他人のことを自分事のように喜んだり悲しんだり怒ったりできる人でした。

まだまだ未熟な人間、男だなと感じた話でした。

ありがとうございます。

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