北島 正信 KITAJIMA Masanobu
経歴
1965年、佐賀県佐賀市の北島味噌醤油店の長男として生まれる。姉と妹の3兄弟で、子供の頃から後継ぎとして味噌醬油屋をやるもんだと普通に感じていた。福岡で学生時代を過ごし、卒業後は東京の不動産会社に就職。時はまさにバブル、「3年外の飯を食ってくる」予定が3年延長で、28歳の時に故郷佐賀へ。地元お酢屋さんの7番目の息子だった初代の北島文七が昭和3年に創業した北島味噌醤油店の3代目として、味噌醬油の製造に携わる。「食」は人が生きていく上で一番大切な事と考え、伝統の製法を守り